【手づくり動画】お家でハンズメイド 「意外とカンタン！セメントでつくるミニ植木鉢」

つくり方

1.牛乳パックを下から8cmのところでカットします。

2.底の2か所に、目打ちなどで水抜き用の穴をあけ、マスキングテープで一旦塞ぎます。
　※穴は端から1.5cm程度隙間をあけましょう。

3.セメントを150gずつ2回に分け、計300g量ります。
※作業中は必ず使い捨て手袋とマスクを着用してください。

4.水を加え、しっかりと混ぜ合わせます。何回かに分けて水を加えるのがポイントです。
※水の量はセメントの種類によって異なります。パッケージの記載に従って作業してください。

5.牛乳パックにセメントを全量を流し込んだら、少し持ち上げて落とし、空気を抜きます。こうすることでセメントが均等に行き渡り、平らに仕上がります。

6.プラカップを中央に押し込み、植木を入れる部分の窪みをつくります。
※ここではプラカップやシリコンカップなど、固まった後に取り出しやすい素材を使用しましょう。紙コップは底の部分が埋まってしまうので適しません。

7.お好みの深さまで押し込んだら、カップが浮き上がらないよう小石などの重りを入れて、そのまま固めます。

8.逆さにしても流れない程度に固まったら、底のマスキングテープを剥がし、穴に竹串を刺して水抜き穴をあけます。
※タイミングの目安は、硬化時間60分のセメントの場合で約5分です。
※表から見て、穴がプラカップの底まで届いているのを確認しましょう。

9.重りを戻し、そのまま固めます。

10.完全に固まったら、プラコップを潰して引っぱるようにして外し、牛乳パックも剥がします。

11.お好みでペイントします。乾燥後に耐水性のあるアクリル絵の具等を使用してください。乾いたら完成です。

●セメントのアク抜き
セメントはアルカリ性のため、植木鉢として使用する場合は事前に「アク抜き」をして中和させる必要があります。
［アク抜きの手順］
(1)水1リットルに対し、ミョウバンを小さじ1/2程度溶かし、その中に植木鉢を2日間浸します。
(2)取り出して水洗いし、今度は水の中に丸1日浸します。

●セメントのお取り扱いについて
※余ったセメントを廃棄する際は、必ず固めてから各自治体の指示にしたがって処理してください。
※セメントや道具を洗った水をそのまま流すと排水口や水道管が詰まる可能性がありますのでくれぐれもご注意ください。
※道具類はバケツ等の容器の中で水洗いし、1日程度置いてセメントを沈殿させてから上澄みの水のみを捨ててください。

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