外出の際、メイクが欠かせないという方は多いのではないでしょうか。そんな中「しっかりメイクしたのに長持ちしてくれない」とお悩みの方もも少なくないはず。メイクが落ちやすいと感じる場合は、メイク前のスキンケアが足りていない可能性があります。今回は、メイク前のスキンケアのやり方について解説します。おすすめのアイテムもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
メイク前にスキンケアが必要な理由
メイク前にスキンケアが必要とされる主な理由は「メイクが長持ちするため」です。洗顔後の顔は乾燥しやすい状態であり、肌は潤いを乾燥から守るため過剰な皮脂を分泌するといわれています。
そのため、スキンケアでしっかり保湿をしないままメイクをすると、分泌された余分な皮脂がメイクの崩れ・ヨレ・テカリの原因になったり、メイクのノリが悪くなったりしてしまいます。また、乾燥した状態でメイクをすることで、肌に余計な負担をかけてしまう場合も。
メイク前のスキンケアは、いわゆる「メイクの土台・下地づくり」の工程です。肌の乾燥を防ぎつつメイクの仕上がりを長持ちさせるためにも、メイク前のスキンケアは季節を問わず、正しいやり方で行う必要があります。
メイク前のスキンケアはどんな順番で行う?
メイク前のスキンケアの基本的なやり方としては、以下の順番で行うのが一般的です。
スキンケアの順番
特に洗顔については、睡眠中の顔に付着した皮脂やホコリなどを落とす役割があるため、その後のスキンケアアイテムを効果的に使うためにも重要です。
また、化粧水以降の順番は「含まれている油分の量が少ない順」でスキンケアを進めていきましょう。クリームは他のスキンケアアイテムに比べて油分が多く、化粧水で与えた潤いを逃さないための蓋の役割を担ってくれます。そのため、メイク前のスキンケアでは最後に使うのがコツです。
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【肌タイプ別】メイク前のスキンケアのやり方
「メイク前のスキンケア」といっても、肌タイプによってそれぞれ違った特徴があるため、実際にお手入れをする際には各肌タイプに合ったやり方で行うことが大切です。ここからは、メイク前のスキンケアのやり方について、肌タイプ別にご紹介します。
乾燥肌のメイク前スキンケアのやり方
乾燥肌は、数ある肌タイプのなかでも皮脂と水分のどちらも少なく、触ったときにカサついているのが特徴です。乾燥肌は、乾燥によるさまざまな肌トラブルにも悩まされやすいため、メイク前のスキンケアでは保湿だけでなく、肌悩みに合わせたケアも必要になる場合もあります。
①保湿成分が豊富な化粧水・ローションを肌になじませる
乾燥肌の場合、洗顔後には保湿成分が豊富な化粧水・ローションを肌にしっかりなじませましょう。潤いを与えることで、乾燥によって硬くなった肌をやわらかく整え、以降のスキンケアアイテムが肌へなじみやすいベースに仕上がります。
②肌悩みがある場合は美容液を塗る
化粧水をなじませたら、次に肌悩みに応じた美容液を塗りましょう。化粧水の後から美容液を塗ることで、乾燥した肌に保湿成分が届きやすくなります。
また、美容液はアイテムによって保湿だけでなく、乾燥によるシミ・小じわ予防などを目的としたものも少なくありません。美容液で肌が本来持つバリア機能やターンオーバーをサポートすることで、メイク前の肌を健やかに整えられるでしょう。
③乳液で潤いを閉じ込める
美容液をしっかりなじませたら、最後に乳液を塗ります。基本的に乳液にも保湿成分が配合されているため、化粧水・美容液の効果を閉じ込めるとともに、肌の乾燥を防げるでしょう。
脂性肌のメイク前スキンケアのやり方
脂性肌は、皮脂の分泌量が他の肌タイプに比べて多い傾向にあり、余分な皮脂によるメイク崩れ・テカリが目立ちやすいのが特徴です。そのため、メイク前のスキンケアでは皮脂をやさしく落とし、余分な皮脂を分泌させないように保湿ケアをしましょう。
①余分な皮脂を洗顔でしっかり落とす
脂性肌の場合、洗顔による「落とすスキンケア」が何よりも重要です。泡立てた洗顔料で余分な皮脂やメイク汚れなどをしっかり落としましょう。洗顔の際には肌へ負担をかけないためにも、ゴシゴシ擦らないように注意してください。
また、皮脂を落とすために洗顔時に熱いお湯を使う人もいるかもしれません。しかし、熱いお湯は皮脂を余分に取りすぎてしまう場合もあるため、人肌程度のぬるま湯を使うのがコツです。
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②さっぱりタイプの化粧水・乳液で保湿ケアをする
テカリが目立つ脂性肌の方でも、保湿は大切です。洗顔後はさっぱりタイプの化粧水・乳液を塗りましょう。さっぱりタイプのアイテムは肌のベタつきを抑えながら潤いを与えられるので、脂性肌の方にぴったりなスキンケアです。
③日焼け止めでメイク前のベースをつくる
保湿ケアの後は、日焼け止めでメイク前の下地を整えましょう。紫外線は肌のバリア機能にダメージを与え、潤いが逃げる原因になるといわれています。肌の潤いが逃げてしまうと、過剰な皮脂の分泌につながるため、脂性肌の人は念入りに日焼け対策をしておくことが大切です。
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混合肌のメイク前スキンケアのやり方
混合肌は、乾燥肌・脂性肌両方の要素も持ち合わせている肌タイプです。脂性肌のテカリ・ベタつきと乾燥肌のカサつきのどちらも感じるのが特徴で、皮脂は多く水分量が少ない傾向にあります。メイク前のスキンケアでは、肌の油分と水分バランスを整えることを重視しましょう。
①皮脂の多い部分を中心に洗顔する
混合肌の場合、まずはテカリ・ベタつきの原因となる余分な皮脂を洗顔料で落としましょう。脂性肌とは異なり、目の周りや両頬など顔のパーツによっては乾燥が目立ちやすい部分もあるため、洗顔時は皮脂の多い部分を中心に洗うのがコツです。
生え際・フェイスラインなどに洗い残しがないように注意してください。
②化粧水で肌に潤いを与える
洗顔を終えたら、化粧水で肌を保湿しましょう。特に乾燥によるカサつきが目立つ部分は重点的になじませ、メイク前の肌を整えます。
③乾燥の度合いに合わせて乳液・クリームを使い分ける
化粧水をなじませたら、乾燥の度合いに合わせて乳液・クリームを使い分けながら、水分・油分のバランスを整えていきましょう。乳液・クリームの順番で使用し、テカリが目立ちやすい部分は薄く、乾燥しやすい部分はしっかりなじませてください。
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肌タイプ別で探すスキンケアアイテムの選び方
メイク前のスキンケアでは、お手入れのやり方だけでなく使うアイテムの選び方も重要です。ここからは、メイク前のスキンケアアイテムの選び方について、肌タイプ別に解説します。
乾燥肌は「高保湿・肌へのやさしさ」を重視する
乾燥肌のスキンケアアイテムの選び方は「高保湿・肌へのやさしさ」をチェックしましょう。特にセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿効果が高い成分を配合しているものがおすすめ。
また、乾燥肌は外部刺激を受けやすいデリケートな状態であるため、敏感肌向けかつシンプルな処方のアイテムを選ぶとよいでしょう。
脂性肌は「ベタつきにくさ・保湿力」で選ぶ
脂性肌の場合は「ベタつきにくさ・保湿力」を重視するのが選び方のポイントです。油分を与えることよりも、各アイテムの保水力をチェックして選びましょう。具体的には「オイリー肌向け」「さっぱりタイプ」と呼ばれているアイテムが挙げられます。
また、ベタつきにくさについては、ビタミンCやレチノールといった皮脂の分泌量をコントロールする成分が配合されているアイテムもおすすめです。
混合肌は「皮脂のコントロール力・保湿力」をチェック
混合肌は、「皮脂のコントロール力・保湿力」のどちらも重視しながら選ぶことが大切です。乾燥肌と脂性肌の両方の特徴があるからこそ、前述したような高い保湿力を持つ成分・皮脂の分泌量をコントロールする成分が入っているかどうかを確認してみましょう。
メイク前のスキンケアにおすすめのアイテム一覧
左から
ユンス(Yunth) 生ビタミンC 美白美容液 28包入 3,960円(税込)
サボリーノ(Saborino) 目ざまシート ビタットC 30枚入り 1,540円(税込)
アヌア(ANUA) ドクダミスージングトナー 250mL 【店頭のみ商品】 2,380円(税込)
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メイクの仕上がりをよくするために大切なスキンケアですが、朝が忙しくてゆっくりスキンケアができないこともあるでしょう。ここからは、手軽にメイク前のスキンケアが済ませられるアイテムや、朝使用するのにおすすめのアイテムをご紹介します。
サッと拭いて洗顔・保湿が完了【サボリーノ(Saborino)目ざまシート ビタットC】
サボリーノ(Saborino)の〈目ざまシート ビタットC〉は、朝に行うメイク前のスキンケアに対応したオールインワンシートマスクです。スキンケア・保湿下地に加えて、拭き取りによる洗顔も可能なため、忙しい日もスピーディにメイク前スキンケアを済ませられます。
シートマスクには整肌成分として4種類のビタミンC(※)を配合しており、肌の角質層まで潤いを届けてなめらかに整えます。使用中は爽やかなビタシトラスの香りが広がるため、いつものメイク前のスキンケアを楽しく演出してくれるでしょう。
※:アスコルビルグルコシド、アスコルビルリン酸Na、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル(全て整肌成分)
微細なミストで手軽にスキンケア【ダルバ(d'Alba)ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム】
ダルバ(d'Alba)の〈ホワイトトリュフ ファーストスプレーセラム〉は、メイク前はもちろんメイクの上からも使用できるスプレータイプの美容液です。保湿成分のツベルマグナツムエキスが肌の角質層まで潤いを届け、ハリのある肌へ整えます。
1本で化粧水・ミスト・セラム・エッセンスの役割をまとめて担えるのも、人気のポイントです。忙しい朝でもしっかりメイク前のスキンケアができますよ。
毛穴悩みを考えた美容液【クオリティファースト(QUALITY 1ST)ダーマレーザーウルセラC】
クオリティファースト(QUALITY 1ST)の〈ダーマレーザーウルセラC〉は、毛穴ケアを考えてつくられた美容液です。4種類のビタミンC(※)が肌の角質層まで浸透し、肌を健やかに整えます。
※:アスコルビルグルコシド、アスコルビン酸、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、リン酸アスコルビルMg(全て整肌成分)
防腐剤・エタノール・合成着色料・香料・グリセリン不使用な点もおすすめポイントです。肌への刺激が気になる人のメイク前のスキンケアに使いやすいでしょう。
濃密な美容液で集中ケア【ユンス(Yunth)生ビタミンC 美白美容液】
ユンス(Yunth)の〈生ビタミンC 美白美容液〉は、化粧品に配合困難とされていた、高濃度の純粋ビタミンC(アスコルビン酸)を配合した導入美容液です。薬用成分のアスコルビン酸がメラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぎます。
1回分ずつパウチされているため、衛生面も安心して使えるスキンケアアイテムです。
デリケートな肌もやさしくケア【アヌア(ANUA)ドクダミスージングトナー】
アヌア(ANUA)の〈ドクダミスージングトナー〉は、整肌成分のドクダミエキスをベースにつくられた化粧水です。ドクダミに含まれるクエルシトリンが肌を健やかに整えます。弱酸性処方でさっぱりとした使用感なので、ベタつきが気になる肌やメイク前のスキンケアにおすすめです。
スキンケア後のメイクを崩れにくくする3つのコツ
メイク前のスキンケアが終わった後にひと工夫加えることで、いつものメイクがさらに崩れにくくなりますよ。ここからは、スキンケア後のメイクを崩れにくくするコツを解説します。
①スキンケア後少し置いてからメイクを始める
スキンケア完了後は、少し時間を置いてからメイクを始めましょう。化粧水や乳液などがなじんでいない状態でメイクを始めると、化粧下地やファンデーションと混ざってしまい、メイクがヨレてしまうことがあります。
時間を置くことで、メイク前のスキンケアで補給した水分・油分が肌になじんでいくため、ファンデーションのムラやヨレを軽減できるといわれています。
②ティッシュで顔を軽く押さえてベタつきを取る
スキンケア後は、ティッシュで顔を軽く押さえてベタつきを取ってからメイクを始めるのもコツです。特に乳液やクリームなどの油分の多いスキンケアアイテムについては、付けすぎると肌がベタついてしまう場合もあります。
メイクの前にティッシュで軽くオフすることで、顔に付着している余分なクリームや皮脂を取り除けるため、メイクがよりきれいに仕上がりますよ。
③メイク後にメイクキープミストを使う
メイクをした後は、メイクキープミストを使うことで崩れにくくなります。メークキープを吹きかけることで、ミストが肌をコーティングし、皮脂や汗などでメイクが崩れるのを防げるのでおすすめです。
メイク前には肌タイプに合ったスキンケアをしよう!
肌タイプは人によって異なるため、メイク前には自分の肌に合ったスキンケアをしっかり行うことが大切です。今回ご紹介したスキンケアのやり方やアイテムの選び方も参考にしながら、ぜひメイク前のスキンケアを実践してみてくださいね。
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