「なんだか肌がカサつくな...」と感じる季節の変わり目。気温や湿度の変化にともない皮膚のバリア機能が低下するため、乾燥しやすく、肌荒れが起こりやすいタイミングなのです。
そこで今回は、石けんをはじめとするスキン&ボディケアアイテムなどのデイリープロダクトを約30年間つくり続ける「肌と保湿のプロフェッショナル」こと〈松山油脂〉さんに、基本的な保湿ケアのHow toについてお話を伺いました。また、数ヶ月で完売必至？！なハンズとの期間限定コラボアイテム〈ヨーグルト〉〈レモンハチミツ〉のハンドクリーム&ボディローションの魅力もご紹介します。
保湿ケアって...何をどうすればよいの？
―お話を伺うのは〈松山油脂〉の佐藤真咲さん。どうぞよろしくお願いします。
佐藤さん：よろしくお願いします。
―この頃、ひじやかかとだけではなく、手や腕、脚さえもカサついている気がします...。
佐藤さん：秋冬は1年のうちで最も肌が乾燥しやすい季節といわれていますからね。空気が冷たくなって湿度が下がり、身体が冷えて血行不良になりやすくなります。すると、酸素や栄養が十分に行き渡らずに肌のバリア機能が低下し、乾燥やゴワつきといった肌トラブルが起こりやすくなるんですよ。
また、暖房がきいた室内と外、昼夜の寒暖差などから、肌の水分そのものが奪われやすい状態にもなります。そのため、肌の適度な水分量を保てるようなこまめな保湿ケアが肝心なんです。
―こまめな保湿ケアというと、具体的にはどのような？
佐藤さん：「カサついているな」と感じた時はもちろん、手洗い後やアルコール消毒後、入浴後、さらに就寝前などにハンドクリームやボディローションを塗ることをおすすめします。
―確かに、水やお湯、消毒液に触れた後の肌は乾燥しがちですよね。ちなみに、就寝前というのはなぜでしょう？
佐藤さん：睡眠中の肌も乾燥するんです。特に冬は就寝時も暖房をかけることがあるので、部屋の空気そのものが乾燥しがちですよね。肌のターンオーバーを整えるためにも、ハンドクリームやボディローションでしっかりと保湿ケアして、知らぬ間の乾燥ダメージを防ぎましょう。
―なるほど。ちなみに、ハンドクリームとボディローション、それぞれの1回の使用目安量や塗り方のコツって、何かありますか？
佐藤さん：あります。それぞれご説明していきますね。
ハンドクリームの場合
佐藤さん：1回分の使用量は、パール1〜2粒分が目安です。水気を切った清潔な手のひらに出し、もう片方の手を重ねて温めます。
―ハンドクリームを温めるんですか？
佐藤さん：はい。温めることでより肌になじみ、成分が角質層に浸透しやすくなるんです。
佐藤さん：温めたハンドクリームを、手の甲や指などにゆっくりと塗っていきます。ゴシゴシ塗ると摩擦が生じて肌に負荷がかかるので、あくまでやさしく、押し込むように塗ることがポイントです。特に指は1本ずつ、マッサージをするような感覚で塗ると血行促進も期待できるのでおすすめです。ささくれができがちな爪まわりにもていねいに塗り込んでくださいね。
―手って、他の部位と比べると毎日酷使しがちですよね。その分、乾燥ダメージも蓄積されていそうです。
佐藤さん：そうですね。ハンドクリームは手肌や指先にうるおいを補給し、肌の表面を保護する皮脂膜の働きを補うことで、手や指先の乾燥を防いで「しっとり感」を保つ役割があります。カサつきを感じたタイミングですぐ塗り直せるよう、常備しておくことをおすすめします。
ボディローションの場合
佐藤さん：ボディローションは、全身が温まっている&水分が奪われやすい入浴後に塗るのがおすすめです。腕や脚、ひじやかかとはもちろん、衣類のこすれによる刺激を受けやすいお腹やお尻もきちんと保湿ケアしましょう。使用量としては、ポンプタイプの場合、ひとつの部位に対して1〜2プッシュが目安です。ハンドクリームと同じく、塗る前に体温でしっかりと温めておきましょうね。
佐藤さん：肌になじみやすい状態になっているので、力を入れずにするするっと滑らせるように塗っていけばOK。ボディローションが滑らなくなる程度に伸ばしたら、その時点で塗布は完了です。
ただし、特に乾燥や日焼けが気になったり、角質が厚めで重点的にケアしたいなと感じたりする部位に関しては、重ね塗りをしてもOKです。ベタベタにならない程度に塗って、軽やかなうるおいをキープしてくださいね。
―総じて、たっぷりベタベタと塗ればよい、というわけではないんですね。
佐藤さん：はい。特に秋冬の保湿ケアは、「油分が多め」のハンドクリームやボディローションで「肌の水分量を逃さないようにフタをする」ことが重要です。1度にたくさんの量を塗りすぎるとムラができて浸透しにくくなり、ベタベタッと不愉快な塗り上がりになって別の肌トラブルの原因にもなりかねません。
適切な量と適切な塗り方でケアすることが大切なんです。仕事の合間や入浴後に行う適切な保湿ケアは、ちょっとしたリラックスタイムにもなるので、自分好みの香りやテクスチャーを見つけてくださいね。
【松山油脂×ハンズ期間限定アイテム①】新登場〈ヨーグルト〉シリーズ
ここからは、今年の秋冬に〈松山油脂〉とハンズがコラボするとっておきの期間限定アイテムをご紹介します。
まずは今年初登場の〈ヨーグルト〉シリーズ。「しっかりと保湿ケアできて、薄いヴェールに包まれるような心地よさ」を実感できるハンドクリーム&ボディローションです。2023年9月23日（土）より店頭販売がスタートしました。
左から
松山油脂×ハンズ
ボディローション ヨーグルト 270mL 1,990円（税込）
ハンドクリーム ヨーグルト 50g 1,190円（税込）
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※数量限定商品のため、なくなり次第販売終了となります。
ヨーグルトエキスやシア脂など、豊富な保湿成分をたっぷりと配合。ボディローションには保水性にすぐれたヒアルロン酸やトレハロースも含まれており、肌のうるおいをしっかりと守って保ちます。
いずれもなめらかなテクスチャーで、さらっとした塗り心地。やわらかなジャスミン精油とフレッシュなオレンジ精油のブレンドで、清涼感あふれるクリーンな香りも魅力です。
「クリームやローションのベタつきが苦手」「甘い香りが苦手」という方は、ぜひチェックしてくださいね。
【松山油脂×ハンズ期間限定アイテム②】大人気〈レモンハチミツ〉シリーズ
2020年の販売開始以来、毎年数ヶ月で売り切れ必至の人気シリーズ。伸びがよくみずみずしいテクスチャーで、すぐれた保湿力はもちろん、華やかさのなかにスパイシーな香りを感じられるハンドクリーム&ボディローションです。同じく、2023年9月23日（土）より店頭販売がはじまりました。
左から
松山油脂×ハンズ
ボディローション 300mL レモンハチミツ 1,800円（税込）
ハンドクリーム レモンハチミツ 75g 998円（税込）
商品ページはこちら＞＞
※数量限定商品のため、なくなり次第販売終了となります。
ビタミンやミネラル、アミノ酸といった多くの有用成分を含むハチミツを配合しているので、保湿力は◎。また、皮膚をやわらかくする効果が期待できるエモリエント成分・ミツロウを採用することで、乾燥による肌のカサつきを防ぎ、うるおいとなめらかさをキープします。
レモンと「ショウガノキ」と呼ばれるアオモジ精油を組み合わせた心温まるようなスパイシーな香りは、男女問わず多くのリピーターから支持を得ています。「するっと伸びるみずみずしいテクスチャーが好き」「サッパリとした柑橘系の香りが好き」という方には特におすすめですよ。
おわりに
季節の変わり目、カサつく肌にサヨナラするために。「基本的な保湿ケアのHow to」を押さえながら、年齢や性別を問わず愛用できる〈松山油脂〉とハンズがコラボする期間限定アイテムで、しっとり、うるおいあふれる素肌をつくりましょう。
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