梅雨の時期は洗濯物を室内で干すことが多くなりますが、部屋干しでは独特の臭いやカビが発生しやすいため、困っている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、部屋干しの臭いやカビ対策、おすすめの部屋干しグッズをご紹介します。
部屋干しの臭い・カビの原因とは？
部屋干しの臭いやカビを予防するには、まず原因を知ることが大切です。部屋干しで服に臭いがついたり、部屋にカビが発生したりするのは、一体何が原因なのでしょうか。
洗濯槽のカビ
洗濯槽にカビが発生していると、部屋干しをしたときに衣服に臭いがつきやすくなるといわれています。洗濯槽の裏側は湿度60%前後、温度25度前後と、カビが発生しやすい環境が整っています。洗濯槽に発生したカビが洗濯した衣服に付着し、嫌な臭いの原因となるのです。部屋干しで臭いが気になる場合は、こまめに洗濯槽の掃除を行いましょう。
洗濯物についた汚れ
洗濯物に付着している汚れも、部屋干しの臭いの原因の一つです。室内で衣服を干す場合、ベランダや外で干すときに比べると洗濯物が乾くまでに時間がかかります。洗濯物の水分が蒸発するまでの時間が長くなることにより、衣服に付着した汚れが変質して雑菌が発生し、嫌な臭いが生まれてしまうのです。
湿度の上昇
部屋干しをした衣服や、部屋の壁にカビが発生するのは、湿度の上昇が原因だと考えられます。カビの菌は、温度が20〜30度、湿度が70%程度で、ダニや汚れ、ホコリなどの栄養分があると繁殖しやすくなります。部屋干しをすると洗濯物から水分が蒸発するため、室内の湿度と温度が上がってカビが繁殖しやすい環境になるのです。とくに、雨が多い時期は室内の湿度が高くなりやすいため、カビが増殖しやすいとされています。
部屋干しに適した場所
部屋干しの臭いやカビを防ぐためには、洗濯物を干す場所選びが重要です。ここからは、部屋干しに適したおすすめの場所をご紹介します。
室内で風通しの良い場所
臭いやカビを発生させないためには、風通しの良い場所に洗濯物を干すことが大切です。風通しが悪く空気がこもりやすい場所に洗濯物を干すと、乾くまでに時間がかかります。その結果、部屋の湿度や温度が上がってカビや臭いが発生してしまうのです。風通しの良い場所を選んだり、窓を開けて空気を循環させたりして、洗濯物が乾くまでの時間を短縮させましょう。
換気扇が付いている浴室
風通しの良い部屋がない場合は、換気扇が付いている浴室に衣服を干すのもおすすめです。換気扇をつけることで、濡れた洗濯物を干していても室内の湿度が上がりにくくなり、カビや臭いの原因になる雑菌の繁殖を抑えられます。
部屋干しの臭い・カビを防ぐ洗濯のコツ
洗濯方法を変えるだけで、部屋干しの臭いやカビを防ぐことが可能です。部屋干しの臭いに困っている方は、こちらで紹介する洗濯のコツを参考に対策を考えてみてください。
部屋干しにおすすめの洗剤を使う
部屋干しの臭いに悩まされているのなら、部屋干しにおすすめの洗剤を使ってみてください。部屋干し用の洗剤には、臭いの原因になる雑菌の増殖を抑制する抗菌・除菌成分が含まれています。衣服の汚れを落とさないまま部屋干しをすると臭いの原因になるため、洗浄力が高い部屋干し用の洗剤を使ってしっかりと汚れを落としましょう。
洗濯槽を綺麗にする
洗濯槽にカビが繁殖していると、いくら部屋干しに適した洗剤を使っていても衣服の臭いは取りきれません。洗濯槽はカビが発生しやすい環境が整っているため、短期間ですぐにカビが増殖してしまいます。こまめに洗濯槽の掃除を行って、臭いの原因を取り除きましょう。また、洗濯後は洗濯機の蓋を開けて湿度を逃すのも、カビを防ぐのに有効な対策です。
脱水を2回行う
部屋干しを行うときは、脱水を2回行うのがおすすめです。しっかり脱水を行って衣服の水分を飛ばすことで、1回だけ脱水をしたときよりも洗濯物が乾きやすくなります。その結果、臭いの原因となる雑菌が繁殖しにくくなり、衣服の臭いを防げるといわれています。室内のカビ対策にもなるので、ぜひこの方法を試してみてください。
風呂の残り湯は使用しない
部屋干しの臭いが気になるのなら、お風呂の残り湯を使って洗濯するのは避けましょう。残り湯には雑菌が混じっているため、衣服に菌が付着して臭いやカビが発生する原因になってしまいます。菌が衣服の繊維に入り込むと、なかなか臭いが取れなくなるため、注意してください。
部屋干しの臭い・カビを防ぐおすすめの対策
ここからは、洗濯方法以外の臭い・カビ対策について解説していきます。簡単に試せる対策ばかりなので、ぜひやってみてください。
洗濯物を放置しない
部屋干しの臭いを防ぐには、洗濯物を放置しないことが大切です。洗濯物を放置していると、衣服についた汚れから雑菌が増殖し、臭いが発生しやすくなるとされています。洗濯前の衣服は通気性の良い場所に保管し、早めに洗うよう心がけてください。また、濡れたバスタオルや服などは、洗濯する前に物干し竿やハンガーなどに掛けておくのがおすすめです。
干し方を工夫する
部屋干しの臭いやカビは、干し方を工夫することで予防できます。濡れた衣服を密着させて干すと、風通しが悪くなって洗濯物が乾きにくくなり、臭いやカビが発生しやすくなります。部屋干しする際は、衣服同士の間隔を10センチ以上空けて干すようにしましょう。
また、厚手の服を部屋干しする場合は、薄手のものと交互に干すのがおすすめです。このように干すことで衣服の間に隙間ができ、洗濯物が早く乾きます。
部屋干しに便利なおすすめグッズ
上記で紹介した洗濯のコツや対策と合わせて、便利グッズを活用すれば、さらに効果的に部屋干しの臭い・カビを防げるでしょう。そこでここからは、部屋干しに便利なおすすめアイテムを紹介していきます。それぞれのアイテムの特徴も詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
ちょっとしたすき間の部屋干しに便利【スリムハンガー】
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〈HOS スリムハンガー 12P〉は、ランジェリーや小物干しにおすすめの洗濯用品です。フック部分が折りたためるタイプなのでコンパクトに収納でき、部屋の空間を圧迫しません。ピンチの先端は衣服への負担が少ない丸型になっているのも嬉しいポイントです。
小物を干すのに最適【小物干しハンガー】
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〈小物干しハンガー 24P〉は、タオルやランジェリーなどの小物を干すのに適したピンチハンガーです。熱に強く丈夫なポリカーボネットフックを使用しており、浴室乾燥機にも対応しています。高干しグリップがついているため、高い位置の物干し竿にも掛けやすいのが特徴です。ピンチが360度回るタイプなので、洗濯物の向きを選ばず干せるのも嬉しいポイント。
浴室乾燥機にも対応【ランドリーハンガー】
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〈ランドリーハンガー〉も、部屋干し向きのハンガーです。フックの角度を45度ごとに変えられるのが特徴で、狭い室内干しでも洗濯物が壁に当たりにくいのが特徴です。スカートの紐やランジェリーの肩紐などが掛けられる紐かけがついているので、小物干しにピッタリです。ハンガーは3個入り。
浴室の扉やドアにサッと掛けられる【室内干しハンガー】
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〈ランドリー室内干しハンガー〉も、部屋干しに役立つおすすめのグッズです。リビングやドアのかもい、浴室のドアなどに掛けるだけでタオルや衣類を部屋干しできます。ネジで簡単に固定できるため、干している途中でハンガーが落ちる心配がありません。
省スペースでシーツやバスタオルが干せる【回転式くるくるハンガー】
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〈スリム回転式くるくるハンガー〉は、大きなものを干すときに便利な洗濯用品です。大きめのタオルやシーツなどを通すだけで干せて、省スペースで幅を取りません。部屋干しに便利なドア枠フックがついているのも特徴。使わないときは折りたたんでスリムに収納できるため、部屋のスペースを圧迫せず快適です。
かもいやドア枠に掛けるだけで干しスペースがつくれる【ホシタスかもい・ドア枠用】
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〈ホシタスかもい・ドア枠用〉は、洗濯物を干す場所が少しだけ欲しいときに活躍するフックです。ドア枠やかもいなどに掛けるだけで、部屋干しスペースをつくれます。衣類の部屋干しだけでなく、普段カバンやコートを掛けておくのにも使えて便利ですよ。シンプルで部屋になじみやすい色味とデザインも、人気を集めているポイントの一つです。2個セットです。
濡れた衣類やタオルを掛けても錆び付かない【アルミ伸縮ポール】
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部屋干しの臭いやカビが気になる方におすすめなのが、〈アルミ伸縮ポール〉です。非鉄金属であるアルミ材を使用しているため、濡れた衣類やタオルを掛けていても錆び付かず便利です。耐荷重は最大で10kgと、たくさんの洗濯物を干せるのも魅力です。
洗濯機の側面に挟み込むだけで取り付けられる【洗濯機バスタオルハンガー】
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〈マグネット伸縮洗濯機バスタオルハンガー〉は、洗濯機の横に取り付けられるバスタオル用のハンガーです。洗濯機の側面に挟むだけで取り付けられ、濡れたバスタオルを一時的に掛けておけます。耐荷重は（約）3kgです。
洗濯機の正面や側面にマグネットに簡単取り付けられる【折り畳み棚】
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〈洗濯機横マグネット折り畳み棚〉も、衣類の臭いやカビに悩んでいる方におすすめの道具です。洗濯槽の横に取り付けられるラックで、入浴後のバスタオルや衣類などを置いておけます。濡れたタオルや衣類を直接洗濯槽に入れるのではなく、一時的にラックに置いておくことで、洗濯槽にカビが発生するのを抑制できます。使わないときはコンパクトに折りたためるデザインなのも嬉しいポイントです。耐荷重は（約）1.5kgです。
おすすめグッズを使って臭いやカビ対策を行いましょう
衣服の干し方や洗濯方法などを工夫することで、部屋干しの臭いやカビを簡単に予防できます。また、部屋干しにおすすめのグッズを使用するのも効果的です。今回紹介したおすすめの対策やアイテムなどを参考にして、部屋干しの臭い・カビを防ぎましょう。
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