気分のあがる筆記具で夏のご挨拶! お世話になった方に暑中見舞いを送ろう!

暑中見舞いとは普段なかなか会えない方やお世話になっている方へ送る夏の挨拶状。
メールでもいいのですが、手書きの文字はぬくもりがあり、懐かしさも感じられて、もらってもうれしいものです。
ぜひ今年は手書きで暑中見舞いを送ってみませんか?

まず送る時期は二十四節気の「小暑(7月7日頃)」~「立秋の前日(8月7日頃)」にかけて送るのが通例となっております。今から準備すれば間に合いますので焦らず準備しましょう!8月7日以降になる場合は残暑見舞いとして送るといいでしょう。
遠方でなかなか会えない方やお世話になった方へ暑中見舞いを書いてみませんか。
まずは暑中見舞いのハガキ
今の時期は夏らしい絵柄のハガキを多く取り扱いしておりますのでぜひこの機会にレター用品コーナーをのぞいてみてください。
送る相手を思って選ぶのも楽しいと思います。
1枚づつの暑中見舞いハガキもありますが、ハガキ箋といって、ハガキが何枚か便箋のように綴っているものもおすすめ。オールシーズン使用できるものやその季節ごとに発売される季節の花柄など、普段から常備しておくとお礼を書いたり、季節の挨拶をお送りしたりするときにすぐに使えます。
③ハガキが便箋のように~.jpg
次にご紹介するのは書くもの「筆記具」
ハガキや便箋は普段使っている油性ボールペンだと味気ないですし、気分もあがりません。
そこで今回は書いて楽しい気分があがるペン4種類をご紹介します
まずはもっとも特別感というか緊張感がある筆記具、ガラスペン。
ここ何年も人気となっていますがまだまだ使ったことがない方も多いのではないでしょうか。まったく難しいものではなく簡単に使っていただけますので、ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか。

エルバン新.JPG

エルバンとは1670年パリで生まれたシーリングワックスとインクの老舗ブランドです。
ヴィオレパンセというすみれ色のインクが、皇帝ナポレオンの第一帝政時代から1966年までフランス全土の小学校で指定色として使われていた代表的なインクとなっています。日本では江戸時代ですね。歴史のあるブランドです。
ガラスペンのペン先の1/3くらいをインクに浸し、書き始めます。ペン先の溝にインクが溜まっていますのでそれを少しづつ使って書いていくイメージです。同じ角度で書いているとインク切れで書けなくなりますので少しづつ回しながら書いていきましょう。
最後の方は少しインクは薄くなってきましたが、ハガキ1枚くらいは書けそうです。薄くなってきたら無理せず途中でインクをつけてくださいね。

②ペン先を~.jpg

そのほか梅田店ではガラスペン作家の方のものを取り扱っておりますので是非お立ち寄りくださいませ。
TOMAIとまつぼっくり.jpg
蒼天.JPG
このhocoro(ホコロ)は万年筆と同じようなスチールのペン先がついており、それをインクにつけて書くペン。
ペン先の種類が5種類。細字、中字、1ミリ、2ミリ、筆文字とあるのですが今回おすすめするのが筆文字タイプ。
①この角度がポイント.jpg
ペン先が反り返っていてびっくりするかもしれませんが、これが意外と使えます。立て気味に使うと細く書け、寝かせて書くと太く書けます。色まで塗れてしまいます。書く文字の大きさや書くスペースに合わせて使い分けていただけます。
次に紹介するのは、万年筆
初めての方でも使いやすいコスパ◎の万年筆と夏色のインクです。
パイロット カクノ 中字 各1,100円(税込)
インク:パイロット 色彩雫 3色セット 2、310円(税込)
コンバーター:CON-40 440円(税込)
カクノセット.JPG
手紙などを書くならやっぱり万年筆。
今回はさらに1歩踏み込んで、インクをちょっと変えてみたいと思います。
通常、黒のインクカートリッジが付属品としてついていますので、それをそのまま使ってもいいのですが、今回はコンバーター(吸入器)でインクを吸入して使ってみたいと思います。瓶のインクはカートリッジインクに比べてたくさんの色が販売されていますので、選ぶのも楽しめます。
インクはパイロットの色彩雫から夏らしいインクをチョイスして書いてみました。
こちらのインクは全24色から好きな3色を選んで購入することができます。日本の情景をテーマにしたシリーズですので、季節の色も探しやすくイメージしやすいインクとなっています。
万年筆のペンの太さはハガキに使用するので今回は中字を使用しました。
朝顔.JPG
最後に紹介するペンはボールペンです。やはり使い慣れているものがいいという方にはこちらがおすすめ。
ゼブラ サラサグランド 1,320円(税込)
sarasa2.jpg
ゼブラの人気ボールペン「サラサ」の「サラサ グランド」という金属軸シリーズ。金属軸特有の重めのボディで高級感がありつつ、書き心地はいつものサラサ。
サラサならではの濃い筆跡とサラサラな書き心地は手紙やハガキにも相性は◎。サラサは水性顔料インクのため耐水性にも優れています。
またこちらのボールペンは本体色とインクの色がリンクしており、今回はブルーブラックを使ってみましたが、替芯は全色共通で使用していただけますので、好きな色に交換して使っていただけます。もちろん黒もございます。
本体色もインク色もシックで落ち着いた雰囲気で高級感のあるサラサとして人気で、手帳などにもおすすめです。
sarasa.JPG
普段なかなか会えない方やお世話になった方へ送る暑中見舞いはペン好きな私からすると絶好の手書きチャンス!この機会にぜひ手書きの世界に足を踏み入れてみませんか?
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。いよいよ夏が近づいてきました。屋内、屋外の気温差や湿気が気になる今日この頃ですが、体調には気をつけて楽しい夏をお過ごしください。
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梅田店ステショナリンコ

小さいころから文具好き。新しい文具はもちろん昔からあるけどもっと多くの方に知ってほしい文具などを楽しくご紹介します。一緒に文具ライフを楽しみましょう!

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