日頃の防災対策は万全ですか?
しっかり備えているつもりでも、季節によって必要なものが異なります。
今回は、【備え・防災・BCPアドバイザー】の高荷さんと、【防災士】の資格を持つハンズの防災用品バイヤー大仲が、冬に備えておきたい防災アイテムを解説&紹介します。
季節にあわせた防災対策をしっかりしておきましょう。
【監修者】
高荷智也さん
備え・防災アドバイザー、BCP策定アドバイザー
防災系YouTuberとしても活動中。公式サイト「備える.jp」>>
大仲秀孝
ハンズ 商品本部 防災用品担当バイヤー
防災士の資格を持ち、「日常」と「非日常」の境目をなくし、いつもの生活や暮らしの中で普段使いができる防災用品の提案をしている。
【冬の防災対策】気をつけたいポイント
冬の防災対策として、気をつけたいポイントは下記です。
①寒さ対策
冬の災害時、もっとも大切になるのは【寒さ】への対策です。
防災備蓄や避難用の防災リュックの中身も、しっかり冬仕様にしておきましょう。
ハンズおすすめの冬の防災アイテムは、この後ご紹介しています。
②乾燥対策
冬は肌や唇が特に乾燥します。特に小さなお子さんがいる場合は、忘れずに備えが必要です。
普段から使用している保湿グッズも忘れずに用意しておきましょう。
③火災
冬は空気が乾燥するため、火災が増えやすいです。
防災用品で火を使う際には特に注意しましょう。
【冬の防災対策】用意しておきたいおすすめアイテム
防災グッズは購入して終わりではなく、非常時に使えるように管理することが重要です。ここからは、冬に備えておきたいおすすめの防災アイテムをご紹介します。
〈暖房器具〉普段使いもできるアイテムがおすすめ
電気やガスなどのライフラインがストップすると、普段使っている電気ストーブやファンヒーター、床暖房などの暖房器具が使用できなくなります。電気を使わない暖房器具として、災害時に過ごしている空間全体を暖めるのに適しているのは石油ストーブですが、持っていない方や灯油の備蓄が大変という方も多いのでは。
そこでおすすめしたいのが、備蓄しやすいカセットガスを使用するこちらのストーブです。
岩谷産業 イワタニ(Iwatani)
カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-STV-MYD2 16,280円(税込)
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コンパクト且つ軽量なので持ち運びしやすく、コードレスなので足元を気にせず使用できるのがポイント。「弱運転機能」搭載で、ガス消費量が約15%省エネできます。
暖めたい場所や身体の冷えている箇所をピンポイントでしっかり暖めましょう。
あわせてブランケットや毛布なども備蓄しておくのがおすすめです。
〈睡眠環境〉災害時でもしっかり眠れるように準備しましょう
寒さをしのいで眠るために必須なのが寝袋です。
この〈SONAENO クッション型多機能寝袋〉は、クッションにして室内に設置できるので「どこにしまったっけ...」を防ぐことができるほか、45×45cmの市販のクッションカバーを掛けてデザインを変えられるので、生活を邪魔することなく自然に「寝袋」を準備することができます。
右:SONAENO クッション型多機能寝袋 12,800円(税込)
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※左:市販のクッションカバーを掛けた場合のイメージです
避難時で人目が気になる際にも、大きめのフードが顔を目元まで覆ってくれます。車中泊などにもおすすめです。
枕が一体型になっており、寝心地にもこだわっています。内側には貴重品を入れるためのポケット付きで、就寝中の盗難対策にもおすすめです
大規模災害時は避難所へ行っても、何ももらえない恐れがあるため、自分とご家族の「眠る環境」をぜひご準備ください。
〈食事〉温かい食事で心も温めよう。コンパクトに収納できる調理器具も
体温が下がると免疫力も低下すると言われているので、冬の間は温かいものを食べて体温を下げないことが大切です。
何より、温かい食事は災害時の不安な気持ちを和らげてくれます。災害時に不足しがちな野菜を使用したスープも備蓄食としておすすめです。
IZAMESHI
左から:トムヤムクン・7種野菜のコーンポタージュ・枝豆とブロッコリーのグリーンスープ・ポルチーニ茸とハト麦のスープ 各454円(税込)
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〈IZAMESHI〉のスープはそれぞれに野菜がたっぷり入っているので、災害時に不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を摂取することができます。化学調味料不使用のシンプルな味付けも魅力ですね。
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温かい食事は災害時の不安な気持ちを和らげてくれます。となると、温めるための調理器具も欠かせません。
岩谷産業 フォアウィンズ(FORE WINDS)
マイクロキャンプストーブ FW-MS01 7,150円(税込)
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※カセットガスは別売りです。
〈マイクロキャンプストーブ〉はカセットガス式なので防災時だけでなく、キャンプやアウトドアでも幅広く使うことができます。重量約186gのライトウェイト仕様。持ち運びに便利なEVAケース付きです。
続いてご紹介するのは、折りたたみ式のカセットコンロです。
岩谷産業 フォアウィンズ(FORE WINDS)
フォールディングキャンプストーブ FW-FS01-BK ブラック 16,500円(税込)
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※カセットガスは別売りです。
※鍋は演出用品です。
アウトドア、インドア問わずお使いいただける、美しいデザイン性と機能性に優れた折りたたみ式コンロです。
ボンベカバーにバーナーを収納して、コンパクトにできます。(画像左下)
ハンドル付きで持ち運びも簡単です。
また、火を使わず安全に食品の「温め」や「湯沸かし」ができるこちらのアイテムもおすすめです。
〈ホットプラス マルチウォームバッグ〉は、水と発熱剤を入れるだけで火を使わずに食品の温めや湯沸かしができ、非常時には簡易的な給水袋にもなるマルチなバッグ。発熱層と加熱層の2層構造で、発熱剤や反応水が食品に触れないため、衛生面も安心です。
ホットプラス マルチウォームバッグ 1,848円(税込)
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ホットプラス発熱剤 3個パックはこちら>>
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【基本の防災対策】災害はいつ来るかわからない!基本の備えも忘れずに
防災対策のアイテムは大きく分けて「在宅避難用」と、「避難所での生活用」の2種類に分けることがポイントです。「最低限必要なもの」と「あると便利なもの」は【防災グッズおすすめアイテム!防災士資格を持つバイヤー厳選の本当に必要なものリスト>>】で詳しく説明しています。
日頃の防災対策をまだしていない人は、冬の防災対策と一緒に基本となる防災用品も揃えましょう。
おわりに
冬には冬の防災対策が必要です。防災対策は万全という方も、そういった視点でもう一度、自分の備えを見直してみましょう。
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