こんにちは!
梅田店11階「ツクル・ナオスのお悩み解決商店」店主の岡田です。
今回はいろいろある補助錠の中から「防犯の為に玄関ドアにカギを追加で付けたいけど、ドアに穴を開けたくない」というお悩みを解決できる商品をご紹介します。
まずは 「ノムラテック 第2のロック!」 ディンプルキータイプとダイヤルタイプの2種類があります。
続いて 「ガードロック 留守わからん錠」
「留守わからん」とはどういう事でしょう?その意味や目的については、のちほどご説明します。
いずれも穴をあけたりネジ止め無しで玄関扉の防犯を強化できます。
でも気を付けて!ドアの形状によっては取り付けできない場合があります。
商品の説明書にこのように書いてありますの詳しく読んでみましょう。
「被せ(かぶせ)部分」とはこのように雨が入らないようにしたり、外からこじ開けられないようにするために扉の端が出っ張っている部分の事です。
被せ扉にも使えるものはないのか?実はあります。それもまたのちほど。
イラストでは分かりにくいのですが、ドアの周りの何ミリとかの図は実際に測るとこんな感じです。
5~65mmはこの部分。
10~15mmはこの部分。
35~42mmは扉の厚さです。3mm以上というのはこのスキマ。
ちなみにこんな2枚のタイプのドア(親子ドア)にも取り付けはできません。
ドアとドア枠の形やサイズに問題が無ければ、取り付けは簡単です。
パッケージに含まれている部品はこれ。黒いシールはスキマが出来た時に使います。
室内側から見たところです。部品の黒いツマミを回してドア枠の出っ張りをはさみます。
外から見るとこうなります。
外に出た部分に、黒い錠を取り付けたら完成です。
錠部分と扉にかなりスキマが開いています。付属の黒いゴムシートを錠に貼って、スキマを埋めましょう。
カギをかけにくくなるのでスキマは完全には無くせません。スキマが開いていても防犯性能に問題はありませんのでこのままでも構いません。
これで、扉を開けようとしても黒い錠の部分を外さない限り扉を開けることができなくなりました。元々の錠にプラスして扉は二重ロックになり、防犯性が向上しました。
ドアの内側には、外と同じ出っ張りがあります。これはカギが開いているときに黒い錠を仮置きしておくための出っ張りです。在宅時はここに置いて保管しておきましょう。
ダイヤル式も同様です。カギをかけるとこんな感じになります。内側の仮置き場所も使えます。もちろんダイヤル番号はお好きな番号に変更できます。
工具も不要で簡単でしたね。
しかし!ここでちょっと心配事があります!
この錠前はカギをかけたり外したりするのが外からしか出来ません。カギがかかっているということは、この家の人はカギをかけて外出している、つまり留守なのが分かってしまうのです!
ドロボウは必ず留守を確認してから犯行に及びます。「我が家は今留守です」とわかってしまうのはちょっと心配ですよね。
その心配をしたくない場合は、最初にご紹介した「留守わからん錠」がお役に立ちます!
「留守わからん錠」を取り付けた状態です。カギがかかっている時も、かかっていない時もずっと見た目はこの状態です。取り付けられる扉のサイズも先程の「第2のロック」とほぼ変わりません。
取り付け方はさっきよりひと手間かかります。同様に枠部分に本体を取り付けたら、このプレートを扉の外側に貼ります。プレートには位置合わせの矢印が付いているので、それを見て貼ります。
プレートの爪を扉の端に引っかかるように、枠からの出っ張りが真ん中に来る位置に貼ります。上下の位置がずれてしまったら最初に枠に取り付けた方のネジを緩めて少し動かして調整します。
錠本体をプレートに取り付けます。磁石で勝手にくっついてくれるので位置合わせは不要です。カギが開いている時も閉まっている時もこの状態なので「留守わからん錠」なのです。プレートを両面テープで貼り付けるので、引っ越しなどで剝がすときの事を考えると少し心配な面はありますが、本当によく考えられた商品だと思います。
最後に、冒頭の「かぶせ部分があるドア」の場合は 「留守わからん錠カブセ扉用」 が使えます。
サイズの制限がさらにいろいろあるので、ご自宅の扉に使えるかどうかはこの画像をご覧いただきご検討願います。
今回は取り付けの簡単な玄関扉用補助錠をご紹介いたしました。
実際に空き巣に入られたお客様からのご相談や、一人暮らしのご家族が心配で・・・とのご相談を時々承ります。
お客様の不安の解消に少しでもお役に立てればと思います。
皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。