日差しが強い時期になると気になるのが日焼け。実は肌だけでなく、髪の毛も日焼けすることをご存知でしょうか。紫外線対策を怠ると、髪の毛が大きなダメージを受ける可能性があります。今回は髪の毛の日焼け対策やケアの方法を詳しく解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
髪の毛が日焼けするとどうなる?
髪の毛の日焼けは、パサつきや抜け毛などさまざまなトラブルの原因となります。髪の毛の日焼け対策をする前に、紫外線によって髪の毛がどのような状態になるのかをチェックしてみましょう。
乾燥やパサつきの原因となる
髪の毛が紫外線を浴びて日焼けすると表面のキューティクルが剥がれ、栄養や水分が出てパサパサになってしまいます。紫外線を吸収するメラニンは髪の毛の内側にありますが、髪の毛の外側にはメラニンがないため、紫外線の影響を受けやすいのです。
出典:日本ヘアカラー工業会
かゆみや抜け毛の原因となる
髪の毛が日焼けすると、頭皮もパサパサになってかゆみが出やすくなります。頭皮にうるおいがなくなると健康的な髪の毛が育ちにくくなり、抜け毛や薄毛の原因になるのです。
ヘアカラーの退色の原因となる
髪の毛が紫外線を吸収してメラニンが損傷を受けると、ヘアカラーが色褪せる原因となるので注意しましょう。日焼けでキューティクルが剥がれると紫外線が内部に侵入しやすくなります。メラニンが吸収できる以上の紫外線がメラニンを分解することで、ヘアカラーが退色してしまうのです。
また、ヘアカラーをした髪は日焼けの影響を受けやすくなっています。日本人の黒い髪の毛はメラニンが多く、明るい髪色よりもたくさんの紫外線を吸収できますが、髪色を明るくすると吸収できる紫外線量が減ってしまいます。そのため、ヘアカラーのダメージでキューティクルが剥がれやすくなるのです。
出典:FUTURE LABO
髪の毛の日焼け対策・ダメージ対策
プレシャスUV ツバ広ハイクハット ナチュラル 3,300円(税込)
商品ページはこちら>>
日焼けによるダメージから髪の毛を守るには、どのような対策をすればよいのでしょうか。「普段の日焼け対策」と「外出時の日焼け対策」に分けて紹介しますので、早速実践してみましょう。
普段のお手入れで行う髪の毛の日焼け対策
まずは、自宅で髪の毛のお手入れをするときに実践できる日焼け対策をご紹介します。
①髪の毛を濡れたままにしない
シャワーやお風呂で髪を洗ったあと、タオルやドライヤーなどを使ってしっかりと乾かすだけでも日焼け対策につながります。濡れた髪の毛は、乾いた髪の毛に比べて紫外線を吸収しやすく、ダメージを受けやすいためです。
また、自然乾燥をすると髪のキューティクルが剥がれててうるおいがなくなったり、菌が繁殖してかゆみやフケの原因になることがあります。日焼け対策に加え、健やかで清潔な髪を保つためにも、タオルで水気を切ってからドライヤーで乾燥させましょう。
②ヘアオイルを紫外線対策にも活用する
ヘアオイルは髪がダメージを受けたときだけでなく、日焼け対策にも有効です。ヘアオイルによって髪の表面に膜が生まれ、紫外線を内部に入れないようにする役割を果たしてくれます。とくにUVカット成分が入ったヘアオイルがおすすめです。
外出時に行う髪の毛の日焼け対策
続いて、外出時にできる髪の毛の日焼け対策です。ちょっとした工夫をするだけでも十分な日焼け対策になりますので、早速試してみましょう。
①髪の毛用の日焼け止めスプレーを使う
外出前には肌に日焼け止めを塗るだけでなく、髪の毛にも専用の日焼け止めスプレーをするのがおすすめです。数時間おきを目安としてスプレーを続けると、紫外線防止効果の持続が期待できます。髪の毛から約10cm離した状態でスプレーすれば、塗りムラを防げるでしょう。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
【2024年日焼け止め】バイヤーおすすめ15選を種類別に紹介!選び方や塗り方についても>>
②日傘や帽子で紫外線を防御する
暑い時期に外出するときは、UVカット仕様の日傘や、つばが大きな帽子を使って髪の毛の日焼けを予防しましょう。さっと身に着けるだけで、手軽に日焼け対策ができます。コンパクトに折り畳めるタイプを選ぶと、持ち歩きに便利です。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
【2024年】バイヤーおすすめ人気な日傘21選。「完全遮光」とは?日傘の選び方についても!>>
ますます進化!アームカバーや帽子など、「身につける」UV対策の最新アイテムをチェック>>
③分け目を変えてダメージを分散する
分け目を変えてダメージを分散し、日焼けの影響をできるだけ抑えましょう。ずっと同じヘアスタイルだと、頭皮の同じ部分ばかりが日焼けをしてしまいます。とくに紫外線が強い時期は、意識してヘアスタイルを変えるのがおすすめです。
日焼けした髪の毛のアフターケア方法
日焼け対策を頑張っても、紫外線を完全に防ぐのは困難です。髪の毛が傷んだときは、早めにアフターケアをしてダメージを少なくしましょう。ここでは簡単にできる3つのケア方法をご紹介しますので、ぜひ今日からお試しください。
方法①洗髪前のブラッシングで血行を促す
日焼けすると髪の毛や頭皮は傷ついた状態になるため、シャンプー前にブラッシングして頭皮の血の巡りを良くし、ダメージからの回復を促しましょう。毛先のもつれを解くことで、洗髪時の摩擦を減らし、切れ毛を防ぐ効果も期待できます。おすすめのブラッシング法は次の通りです。
頭皮の血の巡りを良くするブラッシング方法
- 毛先のもつれをほどくように毛先から徐々にほぐす
- ブラシを軽く頭皮に当てて、回転させるようにブラッシングする
出典:全日本ブラシ工業協同組合
方法②低刺激のシャンプーを使いぬるま湯で洗う
ブラッシング後は、洗浄力が強くないシャンプーとぬるま湯で洗髪します。低刺激のシャンプーを使うのは、日焼けで傷んだ髪の毛にさらなるダメージを与えないためです。また、熱めのお湯は頭皮を刺激し、乾燥を促進してしまうため、36〜38℃前後のぬるめのお湯を使いましょう。
日焼けした髪の毛のおすすめの洗い方は次の通りです。
日焼け後の髪の毛の洗い方
- 髪の毛全体にぬるま湯をかけ、皮脂や汚れを落とす
- シャンプーを泡立てて、髪や頭皮をやさしく洗う
- ぬるま湯でシャンプーを洗い流す
方法③ヘアトリートメントで保湿する
日焼け後は髪の毛がパサパサで乾燥しやすいため、ヘアトリートメントを使ってしっかりと保湿しましょう。とくに夏の時期は強い紫外線を浴び続けてダメージが蓄積しやすいため、トリートメントによる保湿が欠かせません。
なお、日焼けで毛先がひどく傷んだときは、早めに切るのがおすすめです。放置するとダメージが広がっていく可能性があります。
髪の毛の日焼け対策におすすめのグッズ
マンダム ルシードエル オイルトリートメント #EXヘアオイル 1,320円(税込)
商品ページはこちら>>
髪の毛の日焼け対策が大切だとわかっても、何から始めたらよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。ここでは、手軽に髪の毛の日焼け予防ができるおすすめのグッズを紹介します。ぜひチェックしてみてください。
大きなツバで顔から背中までぐるりとUVカット【コジット eachday UVケープハット】
〈コジット eachday UVケープハット〉は、真夏の日焼け対策にぴったりです。ケープにもなるUVハットで照り返しからも髪の毛をガード。立体的な縫製で頭部分も美シルエット。コンパクト丸めて持ち運びも可能。水陸両用なのでフェスやプールや海でも活躍してくれます。
小顔効果のある【コジット プレシャスUV ブリムバケットハット】
約11cmのロングつばがついた〈プレシャスUV ツバ広ハイクハット〉。UVカット率99%で日差しの強い日を快適に過ごす高機能UV帽子です。別売りの首筋を冷やす便利なクールアイテム〈プレシャスUV 帽子に取り付けるCOOLOOP PAD〉を取り付けられるので、暑さ対策にもぴったりです。髪の毛の日焼け対策をしながらおしゃれを楽しみましょう。
大きなつばが日差しをカット【ニーズ UV&クールつば広小顔キャスケット】
〈ニーズ UV&クールつば広小顔キャスケット〉は、おしゃれを楽しみながら日焼け対策をしたい方におすすめのUVキャスケット。大きなつばが横からの日差しもカットし、髪の毛をカバーしてくれます。おしゃれなデザインのおかげでコーディネートしやすく、顔をすっぽりと包む形状により、小顔効果を期待できるのもメリットです。
アウトドアファッションにもマッチする【プレシャスUV アーチサファリハット】
〈プレシャスUV アーチサファリハット〉は、髪の毛の日焼け対策をしながら通気性も確保できるおしゃれなサファリハット。360°ベンチレーションと内側メッシュでムレにくく、風が吹いても飛びにくいひもがついています。アウトドアスタイルと相性のよいカジュアルなデザインで、つばを折り返してかぶってもおしゃれなサファリハットです。
UVカット処方のヘアオイル【マンダム ルシードエル オイルトリートメント】
超高圧処理アルガンオイル(※)配合で、枝毛やキレ毛などを密着補修し、ツヤと潤いのあるなめらかな髪を保ちます。ヒートプロテクト処方で、ドライヤーなどの熱器具から髪を保護し、乾燥やパサつきから髪を守るのはもちろん、UVカット処方のため、髪の毛の日焼け対策としても◎。やさしく華やかなフローラル系の香りです。
※:アルガニアスピノサ核油(ツヤめき成分)
無香料なので使いやすい【ミラボーテ クイックUVケアスプレー】
スプレータイプなので、髪の毛にシュッとするだけで日焼け対策ができ、同時にヘアケア&髪色キープまで叶います。髪以外にも、肌、顔、頭皮まで全身に使えるので一つ持っていると便利です。普段自分の好きな香りのアウトバストリートメントや香水をお使いの方は、無香料タイプのUVスプレーを使えば香りの邪魔をしないので◎。SPF50/PA++++、合成着色料フリー、フェノキシエタノールフリー、パラベンフリーです。
香りも楽しめる【ミーファフレグランス フレグランスUVスプレー】
SPF50+、PA++++のUVスプレー。オレンジ油配合で髪や肌にうるおいを閉じ込めて健やかに整えます。オレンジの爽やかな香りとジャスミン、マグノリアの花々が咲き誇る上品な香り。髪だけでなく身体にも使えます。
頭皮の日焼けにも要注意
髪の毛だけでなく、頭皮の日焼け対策も怠らないようにしましょう。頭皮が紫外線を浴びると乾燥やしわを招く恐れがあります。また、頭皮のハリや弾力が失われることで、頭皮とつながっている顔までたるみやすくなるのです。
頭皮も髪の毛と同じようにUVカットの帽子や日傘を使うなどして紫外線対策を徹底しましょう。日焼けしてしまった場合はぬるま湯や低刺激のシャンプーで洗ったあと、ドライヤーでしっかりと乾かしてから保湿してください。日焼け直後であれば、冷たいタオルを当てることで、ほてりがおさまりやすくなります。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
【2024年】バイヤーおすすめ人気な日傘21選。「完全遮光」とは?日傘の選び方についても!>>
日焼け対策と早めのケアで健康的な髪の毛をキープしよう
髪の毛は紫外線によるダメージを受けやすい部分ですが、肌に比べてケアを忘れがちです。まずは髪の毛が日焼けしないようにしっかりと予防しましょう。日焼けした場合は早めのアフターケアを忘れないでください。対策と予防を徹底して、健康的できれいな髪を保ってくださいね。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
ますます進化!アームカバーや帽子など、「身につける」UV対策の最新アイテムをチェック>>
UV対策をルーティーンに!石けんで落とせるおすすめ日焼け止め【6タイプ別にご紹介】>>
※工場生産遅延の影響で入荷日の遅れや商品仕様の変更が生じる場合がございます。
※掲載商品は一部店舗では取り扱いがない場合がございます。取り扱い状況については各店舗へお問い合わせください。
※掲載商品は、一部の店舗ではお取り寄せになる場合がございます。
※一部価格・仕様の変更、および数に限りがある場合もございます。
※掲載写真には一部演出用品およびイメージ画像が含まれ、店舗でお取り扱いがない場合がございます。
※商品価格等の情報は、掲載時点のものです。