【集中連載Vol.1】バイヤー今津、文具女子会はじめました。「物語のある文具の話」

【集中連載Vol.2】"いい日"をつくる文具って?キングジム〈HITOTOKI〉女子と文具トーク。皆さん文具はお好きですか?世の中には、かわいいデザイン、素晴らしい機能を持った文具がたくさんありますよね。きっと、その全てに物語があるはず...。この連載では、バイヤーの今津が色んな文具メーカーの方々に声をかけ、文具女子会を開催。普通は聞けない商品の誕生秘話などをお届けします。
第一回目は、女子会主催者である今津の「今、気になる文具」について聞いてみました。

それでは、文具好きの文具好きによる文具好きのための連載、はじまり、はじまり。

今津はこんな人!

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かわいい文具に目がない、今年で文具のバイヤー歴6年目になる今津。文具の中でもマスキングテープやシールなどのデコレーションアイテムと、雑貨アイテム、ラッピング商材や紙ものを担当しています。文具の展示会には多い時で一週間に数十件は足を運ぶほどの文具熱の持ち主です。
K-POPにハマっていて、韓国アイドルのライブにもよく行くのだとか。ライブ会場では、韓国アイドルファンの定番コミュニケーション「ソンムル」というお菓子やお手紙を渡し合うプレゼント交換をしているそうです。そこからヒントを得て、アイドル好きのためのレターセットをメーカーさんに提案したこともあるのだとか。プライベートでも常に文具アンテナを張り巡らせています。今回は、そんな今津に「今、気になる文具」を紹介してもらいました。

日本文具との違いがおもしろい「韓国文具」

―本日はよろしくお願いします!

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よろしくお願いします。

―第一回目は、今津さんの紹介ということで、今津さんが今、気になっている文具について教えていただきたいです

私が気になっているのは「韓国文具」です!

―「韓国文具」ですか?

K-POPが好きということもあるのですが、そのほかに、韓国の、流行りをキャッチして商品に落とし込むまでのスピードの早さに注目しています。
ファッションでもそうなのですが、若者が今欲しいデザインが揃っている。そのスピード感を文具でも取り入れたいと思っています。

―実際に韓国へ行かれたのですか?

行きました。韓国のメーカーさんとお話する機会があって、商品やお店を実際に見せてもらいました。

―実際に行ってみていかがでしたか?

韓国独特のデザインやカラーリングが印象的でした。店頭での商品の見せ方も違って、日本はペンならペン、ノートならノートとカテゴリーごとにディスプレイすることが多いのですが、韓国では化粧品のように各ブランドでいろんなアイテムが集積されているんです。そういった日本との違いが見ていておもしろかったです。

―それは確かに日本とは違う見せ方かもしれませんね。

ブランドごとにすることで、そのシリーズの魅力をより分かりやすく伝えられるので、ハンズでも実践できたら良いなと思っています。

―それにしても、韓国まで視察に行くなんてすごいですね!

行きますね。国内でもそうですが、展示会などがあれば出来るだけ行くようにしています。やはり良い商品は他社のバイヤーからも人気が高いので、早めに確保する必要があるんです。

―確保するとは?

商品はもし在庫切れすると次回生産までに早くても1、2カ月はかかるので、どれくらい売れるかを予測して押さえておく必要があります。せっかく人気の商品も在庫切れの状態が続くとお客さまをがっかりさせてしまいますので。海外の商品だとすぐに追加することもできなかったりするので、なおさら確保が大事になります。

―なるほど。文具は大きな店舗から町の文具屋さんまで、販売場所が多いですもんね。
話が戻るのですが、先ほどのお話にあった、韓国ならではのデザインやカラーリングとは具体的にどういったものでしょうか。

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※画像の商品は完売いたしました。

こちらは財布やカードケース、ペンケースなのですが、カラーリングが韓国らしいというか日本の文具にはあまりない配色なんですよね。最近のファッショントレンドとして、アイボリーやベージュカラーを使ったトップスなど、シンプルなデザイン、コーディネートが多い気がします。そういったファッションのトレンドを雑貨や文具に上手く取り入れられているんです。

―確かにファッション要素が日本より強いというか、若者のトレンドがしっかり反映されている気がします。

今、ご紹介したものはファッション的なデザインですが、視覚的におもしろいものも韓国文具の特徴の一つなんです。

―と、言いますと?

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画像の商品は一部店舗のみでの取り扱いです。

このポップコーンの鉛筆やカチンコモチーフの付箋など、そのデザインが何かに機能するということはなく、ただただ可愛い、面白いというデザインが多いんですよ。

―機能的なものが多い日本文具とは少し着眼点が違うかもしれませんね。

そうなんです。それぞれの良い点をうまく差別化してお届けできたらと思っています。

―違うテイストが並んでいると、選ぶのも楽しくなりますよね!
ちなみに今津さんは文具を選ぶ時、何を重要視されているのですか?

個人的にはデザイン第一です!学生の頃も使い勝手が悪くてもかわいい文具じゃなければイヤ!というタイプでした(笑)

―「そのペン絶対持ちにくいでしょ!」とツッコミたくなる子いました(笑)

それ、私です(笑)。見た目がかわいいと持っていてワクワクするので、同じものを買うなら、キャラクターやデザインされているものを選んでしまいます。

―やはり相当文具はお持ちなんですか?

めちゃくちゃあります。会社のデスクにもマスキングテープが山のようにあったり。いただくこともあるのですが、可愛いとやっぱり手にとってしまうんですよね。

―わかります!マスキングテープってつい何個も買ってしまいます。

文具女子はあるあるエピソードかもしれませんね(笑)
かわいいデザインで、ぜひ紹介したいものがあるんです!

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画像の商品は一部店舗のみでの取り扱いです。

こちら〈7321design〉というブランドで、ラッピングシリーズがすごくかわいいんですよ!「アートを身近に取り入れる」をテーマに、色んなアーティストさんの作品を文具に落としこんでいるんです。

―すごくかわいい!配色や柄が海外っぽいですね。

すべて韓国の作家さんやデザイナーさんというわけではなく、パリの人気イラストレーターであるナタリー・レテさんなど、世界各国のアーティストのデザインを使用してステーショナリーをつくっています。

―素敵ですね!ちょっとしたギフトのラッピングも特別感がアップしそう!
今津さんも韓国文具を愛用されているのですか?

ハンズでは販売していないのですが、今ちょうど使っている手帳が韓国のものです。

―ハンズのものを使っていないとは、意外です!

ハンズでは販売していないものも積極的に使うようにしています。というのも、メーカーさんとの商談で「次はどんな商品が欲しいですか?」と聞いていただくこともあるので、その時に、新たな気づきやアイデアを提案できればと思っています。

―本当にお仕事熱心ですね!実際に使われている手帳のオススメポイントはどこですか?

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※画像の手帳は私物です。

先ほどもお話しましたが、昔から文具はデザインが第一と思っていて、以前、半分がウィークリーページで、もう半分がイラストの手帳を使っていたんです。すごくかわいくて気に入っていたのですが、メモが出来ないことが残念でした。そんな時に出会ったのがこの手帳。これは、ウィークリーページの一角にイラストがデザインされているので、かわいさを残しつつ、メモスペースもしっかり確保されているんです。

―実際にそのご意見はメーカーさんにお伝えしたんですか?

はい。自分が使ってみて感じたことや、接客をしてお客さまから直接いただいた声などは、できる限りお伝えするようにしています。

―メーカーさんと一緒につくっているって感じですね!実際につくる側になりたいと思ったことはないのですか?

私、学生の頃の夢がラジオの裏方のお仕事で、所属していたサークルも、舞台技術研究会といって、出演する側ではなく音響や照明などを専門的に行うものだったんです。昔から裏方で何かを生み出すのが好きなタイプだったので、直接文具の開発に関わるというよりは、展示会へ行ってお客さまが喜んで手にとってもらえるような商品を探したり、日々色んな文具を使って感じたことやアイデアをメーカーさんにお伝えすることが私には合っている気がします。個人的には、デザイン第一!と言いましたが、バイヤーとしては、見た目はもちろん、機能面でもワクワクしていただけるような文具を皆さんにお届けしたいです。

今津がこの連載で届けたいこと

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市場調査や企画、案だしに試作など、いくつもの過程を経て完成した、すべての文具に物語があります。この連載では、まだまだ語りきれていない文具の魅力や、その開発者の想いをお届けして、みなさんがワクワクするような文具と出会う、そのきっかけをつくりたいです。

次回予告

今津が株式会社キングジムで女子会を開催。女性のみの部署から生まれたブランド〈ヒトトキ〉のこだわりが詰まった文具についてお話を伺います。お楽しみに!

―――「文具女子会はじめました。〜物語のある文具の話」連載記事―――

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【集中連載Vol.4】システム手帳のイメージが変わる!マークス ノートづくり好き女子と文具トーク。

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