アメリカのあるできごとをきっかけに知名度上昇中の〈スタンレー・クエンチャー〉。アウトドアに適した機能性とデイリーにも溶け込むデザイン性で、幅広い年代のファンを獲得しています。今回は、日本での販売を担当する株式会社ドウシシャさんに〈クエンチャー〉が注目を浴びる理由や、今一度知っておきたい特徴と魅力、新たなカラーラインアップについて聞きました。
【基本知識】〈スタンレー・クエンチャー〉とは?
―本日お話しいただくのは株式会社ドウシシャの山田さん。よろしくお願いします。
山田さん:よろしくお願いします!
―あっ!手に持っているのは〈スタンレー・クエンチャー〉ですね?
山田さん:そうです!今年6月に登場した新色のひとつです。
―爽やかなブルーですね。まずは基本知識から押さえたいのですが、〈スタンレー(STANLEY)〉はブランド名で、〈クエンチャー〉はタンブラーのシリーズ。という認識で合っていますか?
山田さん:その通りです。〈スタンレー〉は1913年、アメリカの発明家・ウィリアム・スタンレーJr.氏が「温かい飲み物を、温かい状態で持ち運べるように」と開発した1本のボトルから始まりました。
―110年以上の歴史があるんですね!
山田さん:一般家庭向けの真空スチールボトルが見当たらなかった当時、ウィリアム氏は真空断熱技術とスチールの頑丈さに注目しました。それらを組み合わせたのが〈スタンレー〉アイテムの原型で、後に完成した〈クエンチャー〉シリーズに大きな影響を与えたんです。
―ちなみに、〈スタンレー〉は〈クエンチャー〉シリーズだけ...ではないですよね??
山田さん:ほかにも多くのシリーズがございます。たとえば、〈クエンチャー〉と同じく「水分補給」を目的とする〈アイスフロー〉や〈エアロライト〉
スタンレー(STANLEY) アイスフローフリップストロー真空タンブラー 0.88L 各6,490円(税込)
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スタンレー(STANLEY) エアロライト真空ボトル 0.35L 4,620円(税込)、0.47L 5,500円(税込)
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※画像はイメージのため、一部取り扱いのないサイズ・カラーがございます。詳しくは店舗までお問い合せください。
山田さん:保冷・保温機能が高く、アウトドア時にも活躍する〈パイント〉
スタンレー(STANLEY)スタッキング真空パイント 0.47L 各3,520円(税込)
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※画像はイメージのため、一部取り扱いのないサイズ・カラーがございます。詳しくは店舗までお問い合せください。
山田さん:従来の〈スタンレー〉の特性を再現し続ける〈クラシックシリーズ〉や〈ボトル〉などもありますよ。
―想像以上にたくさんあります。
山田さん:そうですね。日本ではまだご存知ない方もいらっしゃいますが、キャンパーの皆さまからはいずれも絶大なご支持をいただいています。かくいう私も幼少期からの生粋キャンパーです!
―おお。一体どういったポイントに惹きつけられるのでしょう?
山田さん:温かいものも冷たいものもそのまま飲める。というのはもちろん、中身のこぼれにくさ、持ち運びのしやすさも魅力です。「孫の代まで使える」と称賛されるほどとにかくタフなんです。
―確かに。ブランドとしては1世紀以上経ってるわけですしね。
山田さん:年齢や性別を問わないシンプルなデザインも"永遠の定番"といいますか。1つあるととても役立つと思います。
【気になる!】〈クエンチャー〉が"バズる"理由
―さて、今回フォーカスする〈クエンチャー〉シリーズ。あるできごとをきっかけに世界的な注目を浴びているようですね。
\新色が登場/
スタンレー(STANLEY) H2.0真空スリムクエンチャー 0.88L 各6,490円(税込)
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※画像はイメージのため、一部取り扱いのないサイズ・カラーがございます。詳しくは店舗までお問い合せください。
―一体、何があったんでしょう?
山田さん:いまから半年ほど前、アメリカである車の火災事故が起きまして。消火後の車から〈クエンチャー〉が取り出されたのですが、ほとんど傷んでいない状態だったんです。しかも中身の氷は溶けきっておらず、カラカラと音を立てるほどでした。
―え!焼け焦げるどころか、溶けもしなかった。ということ?
山田さん:そうです。無事だった持ち主さまはとても驚かれ、その様子を撮影してSNSにアップされたんですね。するとどんどん拡散されまして。
―炎にも負けなかったんですね...。
山田さん:ちなみに、このことを知った〈スタンレー〉の代表が持ち主さまに新しい〈クエンチャー〉と車を差し上げた、という後日談もあります(笑)。
―まるっとスゴいエピソードです。
山田さん:〈クエンチャー〉の耐久性が予期せず証明された出来事でした。キャンパーの方々のみならず、もっと多くの方に関心を持っていただくきっかけにもなりましたね。
―そもそも〈スタンレー〉って、いつから日本で発売されてましたっけ?
山田さん:10年以上前です。クエンチャーシリーズが発売されたのは、約1年前の2023年でコロナ禍でした。
発売からしばらくはお家時間や在宅ワークの時間が増えていったこともあり、デイリー使いがすんなりできる点が改めて評価されたのだと思います。アメリカですでに販売されていたものは少し大きめだったので、日本人の手になじみやすいサイズ感にしたことも功を奏しました。
\便利な3wayデザイン/
―ストローがついている。
山田さん:飲み口もポイントです。ストローにも、小さめの飲み口にもできますし、そのままガブッと飲むこともできる。使い勝手がよいんです。私は冬キャンプのホットコーヒーにも、お家でつくるアイスコーヒーにも重宝していますよ。
―まさに「温かいものも冷たいものも」ですね。.........こうまじまじ見ると、無駄がないというか、スゴくスリムなデザインなんだなって気づきます。底面に向かって細くなるシルエットも印象的。
\シンプル&スリムな美しいデザイン/
山田さん:一般的な車のドリンクホルダーのサイズを意識してつくっているので、スリムさ・安定感ともに抜群です。ベビーカーのドリンクホルダーにも入れやすいと思いますよ。取っ手部分には滑り止め加工が施されており、手に取った時や移動中の「うっかり落としてしまった...」なんてことも防げます。
―細かいところまで実用的です。蓋はそのまま取り外せるから丸洗いできますし、乾かしやすそう。
山田さん:はい。しかもリサイクルステンレスを利用したサステナブルアイテムなので、環境にもやさしいです。
―「機能・デザイン・サステナブル」の三拍子って、現代的なキーワードでもありますよね。
山田さん:アメリカを中心とする海外では、車の火災事故前から「アウトドアイメージに引っぱられすぎない豊富なカラバリ・デザイン性の高さ」がすでに評価されていたんです。しかも、SNSをうまく活用している10代〜ミレニアル世代を中心に。
―とくにその世代って、アウトドアファッションやサステナブルへの感度が高い方が多そうです。
山田さん:そうですね。時代にうまくフィットしているな、という印象はあります。予想を超える反響で品薄になり「人気の某スマホよりも入手しづらいタンブラー」なんていわれたこともありました。
―よっぽど手に入らなかったんですね...。しかし、いまや15色が新登場。〈クエンチャー〉の勢いを感じます。
山田さん:「ローズクォーツ」や「クリーム」、「ピンクダスク」「ブルーム」といった"いまっぽい"ソフト&ニュアンスカラーはもちろん、ベーシックカラー、さらにはビビットカラーもございます。ぜひお手に取ってご覧いただきたいですね。
【どう使う?】この夏の楽しみ方は?
―山田さんが〈クエンチャー〉を愛用していることは分かったんですが、ほかのドウシシャスタッフさんはいかがでしょう?
山田さん:もちろん愛用者ばかりです。オフィスでもよく見かけますよ。たとえば...
①デスクワークのお供に!
\推し色はローズクォーツです/
―本当だ!
山田さん:高さがあってスリムなので、手もとのスペースを邪魔しないんですよね。あとは、オンラインミーティング中の水分補給で変に気を遣わなくてもよい、といいますか。画面に顔を映している時って、飲み物が少し飲みづらかったりしませんか?
―分かります。何となく目立ってしまう気がするから、ついガマンしちゃうこともあります。
山田さん:そこで、このストローです。手軽にパパッと飲めて口もとを拭う必要もありません。社内でも大好評です。
―なるほど!なんだか目からウロコです。
②アイスドリンクの持ち運びに!
山田さん:これからの時期はとくに、室内外問わずこまめな水分補給が必要になってきますよね。お家でつくったお茶やコーヒー、ウォーターサーバーのお水を〈クエンチャー〉に入れて持ち運べばお財布にやさしいですし、エコですよ。
―これもスゴく大事。「暑くなる前にマイボトルを新調しようかな」と考えている方にはピッタリですね。
山田さん:そうですね。冷えた状態をしっかりキープするので、外出先でもおいしく飲み続けられると思います。
―性別や年齢を問わないからこそ、ギフトにもよさそう!
山田さん:ぜひ、お相手の好きな色を考えながら選んでみてください。〈クエンチャー〉シリーズを "とっておきのマイボトル"にしていただけると嬉しいです!
おわりに
機能性とデザイン性、さらにはサステナビリティー要素も含んだ〈スタンレー・クエンチャー〉。じめっとした日も暑い日も、そしてちょっと肌寒い日も、快適なドリンクタイムを過ごしましょう!
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