「清潔謹製」シリーズ誕生。キッチンを美しく保つ道具たちをご紹介。

1872年の創業以来、暮らしに役立つさまざまなアイテムを開発・販売している〈マーナ〉から、〈清潔謹製〉という新たな清掃道具シリーズが誕生しました。キッチン周りを美しく保つための優秀な道具を5点ラインナップ。ここでは、開発者であるプロダクトデザイナーの谷口さんにインタビュー。開発秘話や商品の魅力について、たっぷりお話をうかがいました。

創業当初の理念をもとに生まれた〈清潔謹製〉シリーズ

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―まずは、シリーズ開発のきっかけを教えて下さい。

谷口さん:弊社は2022年に創業150周年を迎えました。1872年に「自らが汚れても、相手をきれいにする」という理念を持ってブラシ・刷毛(はけ)の製造メーカーとして事業を開始し、さまざまな清掃道具を含む暮らしのアイテムを開発してきました。そこで改めて、我々が大事にしている「清潔へのこだわり」を見直し、お客様にそのこだわりをお伝えしたいと考えました。
キッチンの清掃道具に着目したのは、1日のうちに何度も立つ場所であるキッチンを清潔に保つ道具をお届けすることで、お客様に清潔であることの心地よさ、〈マーナ〉のこだわりを感じていただきたいと思ったからです。シリーズ名「清潔謹製」は、つかっていただいた方の暮らしが豊かになるよう、「心を尽くしてつくる」という想いを込めて名付けました。

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マーナ 開発部 プロダクトデザイナー 谷口さん

キッチンを美しく保つ、5つの道具

キッチンの水まわりは、水気が多く食べカスなどの汚れが溜まりやすいため、菌が棲みつきやすい場所。いつも清潔に保つために、〈清潔謹製〉シリーズから5つのアイテムをご紹介します。

―〈抗菌キッチンブラシ〉はどんな特徴がありますか?

谷口さん:ザルやフライパンなどを洗うための〈抗菌キッチンブラシ〉は、抗菌剤入りのナイロン毛と、汚れを吸着しやすい豚毛をミックスさせました。ブラシ洗いをする時に気になる水ハネも、程よいコシとハリがある豚毛を混ぜることで軽減されます。

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抗菌キッチンブラシ 各748円(税込)

谷口さん:また、ブラシの毛先は緩やかな弧を描くようにカットしています。

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谷口さん:そうすることで、ザルや鍋の形状にフィットし、洗いやすくなります。

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―特に苦労したこと、こだわりポイントを教えてください。

谷口さん:握りやすさ、手馴染みのよさにこだわっています。実は、このブラシの形状は、創業当時に開発したブラシからインスピレーションを得ています。創業時の理念を踏襲したシリーズなので、当時の道具そのものも開発の参考にしました。

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左が創業当時に開発したブラシ。

谷口さん:このブラシは、握りやすさと、手馴染みのよさが魅力です。〈抗菌キッチンブラシ〉でも、このポイントを再現しようと試行錯誤しました。持ち手の太さや長さ、カーブ具合など、微妙な修正を繰り返し完成させました。昔ながらの道具を踏襲した手馴染みのよいブラシで、より快適に洗い物をしていただけるはずです。

―〈抗菌ふきん〉の特徴を教えていただけますか?

谷口さん:レーヨン素材と綿素材をふっくら編み上げた食器拭きです。買ったばかりのふきんはパリパリしていて水を弾いてしまう、という経験をされた人は少なくないはずです。しかし〈抗菌ふきん〉は、吸収性のよい素材と織り方で、最初からしっかりと吸水します。

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抗菌ふきん 各528円(税込)

―特に苦労したこと、こだわりポイントはどのようなところですか?

谷口さん:フック掛けできる紐を付けているのですが、この紐の付け方や位置は、検討を重ねました。画像左のような太い紐にすると、畳んだ時にボコッとなってしまい手当たりが悪いので、画像右のような薄いリボンタイプを選んだり、サッとフックにかけられるよう、取り付け方を工夫しました。

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谷口さん:生地の色も、さまざまな色から選びました。今回はシンプルなデザインを徹底するために、「きなり」を選んでいます。
汚れが目立ってきたら、台拭きにするなどして長く使っていただけると嬉しいです。

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―〈抗菌キッチンスポンジ〉と〈抗菌スポンジホルダー〉の特徴を教えてください。

谷口さん:キッチンスポンジには非常に大きな細菌が潜んでいると言われています。そこで開発したのが〈抗菌キッチンスポンジ〉と〈抗菌キッチンスポンジ3層〉。そして、スポンジを清潔に保つための〈抗菌スポンジホルダー〉です。

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左上:抗菌キッチンスポンジ3層 各308円(税込)
右上:抗菌キッチンスポンジ 各308円(税込)
下:抗菌スポンジホルダー 各418円(税込)

谷口さん:スポンジは、泡もちを重要視される方と、水切れを重要視される方に二分されるので、どちらのニーズにも応えられるようなスポンジを目指しました。ポイントは目の荒い「脱膜」という素材を使っていることです。泡立ちがよく、通気性、速乾性に優れています。汚れによってスポンジを使い分けたい人は、三層タイプがおすすめ。単層タイプと同じ脱膜と、それをギュッと潰した目の細かい脱膜層を組み合わせているので、汚れの手ごわさによって使い分けていただけます。ちなみに、中間層には泡もちをキープするための素材を使用しています。また、素材そのものに抗菌剤を練りこんでいるので、清潔にお使いいただけます。

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左が三層タイプ、右が単層タイプ。

―特に苦労したこと、こだわりポイントはありますか?

谷口さん:小さな手の方も、大きな手の方もしっかりと握り込めるよう、縦長にしました。それだけ?と思うかもしれませんが、数mmの差でフィット感が変わるんです。また、三層タイプは単層タイプに比べて5mmだけ薄くしています。理由は、各層を貼り合わせている分コシがあるので薄くすることで握りやすくしています。

―〈抗菌スポンジホルダー〉には、どのような特徴がありますか?

谷口さん:スポンジを長く清潔に使うためには、水切れが重要です。そこで、ホルダーにスポンジを置くと、自然と斜めに傾くように設計しました。スポンジとホルダーの接地面をできるだけ少なくすることで、通気性がよく清潔に保つことができます。さらに、通気性という点で、壁面との距離を少し広めに取っているのもポイントです。

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谷口さん:また、ホルダー部分をクルッと上げられるので、わざわざ取り外す手間もなく、手軽にシンクの掃除ができます。

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―特に苦労したこと、こだわりポイントはありますか?

谷口さん:こちらも他のアイテム同様、多くの試作を重ねました。最初は針金を持ち出してとにかく手を動かして考えていました。ある程度カタチの方向性が決まると、どうすれば通気性をアップできるか、スポンジの収まりがよくなるか、美しく見えるかを考え、試作をつくりました。角度や素材を変更したりして、理想のカタチに辿り着くまでに、約1年。長い時間をかけた甲斐があり、スポンジを清潔に保つためのベストなカタチに仕上げることができました。

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たくさんの試作品を経て、今の〈抗菌スポンジホルダー〉に。

―〈清潔謹製〉シリーズは、特にどのような人にお届けしたいですか?

谷口さん:日頃から忙しく働いて、家事もしなくてはいけない人には特におすすめしたいです。清潔感を保つための工夫を詰め込んでいるので、キッチンの片付けがこれまで以上にラクになるはず。また、暮らしに馴染むシンプルなデザインなので、どんなキッチンにもマッチします。ぜひお試しください。

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おわりに

この冬デビューを果たす〈清潔謹製〉シリーズ。キッチンを美しく、清潔に保つために、清掃道具を揃えてみませんか?ぜひ試してみてくださいね。

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