【必読】色移りしたときの落とし方5選!お手入れのコツやおすすめの洗剤も紹介

色移りの落とし方

「お気に入りの白いシャツや洋服が色移りしてしまった」という経験はありませんか?衣類の色移りは落とし方が肝心!コツをつかめば簡単なので、いざというときに困らないように色移りしたときの手順を知っておきましょう。この記事では、色移りしたときの落とし方5選やおすすめの洗剤を徹底解説。イヤな色移りを起こさせない予防方法までご紹介します。

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洗濯物の色移りはなぜ起こるの?

洗濯物の色移りについて

まずは色移りが起こる原因と、色移りが起きたときにすぐ対処すべき理由を解説します。

色移りが起こる主な原因

洗濯物の色移りは、布類の「染色堅ろう度」の低さで起こります。「染色堅ろう度」とは染料の定着度のことを指しますが、以下のような条件の布類は色移りしやすい傾向があります。

【色移りしやすい条件】

  • 繊維そのものが染料を定着させにくい素材
  • 染色方法が染料を定着させにくい手法
  • 染料の質がよくない
  • 染料の色が濃い

「染色堅ろう度」を明確に見極める指標はないため、普段から洗濯物の色移りには注意が必要なのです。

色移りに気付いたらすぐに対処すべき理由

「染色堅ろう度」が低い衣類は水に濡れたり、摩擦が起きたりすると他の布類に色移りします。まさに、洗濯時は色移りしやすい条件が揃っているのです。色移りした洗濯物が乾くと染料の定着度が高まるため、色移りに気付いたら洗濯物が濡れているうちに正しく対処しましょう。

 

【色移りの落とし方5選】上手に落とすコツも解説!

色移りの落とし方の説明

色移りの落とし方は大きく5つあります。もし色移りが起きたら、慌てずに以下の落とし方を試してみましょう。

【色移りの落とし方の手順】

  1. 基本は中性洗剤や弱アルカリ性洗剤で落とす
  2. 時間が経った色移りには酸素系漂白剤を使う
  3. デリケートな衣類には液体の酸素系漂白剤を使う
  4. 白い衣類は塩素系漂白剤を使う
  5. 色移りが落ちない場合はクリーニングへ

1.基本は中性洗剤や弱アルカリ性洗剤で落とす

すぐにできる簡単な落とし方は、普段使っている中性洗剤や弱アルカリ性の洗剤でもう1度洗濯してみる方法です。

中性洗剤や弱アルカリ洗剤での落とし方

  1. 50℃以上のお湯を使う
  2. 通常使用の2~3倍の洗剤を使う
  3. 洗剤でつけ置きをしてから洗濯機にかける

ポイントはお湯の温度と洗剤の量です。布類の染料は50℃以上になると溶けやすくなります。ただし、洗濯機の機種によっては50℃以上のお湯に対応していない場合もあるので、あらかじめ確認しましょう。

2.時間が経った色移りには酸素系漂白剤を使う

時間が経つと色移りは定着度が高まります。その場合は通常の洗剤では弱いので、色物の場合は酸素系漂白剤を使って落としましょう。

酸素系漂白剤を使った落とし方

  1. バケツに50~60℃のお湯を入れる
  2. 酸素系漂白剤を適量入れる
  3. 約30分つけ置きをする
  4. 洗濯機で通常通り洗う

生地を痛める可能性があるため、つけ置きの時間は最大2時間までとしましょう。バケツにタオルを巻くと、お湯が冷めずに効果が出やすくなります。

3.デリケートな衣類には液体の酸素系漂白剤を使う

デリケートな衣類には

シルクやレーヨン・サテンなどのデリケートな布類は、マイルドな洗浄効果の液体酸素系漂白剤を使うのがおすすめです。

液体の酸素系漂白剤を使った落とし方

  1. お湯は30℃程度にする
  2. 液体の漂白剤を入れてつけ置きをする
  3. ゴム手袋をした手で軽く押し洗いしてすすぐ

デリケートな衣類はお湯の温度が高すぎたり、何度も洗濯機にかけたりすると傷むので注意しましょう。

4.白い衣類は塩素系漂白剤を使う

白い布類なら塩素系漂白剤を使う方法がおすすめ。塩素系漂白剤は染料を脱色させる効果があるため、白物の衣類ならキレイになる可能性が高いです。一方、刺繍やカラーが少しでも入っている洋服の場合、せっかくのデザインも脱色させてしまいます。塩素系漂白剤は「完全な白物のみ」と覚えておきましょう。

5.色移りが落ちない場合はクリーニングへ

色移りが落ちない場合はクリーニングへ

自分で落とし方を試してみても色移りが落とせないときは、洗濯のプロに相談しましょう。無理をして色移りの対処をすると、大切な洋服を傷める可能性があります。クリーニング店に持ち込むときは、色移りの状態と自分で試してみた落とし方などを共有するとさらによいでしょう。

 

色移りにおすすめの洗剤をご紹介

色移りにおすすめの洗剤を紹介

「実際に色移りが起きたとき、どんな洗剤を使ったらいいの?」という方に、おすすめの洗剤や漂白剤をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

日常使いの中性洗剤としておすすめ【ウタマロリキッド】

ウタマロ ウタマロリキッド 400mL

 

ウタマロ ウタマロリキッド 400mL 522円(税込)


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〈ウタマロリキッド〉は肌と環境にやさしいアミノ酸系の洗浄成分を使用した中性洗剤。
食べこぼしや皮脂汚れ、インクのシミなどあらゆる汚れも簡単に落とせますよ。日常使いの中性洗剤として持っておきたいアイテムです。

ヤシノミ由来の洗浄成分【ヤシノミ 洗たく洗剤濃縮タイプ】

サラヤ ヤシノミ 洗たく洗剤濃縮タイプ 本体

 

サラヤ ヤシノミ 洗たく洗剤濃縮タイプ 本体 616円(税込)


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〈ヤシノミ 洗たく洗剤濃縮タイプ〉は、ヤシノミ由来の植物性洗浄成分を100%配合。無香料&無添加(石油系界面活性剤・蛍光剤・漂白剤・香料・着色料・抗菌剤)で肌にやさしい設計となっており、子どもから大人まで家族で使用できる洗剤です。
少ない量でも汚れを落とせる洗浄力の高さで、油汚れなどもすっきり。植物性洗浄成分100%なので、洗濯後の排水は水と二酸化炭素にすばやく分解されて地球に還ります。

イヤな臭いが発生しない酸素系漂白剤【シャボン玉 酸素系漂白剤】

シャボン玉石けん 酸素系漂白剤 750g

 

シャボン玉 酸素系漂白剤 750g
572円(税込)


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<シャボン玉 酸素系漂白剤>は、漂白、消臭、除菌の3つの効果がある酸素系漂白剤です。酸素系漂白剤はツーンとしたイヤな臭いが発生しないのもうれしいポイント。主成分は過炭酸ナトリウムで、水に溶けると過酸化水素と炭酸ソーダに分解します。この分解で酸素が発生し、漂白効果が現れるしくみです。 色移りした洗濯物のシミ抜きだけでなく、食器類やベビー用品の漂白にも使用できます。色柄ものの洋服にも使えるので、ぜひ用意しておきたい洗濯アイテムです。

サビ汚れや鉄分に強い還元系漂白剤【ハイドロハイター】

花王 ハイドロハイター

 

花王 ハイドロハイター 275円(税込)

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白い服の色移りの漂白におすすめな<ハイドロハイター>は還元系の漂白剤です。白い服の色移り対策に適している漂白剤には、塩素系漂白剤と還元系漂白剤があります。
還元系の漂白剤はサビ汚れや鉄分による黄ばみなどを落とすのが得意で、塩素系漂白剤でキレイにならなかった場合に試してみるとよいでしょう。どんな繊維でも白いものなら使用できるのがうれしいポイントです。

 

色移りを予防する方法を知ろう

色移りを予防する方法

色移りが起こると対処に手間や時間がかかります。ここでは色移りを起こさせない予防法を解説するので、ぜひ洗濯の際は以下の方法を実践してみてください。

1.水温40℃以下で洗濯をしよう

布類の染料は水温50℃以上になると、色移りが起こりやすくなります。よって、色移りを防止するコツは、洗濯時の水温を40℃以下にすることです。衣類の洗濯表記には水温の目安が記載されている場合もあるので、洗濯前にチェックしましょう。

2.白い衣類と色物はわけよう

白い衣類と色物をわける

白シャツや白い服、淡いベージュ系の洋服は色移りが起こると目立ちやすく落とすのも大変ですので、洗濯時は白物と色物をわけるのが無難です。
とくにデニムなどのインディゴ染めやグラデーション染め、藍染めの衣類は色落ちしやすいとされています。また、新品の黒い服も色落ちしやすいので洗濯時は注意してくださいね。

3.洗濯物はすぐに干そう

洗濯物の色移りは、布が濡れた状態で他の布と密着していると起こりやすくなります。洗濯機に洗濯物を放置していると色移りする可能性があるので、時間を置かずに干すことを習慣にしましょう。もしも色移りが起きても、すぐに気付いて正しい落とし方を実践すればリカバリーできる可能性も高くなります。

4.色移り防止シートを使おう

どうしても心配なときには、便利な色移り防止シートを使うのがおすすめ。色移り防止シートを入れて洗濯機を回すと、シートが落ちた染料を吸着して色移りを防いでくれます。とっても簡単な色移り防止方法なので、白物と色物とわけるのが面倒なときには色移り防止シートを使ってみるとよいでしょう。

日常使いの色移り防止シートとして【カラー&ダートコレクター】

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) カラー&ダートコレクター 30枚入り

 

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) カラー&ダートコレクター 30枚入り 1,265円(税込)


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日常使いの色移り防止シートとしておすすめなのが<カラー&ダートコレクター30枚入り>。衣類から出る色素や洗濯水の汚れを1枚でしっかり吸着し、色移りやシミを防ぐ頼もしいアイテムです。
使い方はとっても簡単で、洗濯物と一緒にシートを1枚洗濯機に入れるだけ。色物も白物をわける手間がなくなります。

ジーンズや色が濃い布類におすすめ【カラー&ダートコレクター ウルトラ】

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) カラー&ダートコレクター ウルトラ

 

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) カラー&ダートコレクター ウルトラ 10枚入り 1,100円(税込)


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<カラー&ダートコレクター ウルトラ>はジーンズなどの色の濃いものの洗濯や、コインランドリーのような大型洗濯機を使うときにおすすめ。特殊シートが衣類から出る色素や汚れを吸着し、色移りを防止します。
使い方はとっても簡単でこちらのシートを1枚洗濯機に入れたあと、通常通り洗濯物や洗剤を入れてスイッチを入れるだけ。色物と白物をわけずにまとめ洗いができ、節水や時間短縮に役立ちます。     

環境を重視したい方におすすめ【ECOカラー&ダートコレクター】

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) ECOカラー&ダートコレクター 色移り防止シート DP010014 40枚入り

 

ドクターベックマン (Dr.Beckmann) ECOカラー&ダートコレクター 色移り防止シート 40枚入り 1,650円(税込)


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優れた色移り防止効果はそのままに、より環境に配慮した<ECOカラー&ダートコレクター 色移り防止シート >。特殊シートはセルロースを使用し、分解しやすさを考慮しています。パッケージもFSC®認証を取得しているこだわりの環境配慮設計です。
特殊シートが洗濯時の色素や汚れを吸着するため、色物と白物を分ける手間はありません。洗濯回数を減らせることから地球環境にもやさしいため、ECOやサスティナビリティを重視する方にとくにおすすめです。

 

色移りには正しい落とし方で対処しよう

お気に入りの洋服に色移りが起きるとショックですよね。とくに洗濯時は色移りが起こりやすい条件が揃っているので、普段から注意しましょう。
もし色移りが起きてしまったら、ご紹介した落とし方の手順やコツ、おすすめの洗剤を試してみてくださいね。 

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