【シリーズ前編】プロが開発した掃除用洗剤「技職人魂シリーズ」のスゴさが明らかに!ハンズの社内研修に潜入!

ハンズで10年にわたって人気を集めている、掃除のプロが開発した掃除用洗剤「技職人魂(わざ・しょくにんだましい)シリーズ」をご存知でしょうか。2018年11月某日、このシリーズの魅力をより正しくお客様に伝えるための、ハンズスタッフへ向けた研修が開催されました。そこではいったい何が行われたのか。その模様をレポートします!

20名ほどが集まり研修がスタート。社長自ら、商品の特徴を語ります。

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会場となるのは、ハンズ渋谷店のすぐ近くにあるハンズの研修施設「ヒントハウス」。そこに各店の清掃用品売り場のスタッフ20名ほどが集結しました。

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テーブルの上にはシリーズ商品の一部が並びます。

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講師を務めるのは、「技職人魂シリーズ」の生みの親であり、同シリーズを販売する株式会社 允(イン)・セサミの代表取締役 山口崇翅さん。いよいよ研修がスタートしました。

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最初の研修テーマは「技職人魂シリーズとは」。まずは商品を知ることからということで、動画やシートを使いながら「技職人魂シリーズ」が誕生した経緯などが語られます。開発のきっかけとなった清掃会社時代のエピソードなど、なるほどと思わされるお話ばかりです。

ではここで皆さんにも、「技職人魂シリーズ」について簡単に説明しておきましょう。
株式会社允・セサミの前身は、賃貸物件の原状復帰などを請け負う企業で、いわば"掃除のプロ"でした。取り扱う物件の中には、夜逃げの現場や何年も掃除をしていない飲食店など、普通の住宅とは比べものにならない汚れが溜まったものも多数。限られた施工時間の中で、それらの強力な汚れを効率よく、そして誰が使っても均一のレベルで落とすことができないか。一般的な家庭用洗剤では落とせない、それならば自分でつくってしまおう、ということで開発されたのが「技職人魂シリーズ」です。某大手洗剤会社の元研究員が開発に加わり、つくられたものではない"本物の汚れ"を相手にしながら、試行錯誤を重ねて完成に至りました。「風呂職人」にはじまり、ハンズでの販売スタートから10年、いまでは人気シリーズとしてお客様の支持を集めています。

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続いて「現場で求められるもの」と「掃除の基本」を学びます。

続いての研修テーマは「現場で求められるもの」。「お客様は洗剤が欲しいのではなく、汚れを落とす手段が欲しいのであって、それを洗剤に頼っているだけ」、だからこそ、正しい用品選びや使用方法などの"道具をコントロールする術"を売り場に投入し、正しい知識をサービスとして売ることが大切になるという、現場での対応の重要性が説かれました。すなわち「プロの道具+プロの使い方」こそが最強であると。

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3番目の研修テーマは「掃除の基本」。その汚れがどんな経緯で発生し、どんな性質の汚れであるか、掃除するものの材質は何なのかを見極めることで、自ずと使うべき洗剤が決まる。「この汚れには、この洗剤を」といった、適材適所の洗剤選びへの知識の大切さを学びます。

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例えば、ひとくちに「水アカ」と言っても、「石鹸カス・皮脂汚れ」「化合汚れ(金属石鹸)」「カルシウム汚れ」に分類されるなど、より専門的に見れば一般的に知られている常識が通じなくなることも。

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有機汚れと無機汚れ、酸性とアルカリ性など、まるで理科の授業を聞いているような内容ですが、皆さんメモを取りながら熱心に話に聞き入っています。

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ここで休憩を挟み、研修は後半へ。休憩の間にも、熱心に質問する参加者と真摯に応える山口社長の姿が!

そして、いよいよ実践編。その効果を目の当たりにして、どよめきが!

さて、研修も後半戦。最後のテーマは「商品の説明・実践」です。

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シリーズの一番人気商品でもある湯アカ専門の「風呂職人」、アルカリと酸の中和ではなく"けん化"という方法で頑固な油汚れを落とす「油職人」、塩酸ではなく強力な有機酸の力で尿石を落とす「トイレ職人」、日本初の酸性粉末クリーナー「水垢職人」、ガラスの皮膜でキレイを維持する「コーティング職人」、洗剤にプラスすることで洗浄力をアップさせる「磨光職人」の使い方を、まずは動画を通して学びます。

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ここで場所を移して、いよいよ実践編へ。まずは「油職人」を使って、換気扇の内部にある"油汚れのラスボス"シロッコファンを掃除します。

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ドロドロに油が付着したシロッコファンに「油職人」をひと吹き。少し時間を置いて歯ブラシで擦ると、簡単に汚れが落ちていきます。しかし、驚きはここから。「技職人魂シリーズ」の商品である、汚れをそぎ取るための万能ヘラ「親方棒」を使うと、にゅるっと塊になって汚れがはがれ落ちる!

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その様子を見て、参加者からは「おぉ〜」というどよめきが。

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こちらが「親方棒」。研究を重ねた末に、この絶妙な形状に行き着いたそう。

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次から次へ、皆さん自分の手で試していきます。興味津々に見つめる視線!

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見る見るうちにシロッコファンはキレイに!

続いては風呂イスの湯アカ落とし。「風呂職人」をひと吹きしてタオルで拭き取るだけで、付着した"金属石鹸"がキレイに落ちます。

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少しわかりづらいかもしれませんが、吹きかけた所だけがピカピカに。

まだまだ続く実践編。続いては、鏡に付着した水アカ落としです。汚れた鏡を水で濡らし、酸性粉末クレンザー「水垢職人」をかけます。

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タオルで拭き取れば、そこだけがキレイに。

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指で擦ると、キュッキュッっという気持ちのいい音が。

続いての実践は「コーティング職人」。山口社長が手にしているのは、水を良く吸い取る珪藻土のマット。向かって右半分には「コーティング職人」が吹きかけられています。

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水をかけると一目瞭然。左半分は水を吸い込み、右半分はガラス被膜の効果によって水を弾いています。

続いては応用編。汚れたボードに「風呂職人」をかけ、洗浄力をアップさせる「磨光職人」もプラス。

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汚れをしっかり拭き取ったら、そこに「コーティング職人」をひと塗り。

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水をかけると、その部分だけがガラス被膜でコーティングされて水を弾いているのが分かります。

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目の前で見せつけられる、その実力。参加者も前のめりに引き込まれ、会場はさながら実演販売の様相を呈してきました(笑)。筆者の購買意欲も、否が応でも掻き立てられます!

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その後、終了時間ギリギリまで活発な質疑応答が行われ、充実した2時間の研修は、あっという間に終了しました。
百聞は一見に如かず。実際に目で見て、手で触れてみることが、やっぱり一番なんですね。商品の魅力を肌で知っているからこそ、お客様への説明も真実味が増す。こういった日々の積み重ねが「ハンズらしさ」を支えているんだなと、筆者は実感しました!

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技職人魂
風呂職人 1,000円+税
トイレ職人 1,250円+税
油職人 1,410円+税
水垢職人 1,200円+税
コーティング職人 1,850円+税
親方棒 850円+税

シリーズ後編「技職人魂シリーズの歴史はハンズ渋谷店から始まった!販売開始秘話を語る特別対談」はこちら>>

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