スポンジを替えると森が増える!?環境にやさしい「ポップアップスポンジ」を使ってみませんか?

毎日キッチンで何気なく使っている「スポンジ」。ここでご紹介する〈ポップアップスポンジ〉は木の端材からつくられた環境にやさしいもので、暮らしの中だけではなく森を守る活動にも役立ちます。この冬ハンズには、オリジナルの〈ポップアップスポンジ〉が登場。〈ポップアップスポンジ〉を販売する〈イーオクト〉と、環境保全活動をおこなう〈weMORI〉の清水イアンさんの対談を通してその魅力をお伝えします。

木の端材からつくられた〈ポップアップスポンジ〉の魅力に迫る!

―今日はよろしくお願いします!

関さん・清水さん:よろしくお願いします!

2201_sponge_01.jpg左:イーオクト株式会社 マーケティング本部 営業部 関純子さん
右:国際非営利団体 weMORI代表 清水イアンさん

―今回の主役は〈ポップアップスポンジ〉ですが、〈イーオクト〉さんの看板商品といえば〈スポンジワイプ〉ですよね?

関さん:はい。もともとスウェーデンで開発されたもので、木の端材から採れる植物の繊維素=セルロース70%、コットン30%からできています。〈スポンジワイプ〉という名前は〈イーオクト〉が名付けたもので、スポンジのようなふきんという意味です。

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関さん:スポンジという名前の通り吸水性にすぐれていて、テーブルにこぼれた水などをさっと拭き取ることができます。そして乾きがとても早いので、雑菌が繁殖しにくくてニオイが気にならないんです。

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清水さん:僕も使っていますが、生乾きの嫌なニオイがしないし、気になっても沸騰させたお湯に入れると汚れもニオイも取れて何度でも使えるから、なんて画期的なんだ!と思いました。もう使い始めてから3ヶ月目に突入していますよ。

関さん:ふきん以外にも色々な使い方ができて、吸水性が高いので水切りマットとしても使えますし、滑り止めになるので、私は調理のときにまな板やボウルの下に敷いて使ったりもします。あとはおしぼりとしても使えます。

清水さん:いまここでもコースターとして使われてますよね?

関さん:そうなんです。切っても毛羽が出ないのでハサミでお好みの大きさにカットすればコースターとしても使えます。

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―では、〈ポップアップスポンジ〉はどんなものなのでしょう?

関さん:こちらの〈ポップアップスポンジ〉は100%木の端材のセルロースでできています。真ん中の白いものがセルロース(植物の細胞・繊維)です。

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関さん:今回ハンズさんとは初めてのコラボで、私たち〈イーオクト〉が〈weMORI〉の清水さんとともに取り組んでいる「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」にご賛同いただき、オリジナルの〈ポップアップスポンジ〉を販売していただくことになりました。〈スポンジワイプ〉に使われているロングセラーのデザインを〈ポップアップスポンジ〉にプリントしたもので、4色あります。スポンジなので、食器を洗うときなどに使うものなんですが、一見するとカードみたいですよね?

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イーオクト ハンズオリジナル ポップアップスポンジ 各352円(税込)
※数量限定・なくなり次第終了となります。
商品はこちら>>

関さん:これ、実は水に浸けると一瞬でふわっと膨らんで厚さ2㎝くらいのスポンジになるんです。

清水さん:まさにポップアップですね!

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関さん:水で戻すと分かりますが大きな気泡がたくさんあるのが特徴で、水を素早く吸収し、リリースするのにすぐれています。〈スポンジワイプ〉と同様に乾きが早いので清潔に使えます。

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関さん:あと、セルロースは油に強いという特長があるので、油汚れに強いんです。油がベタベタに付いてしまった食器をお湯を使って〈ポップアップスポンジ〉で一回こすっていただくだけで、それなりにキレイになりますよ。

―洗剤は使わないんですね?

関さん:私はほとんど使っていません。100%自然の素材でできていて、洗剤を使わなくても基本的な洗浄はこれでOKのエコフレンドリーなスポンジなんです。これはフランスの話ですが、フランスの家庭では、セルロースのスポンジがふきんでありぞうきんであり、家の中のあらゆるところを掃除できるものといわれているんです。色々な使い方をすることによってこの〈ポップアップスポンジ〉の魅力を発見してもらえたらうれしいですね。

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清水さん:僕は〈ポップアップスポンジ〉を掃除にも使っていますよ。キッチンの棚にはねた水をサッと拭いたり...。

関さん:そう!あと、コンロ周りで油がはねてしまったときにこのスポンジでさっと拭いてもらうとキレイになりますよ。そして、〈スポンジワイプ〉も〈ポップアップスポンジ〉も木の端材でできているので、捨てるときは土に埋めると地球に還ります。

―スポンジを土に埋めてしまうのですか?

関さん:自然から生まれたものなので、生分解されるんです。土にいる微生物の状況にもよりますが、私が実家の庭で試してみたところ、〈ポップアップスポンジ〉(写真上)は2ヶ月くらい、〈スポンジワイプ〉(写真下)は4ヶ月くらいで地球に還りました。

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清水さん:長持ちするし、最後は土に還るなんて最強ですね!いま売られているスポンジのほとんどはプラスチック製ですし、土に埋めたらきっと何百年も残りますからね。

関さん:そうなんです。地球に余計なものを残さない、とてもサステナブルなアイテムです。

スポンジが木となり森となる...「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」とは?

―「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」はどんな取り組みですか?

関さん:〈ポップアップスポンジ〉や〈スポンジワイプ〉を購入し、使っていただくことが、ボルネオの森の保全と再生につながるプロジェクトです。日々のお買い物がそのまま地球環境に貢献できたらよいな、という思いのもとに始まったもので、もっと遡ると〈weMORI〉の清水さんとの出会いがきっかけでもあります。私たちはやっていることは違いますが、目指すゴールは同じなんです。

―清水さんはどんな活動をされているのでしょう?

清水さん:僕は自然が大好きなんですが、大学時代に自然が人間によって破壊されている現実を知りました。呼吸するための空気だったり、身にまとうコットンだったり、私たちは生きるために自然を必要としているのに、自然が再生するよりも早いスピードで自然を壊している。この矛盾と、持続しない、つまりサステナブルじゃない世の中に危機感を覚えたんです。その中でも生物多様性のホットスポットであるボルネオの森が、パーム油を生産するためにすごい勢いで伐採されていると知り「まずは森を守ろう」と。
本プロジェクトでは、商品の売上で得られた寄付金を、ボルネオの現地パートナーに繋いで植林に活かします。僕たちは世界の森林破壊の情報を発信し、その保全と再生を加速させる活動をしています。

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関さん:「森活プロジェクト」では、〈スポンジワイプ〉1枚につき3円、〈ポップアップスポンジ〉1個につき1円を〈weMORI〉さんに寄付しています。〈スポンジワイプ〉は200枚、〈ポップアップスポンジ〉は600個につき1本の木がボルネオに植えられます。木から生まれたスポンジがボルネオの森となるしくみです。

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清水さん:日々生活している中ではピンとこないと思いますが、ポテトチップス、チョコレート、洗剤、シャンプーなどのあらゆる日用品にパーム油が使われていると考えると、私たちの普段の買い物の選択のほとんどは森を減らすことにつながっています。日々の買い物の選択を変える、例えばいつものスポンジを〈ポップアップスポンジ〉に替えれば、ボルネオの森が増えるところまでつながります。このスポンジはほんの小さなプロダクトですし、寄付額は1個1円ですが、ここにはひとつのパラダイムシフトが秘められています。

関さん:「今日の買い物が未来を変える」それが森活プロジェクトのスローガンなんです。

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―最後に、ハンズとの初めてのコラボに向けて意気込みとメッセージをお願いします!

関さん:私はハンズさんには「何か面白いものないかな?」と若い頃からよく足を運んでいて、いつも新しい発見がある場所だと思っています。暮らしに必要なものだけではなくて、その先の豊かな暮らし方まで見つけられる場所ですよね。そんな憧れのお店で、〈ポップアップスポンジ〉をたくさんの方に知っていただけたらうれしい限りです。このスポンジを通して、「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」のことも知っていただき、皆さんの暮らしが心地よく彩られたらよいなと思います。

清水さん:僕も子どもの頃から学校の帰りなどにハンズさんに通っていました。日々たくさんの人が集まる場所ですよね。「エコンフォートハウスの森活プロジェクト」にハンズさんが賛同してくださるということは、僕がひとりで「森を増やそう!」と言うよりも、はるかに多くの方々にメッセージが届くきっかけだと思っています。ハンズさんを通じて、一緒に森が増えていく世の中を目指していけたらうれしいです。

おわりに

使い心地がよいだけではなく、環境にもやさしい〈ポップアップスポンジ〉。いつも使っているスポンジを替えて、今日のお買い物から未来を変えてみませんか?

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