どこか懐かしく温かみのある仕上がりがよいと、再び人気を集めているフィルムカメラ。趣味としてはじめてみようかと考える方も多いのでは?そこで今回は、元E-girlsのメンバーで現在はカメラマンとして活躍するDreamのAyaさんにフィルムカメラのあれこれを聞いてみました!Ayaさん愛用のおすすめのフィルムカメラや現像のことなど、写真の奥深い魅力についてたっぷりとご紹介します。
Ayaさん愛用のフィルムカメラとは?おすすめはコレ!
―今回、フィルムカメラの魅力について教えてくれるのは、元E-girlsのメンバーで現在はフォトグラファーとして活躍するDreamのAyaさん。本日はよろしくおねがいします!
Ayaさん:よろしくおねがいします!
Dream Ayaさん
―Ayaさんといえば、ステージの上で歌って踊って表現をされてきたイメージがやはり強いですが、今は写真のお仕事をされているんですね!Instagramに投稿されているお写真はどれも素敵でした。昔からカメラがお好きだったんですか?
Ayaさん:ありがとうございます。カメラに興味を持ったのは高校生の頃です。現場でスタッフさんが持っていた一眼レフカメラを使わせてもらったのをきっかけにハマりました。
―最初は一眼レフカメラからのスタートだったんですね。
Ayaさん:そうなんです。17歳の頃から独学でカメラを学び、分からないことがあれば現場のカメラマンさんにアドバイスをいただいていました。そして、ハタチの時に、あるカメラマンさんから「Ayaちゃんは富士フイルムのナチュラクラシカが好きだと思う」と、フィルムカメラをおすすめしてもらったんです。それまで、フィルムカメラを使ったことがなかったのですが、実際に使ってみると私好みの写真に仕上がり、すぐにフィルムカメラの虜になりました。
―Ayaさんの"好みの仕上がり"とは具体的にどんなお写真なんですか?
Ayaさん:撮影したときの"ボケ"がキレイで、背景まで美しく写っている写真です。また、当時はナチュラクラシカ専用の「1600」というフィルムをずっと愛用していたのですが、暗いところでもキレイに撮影ができ、このカメラとフィルムの組み合わせで撮れる写真が好きでした。実は今日、「ナチュラクラシカ」ともう一つお気に入りのカメラであるNikonの「FE2」を持ってきました。
―どちらも可愛らしいカメラですね!
Ayaさん:そうなんです。「ナチュラクラシカ」は、コンパクトで軽いという点が気に入っています。小さいバッグにも入る持ち運びのしやすさが嬉しいです。このカメラは残念ながら販売終了になってしまったのですが、カメラ初心者や女性の方には、「ナチュラクラシカ」のようなコンパクトで軽いものがおすすめです。
―カメラを長時間持ち歩くとなると、なるべく軽い方がよいですもんね。
Ayaさん:もう一つのおすすめは、Nikonの「FE2」。レンズを換えて撮影ができるタイプのフィルムカメラです。
―撮りたいものに合わせてレンズを換えられるんですね。「ナチュラクラシカ」よりもボタンの数が多く複雑そうです。
Ayaさん:シャッタースピードや絞りの設定、ピントを合わせたりする必要がありますが、初心者の方でもすぐに使いこなせるようになります。
―そうなんですね。興味はあるのですが、すごく難しいものなのだろうと、手を出せずにいました。
Ayaさん:私もはじめはそうでした。フィルムカメラと聞くとなんだか堅いイメージがありますよね。でも、全然そんなことなくて、とても簡単で自由に楽しむことができるんです。
ずばり魅力とは?現像までのドキドキ感が好き
―Ayaさんは、普段どんな写真を撮るのがお好きですか?
Ayaさん:人を撮るのが好きですね。ポートレートのようなクールな写真ではなく、何気ない日常の一瞬を切り取ったような写真を撮るのが好き。
―素敵なお写真ばかりです。撮影をするときに、意識されているポイントはありますか?上手く撮るコツがあれば教えていただきたいです。
Ayaさん:コツと言われると私もよく分からないのですが、その場のよい雰囲気を感じたときや、お話をしている最中にシャッターをきる機会が多いです。
―その瞬間に生まれたものを撮るイメージですか?
Ayaさん:ええ。夕方に生まれる空の色や偶然差し込んできた陽の光など、キレイだ!と感じた風景を逃さないようにしています。
―カメラを持ち歩いていると、普段は見落としがちな景色や瞬間に敏感になれそうですね。
Ayaさん:そうですね。フィルムカメラに限らずですが、写真を撮るのが好きな人は特に暮らしのちょっとした変化や発見に敏感なんじゃないかと思います。そういう瞬間を探す、出会えることも写真の楽しみの一つですね。
―なるほど。では、フィルムカメラならではの楽しみや面白さは何だと思いますか?
Ayaさん:現像するまで、どんな写真が撮れているのか分からないところ。仕上がりを待つ、あのドキドキ感がすごく好きです。今の時代、デジタル撮影した画像はすぐにデータで確認ができて、修正も簡単にできます。それがデジタルの魅力ではあるのですが、仕上がりを想像しながら撮影して、現像されてくる写真をドキドキしながら待つ楽しみは、今の時代なかなか味わえないなと。
―たしかに。レンズ付きフィルム〈写ルンです〉を使ったことがありますが、現像に出して後日仕上がってきた写真を見るときの、あのワクワク感がよいですよね。
Ayaさん:時間が経ってから、改めて思い出を振り返られるあの時間は私も好きです。また、現像する場所によっても仕上がりが変わるので、お気に入りのカメラ屋さんでこだわって現像を依頼する人も多いんですよ。
―場所によって仕上がりが変わるんですか?
Ayaさん:お店によって写真の色味が違うんです。例えば私が働いている「ポパイカメラ」は、お一人おひとりの要望をお聞きして、その方に合った色味を調整するんです。
今は自動補正でデータ化するお店がほとんどなのですが、「この写真家さんみたいな仕上がりにしたい」「彩度はこのくらいで」など、細かなオーダーまで受け付けています。データでのお渡しもできるので、出来上がったお写真をSNSにUPするなど、今の時代にあった楽しみ方もできるんです。
―奥深い世界ですね。聞けば聞くほど興味が湧いてきました!
フィルムやカメラ初心者にもおすすめ〈写ルンです〉&〈チェキ〉!
―普段はフィルムカメラを愛用されているAyaさんですが、〈写ルンです〉やインスタントカメラ〈チェキ〉を使われることはありますか?
Ayaさん:ありますよ!〈写ルンです〉は学生の頃よく使っていましたし、〈チェキ〉は、いろんな種類を持っています。誕生日会で、みんなの写真を撮って最後にアルバムにしてプレゼントする際に大活躍しています!
―それ、すごくよいアイデアですね!実はハンズでも〈写ルンです〉や〈チェキ〉をゲットできるんですよ。
左:富士フイルム 写ルンです シンプルエース 27枚 1,760円(税込)
右:富士フイルム チェキ instax mini Evo 25,800円(税込)
Ayaさん:〈写ルンです〉は、手軽にフィルムの質感を楽しめるのがよいですよね。初心者の方に特におすすめです。お手頃な値段で、手軽に試せるからこそいろんな写真を撮って楽しめると思います。
―初心者も気楽に楽しめそうです。
Ayaさん:「とにかく楽しむ!」これが一番大切な気がします。お友達と撮り合いっこしたり、なんだこれ?みたいな物を撮影してみたり。この時間が現像までの待ち時間を一層楽しくしてくれる気がします。
―〈富士フイルム"チェキ"instax mini Evo〉はいかがですか?
Ayaさん:こちらは初めて見ました。液晶がついているんですね
―そうなんです。〈富士フイルム"チェキ"instax mini Evo〉は、撮ったその場でプリントが楽しめるチェキですが、〈富士フイルム"チェキ"instax mini Evo〉は、周りの明るさに応じて最適なシャッタースピードやフラッシュ光量で撮影できるんです。さらに、画像は液晶で確認できてお気に入りの画像を選んでチェキプリントができるんですよ。
Ayaさん:そんなことが出来ちゃうんだ!すごい!
Ayaさん:キレイに撮れていますね!仕上がりも温かみがあってよいです。こんなデザインのフィルムもあるんですね!フレームが白だとメッセージが書けるけどシルバーなのもオシャレでかわいい!
チェキ専用miniフィルム ストーングレー 869円(税込)
―すごくオシャレに仕上がりますね!
Ayaさん:このチェキプリントを、フィルムカメラで撮ったりしても可愛い写真になりそうですよね。フィルムカメラとこのようなチェキプリントを組み合わせることで、撮影の楽しみ方も広がりそうです。
―写真を撮ることは、スマートフォンなどで手軽にできる時代ですが、フィルムカメラというアナログだからこその面白さや、デジタルとの楽しみ方があって奥深い世界だなと思いました。
Ayaさん:本当に写真って面白いんです。最近は、フィルムカメラに興味を持つ若い子たちが増えています。なんでもすぐに手に入る便利な時代ですが、フィルムカメラの"不自由さ"というのが逆に若者の心に刺さっているのかなと思います。「フィルムカメラってなんだか難しそう」と思う方は、ぜひ気楽な気持ちで試してほしいです。自由に、思いのままにシャッターをきって、撮影から写真が仕上がるまでの時間をドキドキしながら楽しんでください!
まずは、〈写ルンです〉や〈"チェキ"instax mini Evo〉からのスタートでもよいと思います。まずは、楽しむこと。一緒に写真を楽しみましょう!
おわりに
スマートフォンで簡単に写真が撮れる便利な時代ですが、今だからこそアナログの面白さを感じてみませんか?フィルムカメラをゲットするのはまだハードルが高い...なんて方は〈写ルンです〉や〈チェキ〉からカメラライフを楽しんでみてはいかがでしょう。
※工場生産遅延の影響で入荷日の遅れや商品仕様の変更が生じる場合がございます。
※掲載商品は一部店舗では取り扱いがない場合がございます。取り扱い状況については各店舗へお問い合わせください。
※掲載商品は、一部の店舗ではお取り寄せになる場合がございます。
※一部価格・仕様の変更、および数に限りがある場合もございます。
※掲載写真には一部演出用品が含まれます。
※商品価格等の情報は、掲載時点のものです。