興研　直結式小型防毒マスク　Ｇ－７－０３型

注意事項

・下記の環境では使用できません。
　(1)作業環境中の酸素濃度が18％未満の環境。
　(2)有機ガス用吸収缶で除毒できないガスが存在する環境。
　(3)作業環境中の有毒ガス濃度0.1%以上、もしくは全面形の場合は有毒ガス等の平均濃度が

　　　ばく露限界の50倍（1日の作業時間が30分未満の場合は150倍）を越える環境、
　　　半面形の場合は有毒ガス等の平均濃度がばく露限界の10倍（1日の作業時間が
　　　30分未満の場合は30倍）を越える環境。[日本呼吸用保護具工業会基準による]
・専用フィルタを併用する場合でも、以下の作業では使用できません。
　(1)放射性物質がこぼれた時等による汚染のおそれがある区域内の作業または緊急作業。
　(2)ダイオキシン類のばく露のおそれのある作業。
　(3)アスベスト（石綿）の除去作業。
　(4)金属ヒューム（溶接ヒュームを含む）を発散する場所における作業。
　(5)管理濃度が0.1mg/m3以下の物質の粉じん等を発散する場所における作業。
　(6)これらに準ずる作業。
　(7)オイルミスト等が存在する作業。
・使用環境が常温・常湿及び常圧から大きくはずれる場合は、
　著しく能力が低下する場合がありますので使用できません。
・破過曲線は国家検定規格の試験ガスによるのもであり、
　対象のガスにより有効時間は異なります。
・破過曲線により算定した有効時間はあくまでも目安です。
　有効時間は呼吸量や湿度、温度等に影響されるため、
　余裕を持って吸収缶を新品と交換して下さい。
　算定有効時間内でもガスの臭気や刺激、味覚を感じたら、
　直ちに清浄な空気を得られる環境に退避し、吸収缶を新品と交換して下さい。
・吸収缶を再使用する場合、必ず密封して有害物質のない冷暗所に保管して下さい。
　また使用前に有効時間の残存が十分にあること、変形やキズ等の
　破損がないことを確認して下さい。
・算定有効時間の半分以上使用した有機ガス用吸収缶は、5日以上の保管により
　残存使用時間が著しく短くなる場合があるため、再使用せず交換して下さい。
・試験ガスより算定有効時間が著しく短くなるメタノール、
　二硫化炭素などに使用した場合は再使用せず、1回使用ごとに交換して下さい。
・嗅覚は麻痺する場合があるため、臭気だけによる交換の判定はできません。