ヘアオイルは朝のスタイリングや、夜のドライヤー時に役立つアイテムです。手軽だからこそ、なんとなく使っている人も多いのではないでしょうか。しかし、ヘアオイルは正しい使い方をしないと十分な効果が発揮できないこともあるので要注意。今回はヘアオイルの正しい使い方と、朝・夜の効果的な使い方、ハンズおすすめのアイテムを紹介します。
そもそもヘアオイルの役割・効果とは?
ヘアオイルは油分によって髪に潤いを与え、まとまりのあるツヤ髪に整えてくれるアイテムです。乾燥・ダメージケア、紫外線・摩擦対策、スタイリングなど、さまざまな場面で役立ちます。
ただ、期待できる効果やテクスチャーなどは商品によって異なります。ヘアオイルを購入する際は自分の髪質や、なりたいイメージに合うものを選びましょう。
ヘアオイルを含む洗い流さないトリートメントの選び方や上手に使うコツは、以下の記事で詳しく解説しています。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
【厳選】洗い流さないトリートメントのおすすめ10選!選び方を知って自分に合う1本を探そう>>
【基本】ヘアオイルの正しい使い方
ヘアオイルの効果を十分に発揮するには、正しい使い方をすることが大切です。間違った使い方だとオイルが髪になじまなかったり、べたついたりしてしまうことも。パッケージに記載されている通りに使用するのが基本ですが、ここでは事前に押さえておきたい使い方を紹介します。
【Step1.】シャンプー後にタオルドライをする
シャンプー後は、ヘアオイルを使う前にタオルドライで髪の水気を取りましょう。濡れた状態の髪にヘアオイルを付けても、髪の内部まで浸透しない恐れがあります。まずは手で髪をやさしく絞り、乾いたタオルで挟むように水気を吸収させるのがコツです。
【Step2.】ヘアオイルを手のひらに出す
タオルドライが終わったら、手のひらに適量のヘアオイルを出します。基本的にはパッケージに記載されている量に従い、記載がない場合は以下を目安にしてください。量が少なすぎると髪に十分に行き渡らず、多すぎるとべたつきの原因になるので要注意です。
<使用量の目安>
ショート・ボブ:1~2滴
ミディアム、セミロング:2~3滴
ロング:3~4滴
【Step3.】ヘアオイルを温める
ヘアオイルは温めると伸びがよくなります。手のひらに出したら両手で挟み込んで温めましょう。このひと手間を加えることで、オイルが髪になじみやすくなります。
【Step4.】ヘアオイルを髪になじませる
ヘアオイルを温めたら髪になじませていきます。付ける範囲は髪の中間~毛先まで。根元に付けるとべたつきやボリューム不足につながります。付ける際は傷んでいる部分を重点的に、もみ込むようにするのがポイントです。
【Step5.】ドライヤーで髪を乾かす
ヘアオイルを付け終えたらドライヤーで髪を乾かしていきます。ドライヤーの前にヘアオイルを付けておくことで、熱によるダメージから髪を守れます。ドライヤーを使う際は、ただ温風を当てるのではなく、以下のコツを意識してくださいね。
<乾かし方のコツ>
- 強温風を根元から当て、全体の8割程度を乾かす
- 弱温風で前髪→全体を乾かしていく
- 冷風で髪を整えて仕上げる
熱で髪にダメージを与えないよう、どの工程もドライヤーは髪から10~15cm程度離して使いましょう。
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの商品一覧・売れ筋ランキングはこちら>>
【朝】ヘアオイルの効果的な使い方
朝にヘアオイルを使う主なタイミングは、ブラッシングの前とスタイリングの仕上げ時です。なぜそのタイミングで使うと効果的なのか、その理由を解説します。
ブラッシングの前に使う
寝起きで整っていない髪をブラッシングすると摩擦が生じ、切れ毛や枝毛の発生につながります。そこでおすすめなのが、ブラシをかける前のヘアオイルです。オイルが髪になじむことで、ブラッシングによって起こる摩擦のダメージを抑えられます。
スタイリングの仕上げに使う
スタイリングの仕上げにヘアオイルを使うと、髪の潤いがアップしてまとまりやすくなります。また束感やツヤ感を出したり、ウェットヘアに仕上げたりと、ヘアオイルがあれば朝のスタイリングの幅が広がります。
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの商品一覧・売れ筋ランキングはこちら>>
【夜】ヘアオイルの効果的な使い方
夜にヘアオイルを使うのは、主に髪のダメージをケアするためです。夜におすすめの使い方を3つ紹介します。
シャンプーの前に使う
どんなに気を付けていても、シャンプーのときは髪同士の摩擦が生じます。髪にダメージを与える摩擦は、美髪にとって天敵といえる存在。ヘアオイルを付けてからシャンプーをすると、髪の表面がコーティングされて摩擦を抑えられます。
ドライヤーの前に使う
濡れた髪はキューティクルが開いた状態です。そのままドライヤーをかけると内部の水分が抜けてしまい、髪のパサつきやツヤ不足につながるので、先にヘアオイルを髪になじませておきましょう。ヘアオイルの油分によって髪の表面をコーティングすることで、ドライヤーの熱から髪を守れます。
ドライヤーのあとに使う
ドライヤーのあとに少量のヘアオイルを付けると、睡眠中の摩擦や乾燥を抑えられます。髪のダメージや乾燥が気になる人は、ドライヤーの前後にヘアオイルを使うのがおすすめです。
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの商品一覧・売れ筋ランキングはこちら>>
ヘアオイルを使う際の注意点
ヘアオイルを使う際は、付け方とタイミングに注意が必要です。主な注意点を2つ紹介します。
ヘアオイルの付けすぎ&付け方に注意する
ヘアオイルは主成分が油分なので、付けすぎるとベトベトしてしまいます。それによって重たい印象になったり、清潔感がなくなってしまったりと、理想の仕上がりから遠ざかってしまうことも。見た目以外に、シャンプーの泡立ちが悪いときも付けすぎの可能性があります。
また、ヘアオイルは付け方にも注意が必要です。根元に付けるとべたつきに、頭皮につくと毛穴詰まりにつながります。ヘアオイルは髪の中間~毛先を中心になじませ、前髪は最後に軽く付ける程度に留めましょう。
ヘアオイルはアイロン・コテのあとに使う
アイロンやコテの前にヘアオイルを使うと、髪の表面がコーティングされることで熱が内部まで伝わりにくくなります。うまくセットできず、何度もアイロンやコテを使うと髪にダメージを与えてしまいます。
また、ヘアオイルによって髪が濡れているとキューティクルが剥がれやすくなり、アイロンやコテの熱ダメージが増大してしまうことも。髪を守るため、ヘアオイルはアイロンやコテのあとに使いましょう。
ただし、なかにはアイロンやコテの前に使うタイプのヘアオイルもあります。アイロンやコテを使う機会が多い人は、専用のオイルを常備しておいてはいかがでしょうか。
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの商品一覧・売れ筋ランキングはこちら>>
【いつでも使用OK】ハンズおすすめのヘアオイル4選
ここからは、ハンズおすすめのヘアオイルを使うタイミング別に紹介していきます。まずは、1日を通して使えるタイプから見ていきましょう。
芯から輝くオーロラ美艶へ【モロッカンビューティ ディープモイストヘアオイル】
〈モロッカンビューティ ディープモイストヘアオイル〉は、美容液成分が99%(※1)のヘアオイルです。モロッコ産のアルガンオイル(※2)や、オイルケラチン(※3)など厳選した美髪成分を配合し、「熱、紫外線、カラー、乾燥」の4大ダメージを徹底ケア。
こっくりとしたテクスチャーのオイルが乾いた髪に潤いを与え、芯から輝くオーロラのようなツヤ髪に導きます。ヘアカラーの色落ちを抑える、カラーキープ処方も嬉しいポイントです。
※1:保湿成分(水を含む)
※2:アルガニアスピノサ核油(保湿)
※3:イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)(保湿)
しっとり、やわらかな仕上がり【ラ・カスタ アロマエステ ヘアオイル】
〈ラ・カスタ アロマエステ ヘアオイル〉は、ハイブリッドサフラワー油やマカデミア種子油など、厳選した5種類の天然の植物油をバランスよく配合したヘアオイルです。濃厚なのにさらりと軽いテクスチャーで、髪の1本1本に潤いを与えて包み込み、しっとりとやわらかな美髪に整えます。お風呂上がりのケアはもちろん、朝のスタイリング時に使うとウェット感のある仕上がりが叶います。
内側から潤うツヤ髪に【エイトザタラソ モイストヘアオイル しっとり】
〈エイトザタラソ モイストヘアオイル しっとり〉は、「タラソ幹細胞成分(※)」を配合した美容液のようなヘアオイル。髪の内部まで浸透して空洞化した髪を補修し、内側から潤うツヤ髪に導きます。シャンプー後の濡れた髪にも、日中のスタイリング剤としても使えます。
※:スクワラン、ラミナリアオクロロイカエキス、リンゴ果実培養細胞エキスなど
厳選した国産ゆずを使用【ウテナ ゆず油 無添加ヘアオイル】
〈ウテナ ゆず油 無添加ヘアオイル〉は、国産ゆず種子油(保湿成分)を使用した無添加(※)のヘアオイルです。さらっとしたテクスチャーで髪によくなじみ、まとまりのあるツヤ髪に仕上げます。朝晩のヘアケアを始め、オイルパックや頭皮マッサージにも使えます。精油でつくり出したゆずの香りで、ヘアケアタイムが爽やかなひと時に。
※:シリコン・合成香料・着色料・鉱物油・紫外線吸収剤・パラベン不使用
【朝のスタイリングに】ハンズおすすめのヘアオイル2選
続いては、朝のスタイリングにおすすめのヘアオイルを紹介します。ツヤ髪で出かけたい人や、ヘアアイロンを使う機会が多い人は要チェックです。
髪悩みにアプローチする【エヌオーガニック マイルド&リファイニング ヘアオイル】
〈エヌオーガニック マイルド&リファイニング ヘアオイル〉は、植物性成分をふんだんに配合したノンシリコンのヘアオイルです。乾燥、うねり、絡まり、ハリ・コシ不足といったさまざまな悩みにアプローチし、潤いのあるなめらかな髪に導きます。朝のスタイリングの仕上げに適量をなじませれば、ツヤ感のあるまとまり髪に。
理想のスタイリングに【ロンドGINZA with ミラボーテ スタイリング&キープオイル24H】
〈ロンドGINZA with ミラボーテ スタイリング&キープオイル24H〉は、人気の一流サロン「Lond(ロンド)」と「ミラボーテ」の共同開発アイテムです。シアバター(※)を配合した植物性100%のマルチオイルが、トレンドヘアのスタイリングをサポート。ヘアアイロン前の下地オイルとして使うと、アイロンの熱ダメージから髪を守れます。
※:シア脂油(潤滑)
【夜のケアに】ハンズおすすめのヘアオイル6選
最後に紹介するのは、夜におすすめのヘアオイル。保湿やダメージ補修、寝ぐせ予防など、夜のケアに特化したアイテムが揃っています。
髪にツヤとまとまりを与える【アンドハニー ディープモイスト ヘアオイル3.0】
〈アンドハニー ディープモイスト ヘアオイル3.0〉は、ハチミツ(※1)やローヤルゼリー(※2)配合で、製品の90%以上(※3)が保湿・保護成分のヘアオイルです。髪の表面を潤い成分(※4)で包み込むことで、ツヤとまとまりのある髪に。タオルドライ後の髪になじませてドライヤーをかけると、ツヤ感のある潤い髪に仕上がります。
※1:保湿
※2:ローヤルゼリーエキス(保湿)
※3:基剤を除く、水を含む
※4:保湿・保護成分の総称
気になるうねりをケア【ウルリス ピンクミー コントロールヘアオイル】
ウルリス(ululis) ピンクミー(PINKme) コントロールヘアオイル 100mL 【店頭のみ商品】 1,540円(税込) |
〈ウルリス ピンクミー コントロールヘアオイル〉は、10種類の水溶性美容液成分を配合したヘアオイル。髪内部の水分を補給することで、気になるうねりや猫っ毛をケア(※)します。お風呂上がりに使うと、ドライヤーをかけても潤いのある美髪を保てます。
※:潤いを与えたことによる一時的な効果
髪のダメージを集中補修【フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル】
〈フィーノ プレミアムタッチ 浸透美容液ヘアオイル〉は、髪のわずかな傷みも探して集中補修する濃厚美容液ヘアオイル。日中のダメージから髪を守れるだけでなく、ダメージ補修もできる一品です。夜に使うと、ドライヤー時や睡眠中に発生する熱・摩擦ダメージから髪を守れます。
ナイトケアに特化した【ヨル リラックスナイトリペア ヘアオイル】
〈ヨル リラックスナイトリペア ヘアオイル〉は名前の通り、ナイトケアに着目して開発されたヘアオイルです。美容液成分(※)が髪の内外から潤いを与え、睡眠中の髪のうねりや摩擦ダメージを予防します。ジャスミン&プチグレンの香りが、安らぎのナイトタイムを演出します。
※:ネムノキ樹皮エキス、ゼニアオイ花エキス(すべて保湿成分)
うねり・寝ぐせを抑える【セラティス バイミクシム ナイトリペア ヘアオイル】
セラティス バイミクシム(THERATIS by mixim) ナイトリペア ヘアオイル 100mL 【店頭のみ商品】 1,540円(税込) |
〈セラティス バイミクシム ナイトリペア ヘアオイル〉は、約90%以上が美容液成分(※1)で構成されているヘアオイル。うねり抑制成分(※2)が睡眠中に発生する髪のうねりや寝ぐせを防ぎ、ナノ補修成分が髪の内部からダメージを補修します。べたつかないので、朝のヘアケアにもぴったりです。
※1:基剤を除く、水を含む
※2:γ-ドコサラクトン(補修)
※3:加水分解ケラチン(羊毛)、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、加水分解乳タンパク(すべて補修)
キューティクルを整える【JPSラボ アンレーベルラボ Vリペア ヘアオイル】
〈JPSラボ アンレーベルラボ Vリペア ヘアオイル〉は、超高圧(※1)浸透型リペアビタミンC誘導体(※2)を配合した集中美容液ヘアオイルです。なじませるたびにキューティクルが整い、ツヤのあるなめらかな髪に。日中に受けるダメージを補修し、乾かない髪質へと導きます。
※1:超高圧加工処理装置を用いた原料
※2:超高圧処理したテトラヘキシルデカン酸アスコルビル(保湿・補修成分)
ヘアオイル・洗い流さないトリートメントの商品一覧・売れ筋ランキングはこちら>>
ヘアオイルの使い方をマスターして、輝くようなツヤ髪に
ヘアオイルは朝のスタイリング時や夜のヘアケアなど、1日を通して使えるアイテム。効果を最大限引き出すには、正しい使い方と使用するタイミングを理解することが大切です。今回紹介した使い方をマスターして、輝くようなツヤ髪を手に入れましょう。
ハンズには今回紹介した以外にもたくさんのヘアオイルや、ヘアケアアイテムが揃っています。ぜひ店頭、またはネットストアをチェックしてみてくださいね。
【おすすめ関連ヒントマガジン】
・教えて!〈リファロックオイル〉の開発ヒストリー&ツヤ髪をキープするコツ【株式会社MTGにインタビュー】>>
・市販シャンプーのおすすめ19選!肌質や悩み別・自分に合うシャンプー選びのコツも>>
・【厳選】洗い流さないトリートメントのおすすめ10選!選び方を知って自分に合う1本を探そう>>
・【タイプ別】ドライシャンプーのおすすめ10選!自分に合った商品の選び方と使い方をご紹介>>
・【ヘアケア】トリートメントの正しい使い方!効果を実感できる付け方で美しい髪に>>
※工場生産遅延の影響で入荷日の遅れや商品仕様の変更が生じる場合がございます。
※掲載商品は一部店舗では取り扱いがない場合がございます。取り扱い状況については各店舗へお問い合わせください。
※掲載商品は、一部の店舗ではお取り寄せになる場合がございます。
※一部価格・仕様の変更、および数に限りがある場合もございます。
※掲載写真には一部演出用品およびイメージ画像が含まれ、店舗でお取り扱いがない場合がございます。
※商品価格等の情報は、掲載時点のものです。