軽く、鋭く、キレイに切れる!「京セラ」のセラミックナイフ「cocochical」で料理がもっと楽しくなる

皆さんは"セラミック"と聞いて何を思い浮かべますか?耳にしたことはあるけれど、普段の暮らしの中ではあまりなじみがないかもしれません。今回ご紹介するのは、セラミックメーカー〈京セラ〉が開発に10年以上の歳月をかけたという、渾身の包丁〈cocochical(ココチカル)〉。〈京セラ〉でキッチンアイテムを中心とした日用品を開発している応用商品部の松本さんと嶋田さんが、昨年発売されたばかりの〈cocochical〉を携え登場。セラミックナイフの魅力や開発秘話について伺いました。

セラミックナイフ〈cocochical〉の魅力と開発ストーリーに迫る!

―本日はよろしくお願いいたします!

松本さん・嶋田さん:よろしくお願いします!2201_cocochical_01.jpg京セラ株式会社 応用商品部
右:応用企画課責任者 松本雅人さん
左:応用商品営業1課 嶋田颯人さん

―〈京セラ〉さんと言えば、やはり「セラミック」ですよね!

松本さん:はい。〈京セラ〉はもともと〈京都セラミック〉という社名で創業した、ファインセラミックスの専門メーカーです。主に産業用の部品などをつくっていたのですが、"日常生活にもセラミック製品を"ということで1984年からセラミック製の包丁の販売をスタートしました。今年で39年目を迎え、現在累計2000万本以上を出荷しています。

―セラミック製の包丁はステンレス製と何が違うのでしょうか?

松本さん:セラミックは大変硬い材質で、刃をより鋭利に加工することができるので、一番の魅力は切れ味のよさです。そして、硬く摩擦しにくいので切れ味が長持ちします。そのほかにも、軽い、サビない、除菌漂白できる、食洗機が使える、など、調理に向いた特長がたくさんあるんですよ。

―それでは今回の新作について教えてください!

松本さん:こちらが、セラミック素材から新しく開発し10年以上をかけて発売にこぎつけた、進化した包丁〈cocochical〉です。

2201_cocochical_02.jpgcocochical(ココチカル)
スライスナイフ(12.5cm)6,380円(税込)
ペティナイフ(13cm)6,600円(税込)
三徳ナイフ(14cm) 7,700円(税込)
三徳ナイフ(16cm) 8,800円(税込)
牛刀(18cm)9,130円(税込)

―開発に10年以上...!期待が高まります!進化のポイントは何でしょうか?

松本さん:1番の進化ポイントは、従来品と比べて切れ味のよさが2倍以上長持ちするところです。セラミックスは素材を硬くすればするほど切れ味の持続性がよくなるのですが、硬度が上がると欠けやすくなってしまうというデメリットがあります。そこで今回は原料の配合や製造プロセスをすべて見直し、丈夫さを実現しました。

―相当苦労されたのでは?

松本さん:特許を取得した新しいセラミック素材の開発はもちろんですが、〈cocochical〉は白と黒の2色を展開していて、特に美しい白を出すのにも苦労しました。セラミックス=真っ白というイメージが強いと思いますが、白はほんの少しのニュアンスで黄ばんで見えたり、安っぽくなってしまったりするんです。今回は刃とハンドルの色を合わせたかったので、何度も何度もサンプルをつくりました。さらに、刃を加工する際に加工痕が付き見た目の美しさが損なわれてしまうという課題にも直面してしまい、真っ白かつきれいな見た目を実現するために、加工プロセスもすべて見直し、素材のクオリティ、見た目の美しさをようやく両立することができたんです。

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―なるほど!色やデザインにもこだわりがあるのですね!グッドデザイン賞も受賞されているとか?

松本さん:白の刃には白のハンドル、黒の刃には黒のハンドルというモノトーンに仕上げ、さらに色だけではなく刃とハンドルも一体となるように極力段差をなくしたシームレスなデザインになっています。プロダクトデザイナーの桑野陽平さんにデザインしていただきました。ハンドルの素材や形状にもこだわり、切り方や皮のむき方によって握り方を変えても手に自然となじむようになっていて、誰が使っても心地よさを感じてもらえると思います。

―〈cocochical〉とは、かわいらしいネーミングですよね?

松本さん:「心地よい」と「軽い」を組み合わせた造語なんです。私も初め聞いた時はちょっと不思議な感じもしたのですが、セラミックスの特長を伝えられるネーミングだと思っていますし、もうすっかり定着しました。ロゴは、「o」の部分は目が合うような親しみやすさをイメージしていて、「h」「i」「a」「l」の文字のデザインは、包丁で斜めにスパッとカットしたような切れ味のよさを表現しているんですよ。

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食材や用途に合わせて選べる、5種類の包丁をラインナップ

―種類もたくさんあるんですね!

松本さん:全部で5種類あって、それぞれ白と黒をご用意しています。

―どんな風に選んだらよいのでしょう?それぞれの包丁の特長を教えてください。

松本さん:まずは一番売れ筋の〈三徳ナイフ〉。こちらははじめの1本にぴったりで、野菜やフルーツ、肉などあらゆる食材に向いています。三徳ナイフは刃渡り14㎝と16㎝の2種類ありますが、日常的に使うのであれば16㎝を選ぶとよいと思います。少し小ぶりな14㎝は、普段ステンレス製の包丁を使っているけれど、生で食べるサラダ用の野菜や果物などをカットする時にセラミック包丁を使いたいという方におすすめです。大変切れ味がよいので、刃の入りもスムーズで、トマトを薄くスライスするのもお手のもの。金属製の包丁と違って食材に金物のニオイが移らないので、セラミックナイフは生で食べるものを切るのに最適なんです。

2201_cocochical_05.jpg松本さん:少し硬めの野菜もスパッと軽やかに、気持ちよくカットできますよ。

2201_cocochical_06.jpg松本さん:こちらの〈ペティナイフ〉は、先ほどの三徳ナイフよりも小ぶりサイズでとても軽く扱いやすいです。小回りが利き、簡単な調理のサブ包丁として、少し小さめの野菜や果物のカット、皮むきなどに向いています。

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松本さん:〈スライスナイフ〉は、その名の通りスライスに向いているのですが、刃が細かいギザギザ状になった、ステーキナイフのようなものです。完熟したトマトや桃、パンやサンドイッチなどのやわらかいものを潰すことなくキレイにカットできます。

2201_cocochical_09.jpg松本さん:〈牛刀〉は刃渡りが18㎝と長いので、塊肉や大きめの野菜、例えばキャベツや白菜などのカットにおすすめですが、セラミックスは硬いので、大きくて硬いかぼちゃや冷凍した食材、太い骨のある魚を捌くと欠けたり折れる可能性があるので避けてください。ただ、魚ならお刺身のカットには向いています。ニオイ移りやサビることがないので、刺身や生野菜、レモンなどを切る時は、セラミックナイフを使っている、というお寿司屋さんやレストランのシェフも多いんですよ。

―なるほど!プロの料理人も使っているんですね!〈cocochical〉のお手入れはどうしたらいいのでしょうか?

松本さん:セラミックスはサビないので、普段は水洗いしてそのまま乾かすだけで大丈夫です。食洗機も使えますし、着色汚れが気になった時は漂白してください。セラミックナイフは台所用漂白剤の浸け置きができます。除菌ができるので、長く衛生的に使うことができます。切れ味の持続性が高いのでこまめに研ぐ必要もありません。少し切れ味が悪くなってきた時は通常の研ぎ石では研げないので、専用のシャープナーで研ぎ直していただくか、〈cocochical〉限定の修理サービスをご利用ください。刃の研ぎ直しやハンドル部分のキズや汚れ、緩み、刃の欠けなどが生じた場合1回に限り無償で対応しています。熟練工が1本1本手作業で丁寧に研ぎ直し、切れ味をよみがえらせます。パッケージの裏面にアフターサービスについて掲載してありますので、ぜひご覧いただき、安心して長くお使いください。

2201_cocochical_10.jpg―最後に、〈cocochical〉はどんな方におすすめですか?

松本さん:忙しい日々の中でも、料理の時間を少しでも楽しみたいと思っていらっしゃる方にぜひ手に取っていただきたいです。〈cocochical〉という素材もデザインも今までとは違う包丁を使うことで、心軽やかになってもらえたら嬉しいですね。あとは、包丁は持っているけど、セラミックナイフは持っていないという方が多いと思うので、この春から新生活を始める方やお料理好きな方へのもう1本としてギフトにするのもおすすめですよ。

おわりに

まだまだ家庭のキッチンではなじみの薄いセラミックナイフですが、切れ味のよさ、軽さ、扱いやすさは一度使ったら手放せなくなるはず。料理の時間を心地よく彩る〈cocochical〉を、ぜひ手に取ってみてください。

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