多様性の時代といわれて久しいのに、世の中にあるツールはほとんどが右利き用につくられている...そんな切ない思いをしている左利きのみなさん。ちょっとした不便も積もり積もるとストレスに。今回は、左利きさんにぜひお試しいただきたい文房具をセレクトしました！
書いたそばから字が擦れる...そんな左利きさんに「速乾ボールペン」！
左：ゼブラ サラサドライ 0.5mm 165円（税込）
右：ぺんてる エナージェルインフリー 253円（税込）
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手の側面にインクが付いて汚れてしまう。字が擦れてしまう。鉛筆を使っていた子どもの頃から続く永遠のテーマですよね。
そんなお悩みに応えてくれるのが、進化を遂げる速乾ボールペン。〈ゼブラ〉のサラサドライは、さらさらとした軽い書き心地が人気の「サラサ」シリーズから誕生した速乾版。低粘度でジェル状の｢ドライインク」がすぐに紙に染み込むので、書いた直後に触れても汚れません。
〈ぺんてる〉のエナージェルインフリーは、速く乾いてくっきり鮮明に残る独自のインク｢エナージェルインキ｣を採用。全10色のカラーバリエーションが揃います。
すぐにインクが出なくなる...そんな左利きさんに「加圧式ボールペン」！
左：トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス 0.7mm 660円（税込）
右：三菱鉛筆 パワータンク スタンダードノック式 0.5mm 220円（税込）
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日本語を書く際、右利きの人はペンを左から右へ「引きながら」書くのに対し、ペンを紙に「押しながら」書くのが左利きさん。
すぐにインクが出なくなる、かすれてしまうという現象は、このペンの傾き・運び方の違いから生まれています。ペン先のボールがうまく回転しなくなるため、インクが出なくなるのです。
そこでおすすめなのが、加圧式ボールペン。このペンの構造は圧縮した空気でインクを押し出すため、「上向き」でも書けることで知られています。どんな角度でも書けるこのタイプはまさに左利きさんにぴったり！ボールの先に付いたミクロの突起で書きやすさをアップした〈三菱鉛筆 パワータンク〉や、トンボ独自の加圧機構「APS(エアプレスシステム)」を搭載した、携帯に便利なサイズの〈トンボ鉛筆 エアプレス〉などをラインナップしています。
ハサミが持ちにくいし切りにくい...そんな左利きさんに「左利き用ハサミ」！
上：サンスター文具 スティッキール はさみ スラリノ 左利き用 660円（税込）
下：ハイクオリティ事務用 はさみ 左手用 1,650円（税込）
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多くの左利きさんを悩ませるのがハサミ。ハンドルの形状や刃の合わせが右利き用につくられていて、手を入れると痛い、切りにくいという経験があるのではないでしょうか。
〈ハイクオリティ事務用 はさみ 左手用〉は、左右対称のハンドル形状で刃の合わせも左手用。老舗刃物メーカー長谷川刃物のブランド「CANARY」の職人が、手作業による微妙な調整を施すことで、刃元から刃先までスムーズに刃があたり、心地よい切れ味を実現しています。
〈サンスター文具 スティッキール はさみシリーズ〉からは、めずらしい携帯タイプの左利き用ハサミが。長くて使いやすいハンドルと、スライド式のキャップが付いて安全に持ち運ぶことができます。テープなどを切ってもベタつきにくい、グルーレス刃を使用しているのもうれしいポイントです。
おわりに
ちょっとしたことだからガマンしちゃおう...いままでそう思っていた左利きさんも、ぜひ試していただきたい今回のラインナップ。自分の手になじむ文房具を使えば、きっともっと快適な毎日が過ごせるはずです！
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