梅田店のオカシューです。
「自然災害に備えておかなければ」という、防災に対しての意識の高いお客さまが増えています。
「自然災害に対しての備え」と言ってもいろいろあるのですが、長期保存できる水や食料を準備しておくのもとても大切な備えの一つです。
水や食料は「ローリングストック」という考え方で備蓄するのがおすすめです。
ローリングストックとは、防災用の水や食料を時々食べて消費し、減った分をまた買い足すという考え方です。
防災用の保存食を買ってみたものの、食べたことが無いという方も多いのではないでしょうか。
災害時には環境が激変しますので、保存食を平常時に食べてみることで災害時に食べる時にも「これは以前に食べたことがある」という安心感と自信を持つことができるのではないかと思いますので是非食べてみていただきたいです。
最近の保存食は個性的なメニューも増えてきています。
どれもおいしくて、そのまま普通に日常の食事としても食べることができます。
今回は日常使いも出来る防災用保存食を身近に感じていただくため、そのまま食べるのではなく料理のお手軽食材として使ってみました!
左上から時計回りに「ホットドッグ」「オムライス」「フレンチトースト」「カレードリア」の4品をつくってみました。
ではつくっていきます。
まずはオムライス
「永谷園フリーズドライご飯 ピラフ味」を使いました。
永谷園フリーズドライご飯は他にも種類がございます。
フリーズドライは出来上がるのが早いのが特徴です。お湯で3分で出来上がります。
最初はその速さを利用して、素早くオムライスを作ってみます。
まず袋からスプーンと脱酸素剤を取り出します。
湯沸し器かお鍋に水175mlを入れて沸かします。
卵を溶いてフライパンで焼きます。
お湯を入れてよく混ぜます(混ぜないと味が偏ります)
3分経ったらお皿に出します。こんな風に固まっているのでほぐしてくださいね。
卵を乗せます
ケチャップをかけて出来上がりです。うまく巻けないの乗せるだけです。
開始から8分46秒でできました。段取り良くやればもっと早くできると思います。
断面はこんな感じです。中はケチャップライスじゃいないですがおいしそうです。
次はカレードリアです「尾西食品 アルファ米 ドライカレー」を使いました。
尾西食品 アルファ米は他にも種類がございます。
アルファ米は、炊いたお米を熱風で乾かしてつくられているイメージです。
食べられるまでに時間がかかりますが(お湯で15分)フリーズドライよりもご飯のモチモチ感や一粒一粒の存在感を感じられます。
時間がかかるのを利用して、少し時間のかかるドリアを作ってみます。
まず、同じように袋からお米以外の物を出します。脱酸素剤は小さくて底の方にありますので出し忘れないように気をつけてください。
ドリアなので耐熱のお皿にあけて調味粉末を入れます。よく混ぜてくださいね。
オーブンレンジで焼くので、お湯ではなく水を入れてみました。焼いている内にお湯になるだろうという適当な考えです。
※こちらのアイテムは水のままでも調理ができ、美味しくお召し上がりいただけます。
別でつくっておいたベシャメルソースをかけてシュレッドチーズを入れます。
ベシャメルソースは使わなくてもできます。その場合はチーズを多めに入れてくださいね。
トッピングをします。プチトマトのほかにブロッコリーとかエビとかピーマンとかがあったら美味しそうです。
オーブンレンジで焼きます「グラタン」のメニューボタンがあるので便利です。出来上がりまで15分の表示が出ました。
出来上がりました。焦げ目がついておいしそうです。
少し切ってみるとこんな感じでした。ちょっとご飯が硬い気がしました。アルファ米がご飯に戻る前にレンジで高温になったからかもしれません。
備蓄deボローニャは他にも種類がございます。
開ける時にちょっと気をつけてくださいね、今回はなぜか大きな音が出たのでちょっとびっくりしました。
よく見ると注意書きには書いてありました。
注意書きの通り「ポン!」という大きな音が出ました。「心配ありません」はその通りだと思いますが、鳩なら全員飛び立ち猫なら横っ飛びするレベルの音でした。
ボローニャの缶入りのパンは何度か食べたことがありますが、開ける時に大きな音が出たのは初めてでした。なんでかな。
缶の中身はこんな感じです。
まわりの紙をむきます。底にも紙がついているので忘れずに外しましょう。おいしそうなのでそのまま食べたいですが我慢します。
それぞれ3つに切って、タッパーとかお皿に入れて牛乳100mlを入れます。
牛乳が全部吸い込まれたら(5分くらい)溶き卵をかけます。
フライパンで焼きます。こってりが好きな方は少しだけバターを入れて。
両面焼いたら出来上がりです。
シナモンとかシナモンシュガーがあれば良かったです。
無いので他のスパイスをいろいろ試しましたが、どれも合いませんでした。
そのままの方が良かったです。
最後はホットドッグです「日本ハム 煮込みハンバーグ 115g」を使いました。
陸上自衛隊戦闘糧食モデル 日本ハム 煮込みハンバーグ 115g
陸上自衛隊戦闘食糧モデルは他にも種類がございます。
陸上自衛隊戦闘食糧モデルだけあって、袋のウラには「陸上自衛隊とは」の説明があります。
中身を出すとこんな感じです。
常温だと脂が固まっていたりしてちょっと硬いので、少し温めた方が良いです。
ホットドッグ用のパンはトースターで少し焼きます。
途中の写真撮るのを忘れましたが、ケチャップを塗ってレタス、薄切りトマト、縦に4等分したハンバーグを挟んで完成です。
これで4品完成です。
①オムライス
「普通にオムライス」「ライス部分は冷凍ピラフに似てる」
②カレードリア
「ご飯が硬い」「水が少なかったのでは?」「もっとトッピングが多い方がいい」
③フレンチトースト
「シナモンシュガーをかけたい」「冷やしても美味しそう」「バターは入れなくて正解」
③ホットドッグ
「コンビニのパン売り場で売ってそう」「予想通りの味」「マスタードも欲しい」
という感想でした。
ドライカレーをしっかりご飯に戻しておかなかったのが悔やまれますが、それ以外はそんなに悪い評価ではなかったです。
実は過去にも防災用保存食のアレンジレシピを「ヒントマガジン」でご紹介したことがあります。
この時はサバサンド、パンプディング、ドリア、パエリアをつくりました。水の代わりにトマト缶を使ったりしています。よろしければご覧ください。
「防災用保存食を日常の食材として使う!イザメシのアレンジレシピでローリングストックもバッチリ!」
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
みなさまのご来店を心よりお待ち申し上げております。