【ヘアケア】トリートメントの正しい使い方!効果を実感できる付け方で美しい髪に

トリートメントの正しい使い方

ダメージを受けた髪をやさしくケアするトリートメント。正しい使い方をすることで、ヘアケアの効果アップにつながりますよ。そこで今回は、ハンズの「コンスタ(=コンサルティングスタッフ)」監修のもとヘアトリートメントの正しい使い方を解説します。トリートメントの選び方やおすすめの商品もご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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トリートメントとコンディショナーの違いとは?

トリートメントとコンディショナーの違いとは?

へアケアの定番アイテムの1つといえるトリートメントは、髪の内部へ栄養を届けるとともに、傷んだ部分を補修する役割を持っています。同じヘアケアアイテムにコンディショナーがありますが、こちらは髪の表面を保護するのが主な役割です。

そのためトリートメントとコンディショナーのつける順番は、トリートメント→コンディショナーとするのがよいでしょう。 

コンディショナーはトリートメントのように髪の内部のダメージを補修することはできませんが、シャンプー後の髪の表面を保護することで、乾燥や静電気などの外部ダメージを受けづらくします。使い方はほぼ一緒のトリートメントとコンディショナーですが、役割が大きく異なります。

ダメージや自分の髪質にあわせて、トリートメントとコンディショナーを併用するのもよいでしょう。毎日併用してもよいですし、トリートメントは毎日しながら、数日に1回コンディショナーをプラスするのでもOKです。

 

トリートメントの正しい選び方

トリートメントの正しい選び方

トリートメントはさまざまな種類があるため、選び方に迷う人も多いのではないでしょうか?使い方や髪の状態などをチェックしたうえで、正しく選べばより効果的にヘアケアができるでしょう。ここからは、トリートメントの正しい選び方をご紹介します。

使い方に合わせてトリートメントの「タイプ」をチェック

トリートメントは「タイプ」に注目するのが選び方の基本です。トリートメントはインバスタイプとアウトバスタイプの2種類に分かれており、それぞれ使い方が異なります。インバスタイプはお風呂のなかで使うもので、ヘアケア後は洗い流すのが特徴です。

対するアウトバスタイプは洗い流さないトリートメントのことで、主にお風呂あがりで使われます。インバスタイプとアウトバスタイプは使い方だけでなく特徴もそれぞれ違うので、自分がイメージする使い方や使用シーンに合わせて選んでみましょう。


トリートメントのタイプ・特徴一覧

  • インバスタイプ:シャンプー直後の濡れた髪に付ける。ダメージ補修をメインとした商品が多く、なじませやすいのが魅力。
  • アウトバスタイプ:タオルドライ後の濡れた髪または乾いた髪に付ける。スタイリング剤としての使い方も可能。

「テクスチャー」は髪質・仕上がりに合わせて

「テクスチャー」は髪質・仕上がりに合わせて

使い心地を左右するテクスチャーも、自分の髪に合ったトリートメントの選び方において重要なポイントです。トリートメントのテクスチャーには大きく分けて、クリーム・オイル・ミストの3種類があります。

テクスチャーによって使用後の髪の仕上がりが少しずつ違っているため、自分好みの仕上がりになるように使い分けてみましょう。


トリートメントのテクスチャー一覧

  • クリームタイプ:オイルタイプよりなめらかな使い心地。油分が多いので、髪の広がりが気になるときにおすすめ。インバス・アウトバスの両方が存在する。
  • オイルタイプ:ツヤのあるしっとりとした仕上がり。アウトバスタイプに多く採用されており、濡れ髪のような質感が好きな人におすすめ。
  • ミストタイプ:サラサラとした軽い仕上がり。トリートメント後の髪のボリュームダウンが気になる人におすすめ。アウトバスタイプがほとんど。

髪の悩みに合った「成分」かどうかも確認しよう

トリートメントの成分に注目するのも、選び方のポイントです。トリートメントのなかには、特定の髪の悩みに合わせた成分を配合しているものもあります。

例えば、髪のパサつきや切れ毛が気になる場合には、ケラチンやセラミドなどの髪にハリ・コシを与えるとされる成分が配合されているかチェックしてみましょう。しっとり仕上げたいのであれば、髪に潤いを与えるコラーゲンやヒアルロン酸などの成分がおすすめです。

このように、自分が抱えている髪の悩みに合った成分が入っているかどうかを確認して選ぶことで、より自分に合ったヘアケアができるでしょう。

 

トリートメントの基本的な使い方の手順

トリートメントの基本的な使い方の手順

トリートメントでのヘアケアは、正しいタイミングや使い方をおさえることが大切です。ここからは、トリートメントの基本的な使い方の手順をご紹介します。

①トリートメントはシャンプー後に行う

インバス・アウトバスを問わず、トリートメントのタイミングはシャンプー後が使い方の基本。シャンプー前の髪は、表面にほこりやゴミが付着している状態です。あらかじめシャンプーで髪に付着したゴミを洗い流すことで、トリートメントが浸透しやすくなるとされています。

【週に1回「リバースケア」をするもおすすめ!】
最近では、トリートメントをしてからシャンプーをするといった、一般的なヘアケアの順番を逆にする「リバースケア」も注目されています。髪の表面をトリートメントがコートすることで、パサつきやゴワつきを抑制し、指通りをよくします。ですが、付ける量を調整しないとベタつきの原因にもなるので注意が必要です。リバースケアの頻度は、週に1回がおすすめです。

②タオルドライで髪の水分を取る

②タオルドライで髪の水分を取る

トリートメントは、髪の水分を取ってから使うのが正しい使い方。髪が濡れた状態でヘアケアを始めるとトリートメントが水で薄まってしまい、浸透しにくくなるとされています。

インバストリートメントの場合は、シャンプー後の濡れた髪を手でギュッと押さえるように水気を取りましょう。アウトバストリートメントであれば、タオルドライで水が滴らない程度まで水分を取っておくことが大切です。

③適量のトリートメントを取り出す

トリートメントは使い方だけでなく、使用量も大切です。インバス・アウトバスを問わず、基本的には使っているトリートメントのパッケージに記載されている使い方に合わせた量を使いましょう。

使っているトリートメントの使い方に使用量が記載されていない場合は、髪の長さに合わせて量を調節しましょう。ショートヘアは1.5~2プッシュ、セミロングは3~3.5プッシュ、ロングは4~5プッシュ程度が目安です。

④毛先からなじませる

④毛先からなじませる

インバス・アウトバスを問わず、トリートメントは手のひらで伸ばして毛先から少しずつなじませます。毛先は傷みやすくて乾燥が目立つ部分であるため、手のひら全体を使ってなじませるのが使い方のコツです。

また、キューティクルの向きに従い、上から下に向かって付けるのが正しい使い方。インバストリートメントをなじませたあとはパッケージに記載されている時間に合わせて放置し、髪にトリートメントを浸透させましょう。

⑤すすぐまたはドライヤーで髪を乾かす

インバス・アウトバスを問わずトリートメントでヘアケアしたあとは、濡れた髪をドライヤーで乾かしてください。インバスタイプは、トリートメントをすすいでから髪を乾かしましょう。

自然乾燥は髪や頭皮を傷めやすくなるため、必ずドライヤーで根元からしっかり乾燥させてください。ドライヤーで乾かす際は、髪の温度が高くならないように温風と冷風を交互に当てるのがヘアケアのコツです。

 

トリートメントの効果的な使い方のポイント

トリートメントの効果的な使い方のポイント

傷んだ髪のケアにぴったりなトリートメントですが、いつもの使い方に少し工夫を加えることで、より効果的にヘアケアができますよ。ここからは、トリートメントの効果的な使い方のポイントをご紹介します。

トリートメントのタイミングは髪を乾かす前

アウトバストリートメントでヘアケアする場合、髪をドライヤーで乾かす前の表面が濡れた髪に使うのが、効果的な使い方のポイントです。

濡れている状態の髪はキューティクルが開く性質があり、このタイミングでヘアケアをすることでトリートメントが髪の内部まで浸透しやすくなるとされています。

ダメージがひどい部分に重ね塗りする

毛先をはじめ、ダメージがひどい部分がある場合にはトリートメントを重ね塗りをするのも使い方のポイントです。頭皮に付かないように注意しつつ、手でギュッともみこむようにして塗っていきましょう。

コームを使って髪全体になじませる

コームを使って髪全体になじませる

トリートメントをなじませる際に、コームを使うのも効果的な使い方のポイント。濡れた状態の髪は束になっているため、手のひらだけでトリートメントを塗ると束の内側の毛まで届かない可能性があります。

コームを使えば濡れた髪の束をとかしながらヘアケアできるので、髪全体にムラなくトリートメントを付けられるでしょう。コームは目が粗いものを選ぶと、より髪にやさしいヘアケアにつながります。

トリートメントでケアしたあとの髪のブローには、パドルブラシを使うのもおすすめです。コームと使い分けることで、より効果的なヘアケアができるでしょう。

蒸しタオル・ラップを使う

蒸しタオルやラップで髪を包み込み、トリートメントを浸透させるのも効果的な使い方のポイントです。蒸しタオルやラップを使うことで、キューティクルにトリートメントが浸透しやすい状態を作れるだけでなく、頭皮を温めることで血行促進につながるとされています。

蒸しタオルやラップをする際には、5~10分程度を目安に適切な時間で終了しましょう。

 

おすすめのトリートメント5選

ここからは、毎日のヘアケアにおすすめのトリートメントをご紹介します。さまざまな使い方ができるもの、美容院のノウハウを取り入れたものなどもありますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ヘアサロン品質のアウトバストリートメント【イッシ ザ ヘアミルク シルキーモイスト】

イッシ(ISSHI) ザ ヘアミルク シルキーモイスト 111g

イッシ(ISSHI) ザ ヘアミルク シルキーモイスト 111g 1,870円(税込)

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〈イッシ ザ ヘアミルク シルキーモイスト〉は、髪のうねりと広がりに注目してコンセプトにつくられた洗い流さないトリートメントです。ヒアルロン酸やコラーゲン、スクワランなどといった、髪に潤いを与える成分を数多く配合しています。

さらに、アルガンオイルやホホバ種子オイルなどの6種類の植物由来オイルが髪をコーティング。乾燥やドライヤーの熱などの外部ダメージを受けづらくします。

乾燥や静電気から髪を守るアウトバスタイプ【ビーラグジュアリー ザ・リペア 酸熱トリートメントミスト】

ビーラグジュアリー(B.Luxury) ザ・リペア(THE REPAIR) 酸熱トリートメントミスト 200mL

ビーラグジュアリー(B.Luxury) ザ・リペア(THE REPAIR) 酸熱トリートメントミスト 200ml 1,650円(税込)

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〈ビーラグジュアリー ザ・リペア 酸熱トリートメントミスト〉は、美容院帰りのようななめらかな髪をホームケアで実現することを目的につくられた商品です。手軽に使えるミストタイプなので、寝ぐせ直しやヘアセットなどの使い方もできます。

マイルドな弱酸性の「酸熱ハイブリッド処方(※)」を採用しているのが特徴。ドライヤーなどの熱を加えることで髪の内部を補修し、みずみずしいツヤ髪をキープします。

(※)グリオキシル酸、グリオキシロイルカルボシステイン、グリオキシロイルケラチンアミノ酸

パーマやカラーで傷んだ髪向けのインバスタイプ【ハル デリ・レシピトリートメント】

ハル(haru) デリ・レシピトリートメント 250g

ハル(haru) デリ・レシピトリートメント 250g 3,520円(税込)

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〈ハル デリ・レシピトリートメント〉は、傷んだ髪のケアを考えてつくられたクリームタイプのトリートメントです。アメリカアブラヤシ果実油と5種類のセラミド(※1)を配合しており、髪にハリとコシを与えます。

髪に潤いを与える9種類(※2)のアミノ酸も配合している点も魅力的。パーマやカラー後のヘアケアとしての使い方にもおすすめです。

(※1)セラミドEOP・セラミドNG・セラミドNP・セラミドAG・セラミドAP
(※2)ジラウロイルグルタミン酸リシンNa・セリン・グリシン・グルタミン酸・アラニン・リシン・アルギニン・トレオニン・プロリン

自然由来成分(※1)100%(※2)のアウトバスバーム【ルベル モイ バーム ウォークインフォレスト】

ルベル モイ バーム ウォークインフォレスト 37g

ルベル モイ バーム ウォークインフォレスト 37g 2,860円(税込)

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〈ルベル モイ バーム ウォークインフォレスト〉は、シア脂やミツロウをはじめ、保湿力に優れた自然由来成分(※1)100%(※2)でつくられたマルチバームです。ベタつきにくい使い心地なので、シャンプー後のヘアケアからウェット感のあるスタイリングまで、さまざまな使い方ができます。

(※1)成分の由来の大半が植物等の非石油系成分であることを意味します。
(※2)水を含めていません。

プロのノウハウを取り入れたインバスタイプ【モレモ ヘアトリートメント ミラクル2x】

モレモ(moremo) ヘアトリートメント ミラクル2x 180mL

モレモ(moremo) ヘアトリートメント ミラクル2x 180mL 1,980円(税込)

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〈ヘアトリートメント ミラクル2x〉は、韓国発のヘアケアブランド「モレモ(moremo)」から登場したクリームタイプのトリートメント。アルガンオイルやツバキオイルなど、髪をしなやかにする補修成分を配合しているのも魅力的です。

髪になじませてぬるま湯で洗い流すという簡単な使い方で、ブリーチやカラーリング後の傷んだ髪を集中ケアできます。

 

トリートメントの使い方における注意点とは?

トリートメントの使い方における注意点とは?

トリートメントでヘアケアをする際は、さまざまな注意点があります。ここからは、トリートメントの使い方において注意すべきことをご紹介します。注意点をおさえておくことでヘアケア中の頭皮トラブルを防ぐことにもつながるため、ぜひチェックしておきましょう。

頭皮にトリートメントがつかないようにする

インバス・アウトバスを問わず、トリートメントの使い方においてうっかりやりがちなのが、頭皮にトリートメントを付けてしまうことです。頭皮にトリートメントが付いていると、洗い残しやベタつきによる頭皮トラブルにつながるとされています。

一度にたくさんつけすぎないこと

インバス・アウトバスのどちらにおいても、トリートメントを付ける際は一度に使う量に注意しましょう。トリートメントの使い方において「量が多いほど効果的」というイメージを持っている人もいるかもしれませんね。しかし、トリートメントは多すぎても少なすぎてもいけません。

とくにトリートメントの量が多すぎると、頭皮トラブルや髪のベタつきにつながる可能性があります。そのため、基本的には各商品に記載されている使い方に合わせるとともに、たくさん付けすぎないように注意しましょう。

インバストリートメントの放置時間は守ること

インバストリートメントは髪に浸透させるために付けたあとしばらく放置させますが、放置時間は各商品の使い方に合わせて時間を調節してください。

長時間放置していると、ヘアカラーが落ちてしまう可能性があります。パッケージに使い方が記載されていない場合は、5~10分程度を目安に時間を置きましょう。

インバストリートメントはしっかり洗い流すこと

インバストリートメントはしっかり洗い流すこと

ヘアケア後に洗い流す必要があるインバストリートメントは、ぬめりがなくなるまでしっかりすすいでください。トリートメントのぬめりが残っている状態だと、頭皮トラブルの原因になるため注意しましょう。

 

正しい使い方でトリートメントを使ってみよう

傷んだ髪を整えるトリートメントは、正しい使い方をおさえることで効果的にヘアケアができます。ぜひ今回ご紹介した使い方やポイントを参考に、普段のトリートメントの使い方を見直してみてくださいね。 

監修者

やの

ハンズ新宿店 コンスタ 矢野
ビューティ・健康用品に関する豊富な知識と経験を持つスタッフが、お悩みやお困りごとに最適な提案をいたします。ぜひ店頭にてお気軽にお声掛けください。

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