開発者に聞く!洗濯洗剤「Rinenna(リネンナ)」ガイド|種類や使い方などをご紹介

お洋服についた黄ばみ、黒ずみ、頑固な汚れを、いつもゴシゴシもみ洗いしていませんか?家で落とすのはもう無理かも...と諦めている方もいるかもしれません。そんな頑固で厄介な汚れを、ラクして落とせたら最高ですよね。
そこで今回は、つけ置き洗いで汚れを落とす洗濯洗剤〈Rinenna(リネンナ)〉をご紹介します。〈Rinenna(リネンナ)〉の開発者である、〈株式会社ユーリエ〉代表の平島さんにお話を聞き、開発のきっかけから使い方まで〈Rinenna(リネンナ)〉の魅力をたっぷりお届けします。

ママの救世主!「Rinenna(リネンナ)」

赤ちゃんの衣類にも安心して使える洗剤リネンナ
左から
Rinenna#1 マンダリンシトラス 3,850円
Rinenna#2 ホワイトムスク 4,378円

ママたちの間で人気の洗濯洗剤〈Rinenna(リネンナ)〉。そもそも、どのような洗剤なのでしょうか。まずは〈Rinenna(リネンナ)〉の特徴や種類について確認していきましょう。

Rinenna(リネンナ)とは?

〈Rinenna(リネンナ)〉は、つけ置きタイプで使い方が簡単な洗濯洗剤です。粉の粒子が細かい粉末洗剤で、水に溶けやすいのが特徴。

身体から出るタンパク質や皮脂の汚れに注目して開発されているため、汗染みや血液汚れ、赤ちゃんのウンチなどの汚れをしっかり落とします。さらに、〈Rinenna(リネンナ)〉は蛍光剤不使用・ノンシリコンに加え、赤ちゃんの衣類に使っても安心な成分を使用しています。

つけ置き後は洗濯機に入れるだけ。めんどうなもみ洗いを無くし、洗濯の時間を楽にすることができます。

Rinenna(リネンナ)の種類

〈Rinenna(リネンナ)〉は、〈Rinenna#1〉と〈Rinenna#2〉の2種類が展開されています。二つの違いについてみていきましょう。

写真左の〈Rinenna#1〉はスタンダードなつけ置き洗剤。気持ち良く洗濯できるマンダリンシトラスの爽やかな香りが魅力です。また、ついついランドリールームに置いておきたくなる、かわいらしいパッケージが人気の秘密です。大切な人へのプレゼントにもおすすめですね。値段は1キロ3,850円。

写真右の〈Rinenna#2〉は、ニオイ汚れにフォーカスした洗濯洗剤。〈Rinenna#1〉では落としきれない頑固なニオイをごっそり取ってくれます。洗濯後の洋服を優しく包み込むホワイトムスクの香りがポイントです。値段は800グラムで4,378円。

知られざる「Rinenna(リネンナ)」の開発秘話

株式会社ユーリエ 代表取締役・開発者 平島さん

株式会社ユーリエ 代表取締役・開発者 平島さんにお聞きした、リネンナの開発秘話をご紹介します。優しいつけ置き洗濯洗剤は、どのようにして生まれたのでしょうか。

【開発のきっかけ】もみ洗いを「ホッとひと息つく時間」に

〈Rinenna(リネンナ)〉開発のきっかけは、東日本大震災。赤ちゃんの紙オムツが不足した経験がきっかけでした。
当時私には月齢2ヶ月の赤ちゃんがいて、紙オムツの代わりに布オムツを使っていたのですが、洗濯がとにかく大変。使うたびにもみ洗いをしてるのに、ウンチ汚れが頑固で落ちにくいんです。

さらに、ミルクの吐きこぼしやご飯の食べこぼしなどで、赤ちゃんとママの洋服もよく汚れます。毎日オムツと洋服のもみ洗いをしているうちに、人間が一生のうちに洗濯に費やしている時間が気になって計算してみたんです。

なんと、1日30分の洗濯を30歳〜80歳までするとして、おおよそ9,000時間も洗濯に費やしていることがわかりました。もみ洗いの時間が1日10分だとしても、一生で考えると相当な時間になります。もみ洗いの時間が本当にもったいなく感じ、もみ洗い不要で赤ちゃんの洋服にも安心して使える洗濯洗剤を探し始めました。

国内はもちろん、海外の洗剤も取り寄せて100種類以上を試しましたが、洗浄効果が高く赤ちゃんの衣類に安心して使える成分を使用している、理想の洗剤をみつけ出すことはできませんでした。それならば自分でつくろうと、洗濯洗剤の知識ゼロだった私の洗剤づくりがスタートしたんです。

【開発の過程と完成】多くの無理難題をクリアして納得の商品に

リネンナの香りについて話す開発者の平島さん
〈Rinenna(リネンナ)〉の開発を始めようと思ったものの、洗濯洗剤の知識はゼロ。まずは、ご協力いただける原料会社を探すことから始めました。素人である私の話を聞いてくれる会社はそう簡単には見つからず...あきらめずに探し続けて、ようやく開発にご協力いただける会社に出会えました。

しかし、大変なのはここからでした。開発が始まっても、その道のプロである原料会社と素人の私とでは話が噛み合わないことが多々あったんです。

私が「誰でも落とせる」「環境にやさしい」「安全である」という3点を絶対条件としてあげると、原料会社の方は「洗濯する水の温度を高くする」「洗剤を混ぜて使う」という方法が無難だと提案してくださいました。でも、たとえば80℃のお湯を使うのは危険だし、洗剤を混ぜて使うのは、たとえ2種類だけでも手間だなと感じました。

せめてお風呂のお湯くらいの温度で、1種類の洗剤で完結させたい。たくさんの無理難題を言い、あらゆる原料の中から厳選しブレンドを繰り返しました。洗濯の素人である友人に実際に洗濯してもらう実験を繰り返して、ようやく理想の洗濯洗剤〈Rinenna#1〉が完成したんです。

「Rinenna(リネンナ)」のここがスゴイ!おすすめしたいポイント

リネンナはこうして産まれた
〈Rinenna(リネンナ)〉には、開発者 平島さんの想いがたくさん込められているんですね。ここからは、洗濯をもっと楽しむことができる、〈Rinenna#1〉と〈Rinenna#2〉のおすすめしたいポイントについて解説していきます。

〈Rinenna#1〉の洗濯が楽しくなる仕掛け

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まずは〈Rinenna#1〉からご紹介。洗濯がもっと楽しくなる仕掛けがたくさんあります。

洗濯がリラックスの時間になる「香り」

憂鬱な洗濯が少しでも楽しくなるように、香りにこだわっています。香りは洗濯洗剤定番の石鹸やローズの香りではなく、インテリアなどでよく使われる「マンダリンシトラス」を選びました。

原料会社さんには「なぜこの香りを選ぶのか」と不思議がられましたが、これまでにない洗濯洗剤をつくりたかったのと、洗濯の時間をリラックスできる時間にしたかったので、あえて洗濯洗剤としては珍しい香りを選びました。爽やかなやさしい香りに心が安らぎ、気分がパッと明るくなってもらえたら嬉しいです。

使うたび気分の上がる「パッケージ」

パッケージにもこだわっています。洗濯洗剤らしくないデザインにしたかったので、デザイナーさんへのオーダーは、洗濯用洗剤のパッケージであることは伏せて「石鹸のパッケージ」とだけお伝えしていました。デザインに洗濯を象徴するものを入れず、清潔感のあるさわやかな印象で、使うたび気分が上がるようなデザインにしたかったのです。

洗剤ボックスの内側にもデザインを施したり、エコの観点から粉を入れる袋は紙を採用したりと、毎日の洗濯を楽しくしながらも、環境を考えたパッケージづくりを心がけました。

ニオイ汚れをごっそり落とす〈Rinenna#2〉

ニオイを落とすリネンナ
〈Rinenna#2〉は、特にニオイ汚れにフォーカスした洗濯洗剤です。ママさん達の洗濯悩みの一つに「夫のシャツや枕カバーについたニオイが落ちない」というものがあり、「ニオイをごっそりと落とす洗剤をつくってほしい」というご要望をいただいたので、〈Rinenna#2〉を開発しました。

ニオイや黄ばみ、黒ずみは身体から出るタンパク質が原因なので、〈Rinenna#2〉は、このタンパク質の汚れに着目し、タンパク質分解酵素をブレンドしています。

洗濯方法は〈Rinenna#1〉と同じ。約40℃のお湯に30〜60分つけ置きしてから洗濯するだけで、ニオイも汚れもすっきりと落とすことができます。香りは、女子大生や主婦の方からアンケートをとり、最も人気の高かった「ホワイトムスク」の香りを採用しました。ニオイ汚れが特に気になる方は、ぜひ試していただきたいです!

「Rinenna(リネンナ)」の効果的な使い方

頑固な汚れをリネンナで落とす
ここからは、〈Rinenna(リネンナ)〉の効果的な使い方、汚れの落とし方についてご紹介します。使い方はとっても簡単です。もみ洗いでは落ちにくい頑固な輪ジミの汚れを〈Rinenna#1〉で落としてみましょう。

リネンナでつけ置きする
フレディレック ウォッシュタブ 2,200円

まず、約40℃のお湯(お風呂のお湯くらい)に〈Rinenna#1〉の洗剤を混ぜます。2Lのお湯に対し、計量スプーン1杯分が目安です。

汚れが気になる部分を下向きにして、約30〜60分つけ置きをします。

リネンナでつけ置きした洗濯物
つけ置きが終わったら、そのまま洗濯機へ。いつも通りのお洗濯をして終了です。今回は30分のつけ置き時間で、どれだけ汚れが落ちたかを検証しました。結果は...

30分リネンナのつけ置きで頑固な汚れもきれいに
つけ置き前と30分後の状態がこちら。なんと、もみ洗いなしでここまで汚れが落ちました!お湯に〈Rinenna(リネンナ)〉を入れてつけておくだけの「つけ置き洗い」で、ご覧の通りの汚れの落ち具合です!

つけ置きをしている時間にその他の家事をしたり、赤ちゃんと遊んだり。もみ洗いで苦労していた時間を有効に活用することもできますね。

〈Rinenna#2〉も、〈Rinenna#1〉と使い方は同様。頑固な汚れと共にニオイも落としたい!と考えている方は、〈Rinenna#2〉がおすすめです。

「Rinenna(リネンナ)」を通して伝えたいこと

リネンナと開発者の平島さん
憂鬱な洗濯時間が楽しい時間になるようにと〈Rinenna(リネンナ)〉シリーズの開発を続けてきました。少しでも多くの方にお試しいただき、充実した時間づくりのお手伝いがしたいです。

また、洗濯洗剤の開発をし、新しい役目が与えられたと感じています。それは「正しい洗濯方法」を伝えること。洗濯について調査する中で、多くの方が間違った洗濯をしていることを知りました。

例えば、柔軟剤を入れすぎてしまうことです。また、1回のすすぎだけで済ませてしまうと汚れが落ちきらない場合があります。汚れをしっかり落として清潔な洗濯をするために、柔軟剤や洗剤は容量を守って使うこと、すすぎは最低でも2回以上行うのがおすすめです。これからも〈Rinenna(リネンナ)〉の魅力はもちろん、正しい洗濯方法をお伝えし、たくさんの方の力になれたらと思います。

おわりに

これまでの洗濯を変える〈Rinenna(リネンナ)〉シリーズ。大変だったもみ洗いの時間をホッとひと息つけるリラックスタイムにしませんか?汚れやニオイがごっそり落ちる驚きをぜひ、実感してみてください。

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