大自然の中で楽しむコーヒーには、自宅とはまた違う味わいがありますよね。キャンプなどアウトドアで手軽に美味しいコーヒーを楽しみたい!という方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、美味しいコーヒーの淹れ方やキャンプで使えるおすすめアイテムをご紹介します。
※2023年3月公開記事を再編集しています。
キャンプで本格的なコーヒーを飲みたい!
キャンプやアウトドアが趣味の方の中には、「大自然を感じながら飲むコーヒーが楽しみ」という方も多いのではないでしょうか。自宅とは異なる環境だからこそ、コーヒーの美味しさが引き立ちますよね。コーヒーの淹れ方や使用するグッズなどにこだわれば、より本格的で美味しいコーヒーが楽しめます。
今回は、キャンプやアウトドアに精通したWebメディア「kurashi-no」編集長の井上さんにキャンプでコーヒーを楽しむ方法やおすすめアイテムをお伺いしました。
美味しいコーヒーを淹れる方法①ハンドドリップ
ハンドドリップとは、フィルターとドリッパーの中にコーヒー粉を入れてお湯を注ぐという淹れ方です。フィルターを通す過程で雑味が取り除かれ、より洗練された味わいが楽しめます。
シンプルで手軽な方法ながら、お湯の注ぎ方や温度、豆の粗さなどでコーヒーの味わいが変わるという奥深さもあります。「自分でコーヒーの風味を調節したい」という、コーヒー通の方におすすめの方法です。
用意するアイテム
- コーヒードリッパー
- ペーパーフィルター
- マグカップ
- ドリップポット
- コーヒー豆やコーヒー粉
淹れ方
1.フィルターに粉をセットする
まず、ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、コーヒー粉を入れましょう。粉に凹凸があるとムラができてしまうため、軽くドリッパーを揺すって表面を平らにならしておくのがおすすめです。この間に、お湯を90度ほどに温めておきましょう。
2.中央からお湯を注ぐ
次に、コーヒー粉が湿るようにゆっくりとお湯を注いで蒸らします。お湯は中央から円を描くように注ぎ、全体が湿るように少しずつお湯を注ぐ範囲を広げていきます。ドリッパーからコーヒーが垂れてきたらお湯を注ぐのをやめ、30秒ほど待ちましょう。
3.数回に分けてお湯を注ぐ
ゆっくりと円を描くようにして、コーヒー粉全体にお湯を注ぎます。一度にたくさんのお湯を入れるのではなく、数回に分けて一定量のお湯を注ぐのがポイントです。このとき、フィルターや粉が集まっていない端の方にお湯をかけてしまうと、コーヒーの抽出にムラができてしまうため、できるだけ中央周辺にお湯を注ぐように注意してください。
【ハンドドリップ】ハンズで買えるおすすめグッズ
持ち手がおしゃれな【CHEMEX コーヒーメーカー】
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キャンプで美味しいコーヒーを楽しみたい方は、〈CHEMEX コーヒーメーカー〉がおすすめです。木製の持ち手と革紐、耐熱ガラスを組み合わせたおしゃれなデザインとなっています。こちらのコーヒーメーカーは2、3カップ用なので、誰かと一緒にキャンプを楽しみたい方におすすめのアイテムです。
豆本来の風味を引き出す【CHEMEX ケメックス専用フィルター】
CHEMEX ケメックス専用フィルター 1,870円(税込)
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〈CHEMEX ケメックス専用フィルター〉は、先ほどご紹介した〈CHEMEX コーヒーメーカー〉専用のフィルターです。通常のフィルターよりも強度が高いのが特徴で、コーヒーの渋味をしっかりと取り除いて豆本来の味を引き出します。より本格的な風味を手軽に味わいたい方は、ぜひこちらのフィルターがおすすめです。
洗って使えるエコなドリッパー【ハリオ(HARIO) カフェオールドリッパー】
ハリオ(HARIO) カフェオールドリッパー 1,870円(税込)
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〈ハリオ(HARIO) カフェオールドリッパー〉は、ステンレスメッシュが採用されているドリッパーです。コーヒーの旨味成分であるコーヒーオイルを抽出できるのが特徴で、本格的な味わいのコーヒーが楽しめます。フィルター部分と土台が取り外せるため、手軽に洗えてお手入れが楽なのも嬉しいポイントです。
フィルター付きで初心者にもおすすめ【パイレックス(PYREX) コーヒーサーバー】
パイレックス(PYREX) コーヒーサーバー ナチュラルステンフィルター付 2,900円(税込)
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〈パイレックス(PYREX) コーヒーサーバー ナチュラルステンフィルター付〉は、耐熱性PYREXガラスが採用されたコーヒードリッパーです。2層のステンレス製メッシュフィルターが搭載されており、コーヒー本来の旨味をしっかりドリップするのが特徴です。雑味や苦味が少ない、コーヒー豆の豊かな風味を楽しめます。
美味しいコーヒーを淹れる方法②フレンチプレス
手軽に本格的なコーヒーを楽しみたい方におすすめなのが、フレンチプレスを使った淹れ方です。お湯とコーヒー粉を注いで放置するだけなので、ハンドドリップよりも簡単にコーヒーを淹れられます。フィルターを通さないため、コーヒー本来の風味が味わえるのもフレンチプレスの特徴です。
用意するアイテム
- フレンチプレス
- タイマー
- ポット
- マグカップ
- コーヒー粉
淹れ方
1.ガラスポットにコーヒー粉を入れる
まず、コーヒー粉を入れる前に、ガラスポットはお湯などで温めておきましょう。温まったら、フレンチプレスのガラスポット部分にコーヒー粉を入れます。
2.お湯を注ぎ、4分ほど抽出する
次に分量通りのお湯を注ぎ、乾いた部分がなくなる程度までコーヒー粉を湿らせます。粉全体が湿ったら蓋をかぶせ、4分ほどかけてコーヒーを抽出しましょう。
3.金属フィルターで濾す
4分ほど経ったら上がっているつまみを下げ、金属フィルターでコーヒーを濾します。つまみを下げるスピードが遅すぎたり速すぎたりしないよう、5秒ほどかけてつまみを下げていくのが美味しいコーヒーを淹れるコツです。
【フレンチプレス】ハンズで買えるおすすめグッズ
安定感抜群の【カフェプレス・U】
ハリオ(HARIO) カフェプレス・U 3,300円(税込)
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キャンプで手軽にコーヒーを楽しみたい方は、〈カフェプレス・U〉がおすすめです。旨味成分であるコーヒーオイルを抽出できるのが特徴で、コーヒー豆ごとの個性が楽しめます。直径が90mmと広いためプレス時に安定感があり、お手入れも楽に行えます。コーヒーだけでなく、紅茶を楽しみたい方にもおすすめですよ。
ステンレス脚がおしゃれな【ボダム シャンボールコーヒーメーカー】
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〈ボダム シャンボールコーヒーメーカー〉も、手軽に本格的なコーヒーが楽しめるおすすめの道具です。金属製のメッシュフィルターが採用されており、コーヒー豆が持つ香りと旨味をダイレクトに引き出してくれます。フィルターは使い捨てではなく、洗って何度も使用できるのもポイントです。
たっぷりつくれる【ボダム ケニヤコーヒーメーカー】
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〈ボダム ケニヤコーヒーメーカー〉も〈シャンボールコーヒーメーカー〉と同様、コーヒー豆に含まれている旨味や香りを存分に引き出してくれる金属製のメッシュフィルターが採用されています。金属製のメッシュフィルターを使用するとコーヒーの旨みや香りがフィルターに吸収されず、コーヒーにしっかりと残るため、美味しくいただくことができますよ。
コンパクトで持ち運びしやすい【エアロプレス ゴー】
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〈エアロプレス ゴー〉は、コンパクトで持ち運びやすいデザインが魅力のフレンチプレスです。全てのアイテムをマグカップに収納できるので、アウトドアやキャンプなどさまざまなシーンでコーヒーを手軽に楽しめます。粉を入れてお湯を注ぐと、1分で本格的なコーヒーが完成するのも魅力です。
美味しいコーヒーを淹れる方法③エスプレッソ
エスプレッソとは、圧力をかけてコーヒーオイルとお湯を乳化し、コーヒーに含まれる香りや旨味を引き出す抽出方法です。1杯は30mlほどと通常よりも少量ですが、その分濃厚で飲みごたえのある味わいが詰まっています。そのままエスプレッソとして楽しむのはもちろん、ミルクを加えてカフェラテやカプチーノなどにアレンジすることも可能です。
用意するアイテム
- エスプレッソマシン
- エスプレッソ豆
- ホルダー
- タンパー
- グラインダー
淹れ方
1.エスプレッソメーカー内にお湯を入れる
本体を上下部分に分けて取り外し、下の部分にお湯を入れましょう。
2.バスケットにコーヒーの粉末を入れる
エスプレッソメーカー中段に入っているバスケットに杯数に応じたコーヒーを入れて水平になるよう、上から軽く固めます。
3.火にかける
1.2の準備を行った状態のエスプレッソメーカーを固く締めて固定し、火にかけましょう。沸騰すると上部のポットに湧き出してきますので、下の部分のお湯が空になれば火から下ろして完成です。
まだまだたくさん!キャンプに役立つハンズおすすめアイテム
これまでにご紹介してきたグッズ以外にも、ハンズにはキャンプで役立つさまざまな道具が揃っています。ここからは、キャンプやアウトドアを楽しみたい方におすすめのアイテムをご紹介します。
コンパクトサイズな【タイムモア ポアオーバーケトル】
タイムモア フィッシュ03(Fish03) ポアオーバーケトル 4,180円(税込)
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〈タイムモア フィッシュ03(Fish03) ポアオーバーケトル〉は、コンパクトなサイズ感が特徴のドリップポッドです。注ぎ口が細めに設計されているので、思い通りにお湯を注ぐことが可能です。こちらの商品は直火では使用できないため、一度やかんなどでお湯を沸かし、その後お湯をポットに移し替える必要があります。
風に強いコンロ【カットフー タフまるJr.】
岩谷産業 カセットフー タフまるJr. 10,648円(税込)
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〈岩谷産業 カセットフー タフまるJr.〉も、キャンプに役立つおすすめ道具の一つです。「ダブル風防ユニット」という独自の機能が搭載されており、風のある野外でも強い加熱性能が得られます。
耐荷重が10kgなので、重たい鍋やフライパン、ダッチオーブンなども使用可能です。また、キャリングケースも付いているため、コンロを衝撃から守りつつ安全に保管・持ち運びができるのも魅力ですよ。
持ち歩きしやすいサイズの【カセットガスジュニア】
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〈岩谷産業 カセットガスジュニア〉は、ジュニアバーナーや小型のカセットコンロなどに使用できるカセットガスです。コンパクトなサイズ感ながら性能は高く、お湯を沸かすときや料理時などさまざまなシーンで活躍します。
好みの粗さに挽ける【タイムモア コーヒーグラインダー】
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タイムモアの〈タイムモア コーヒーグラインダー〉も、キャンプ時に活躍するアイテムの一つです。高級感のあるデザイン性や、軽量で持ち運びやすい携帯性などが高く評価されています。36段階に調節できるナットが搭載されており、粗挽きから細挽きまで好みの粗さにコーヒー豆を挽けるのも魅力ですよ。
ホコリなどが入らない蓋つき【ダブルマグ】
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キャンプでコーヒーなどの飲み物を飲むときに役立つのが、〈サーモマグ ダブルマグ〉です。こちらは、真空二重構造が採用されており、高い保冷・保温機能を得られるのが特徴です。つや消しされた高級感のあるデザインや色味も人気を集めているポイントですよ。
粉が付きにくい【カリタ 銅メジャーカップ】
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コーヒー粉を計量するときに便利なのが、〈カリタ 銅メジャーカップ〉です。銅で作られているため、プラスチック製の商品のようにカップにコーヒー粉が付着することがありません。
保温機能で長く楽しめる【真空断熱マグカップ】
サーモス(THERMOS) 真空断熱マグカップ 350mL 1,958円(税込)
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〈サーモス(THERMOS) 真空断熱マグカップ〉は、温度キープ力に優れたマグカップです。蓋が付いているので、飲み物にホコリや汚れ、ゴミなどが入ってしまうことを防ぎます。
おすすめの道具を使って、キャンプでコーヒーを楽しみましょう!
キャンプやアウトドアで味わうコーヒーは、家で飲むものとはまた違う美味しさがありますよね。道具や入れ方にこだわると、より本格的なコーヒーを楽しめるようになります。今回ご紹介したおすすめの道具や作り方などを参考にして、キャンプでコーヒーを楽しんでみてください。
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