【2018ハロウィーン】コスプレ好きなハンズスタッフがビギナー向け仮装グッズをつくってみた

やってきました、ハロウィーンの時期!あなたはもう、どんな仮装にしようか決まりましたか?ここでは、趣味でコスプレグッズをつくっているハンズスタッフが、誰でも簡単にできる仮装グッズのつくり方をご紹介!自分でつくれば、いつも以上に気分が上がること間違いナシです!

現役コスプレイヤーのスタッフが語る「仮装」の魅力とは

ー本日はよろしくお願いします!
シャケです、よろしくお願いします!

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仮装グッズのつくり方をご紹介するハンズスタッフ「シャケ」(女性)。ハンズオリジナル商品の企画などを担当。

ー...シャケ?
はい、ちょっとした事情があって、申し訳ないのですが顔出しも本名の公開もNGとさせていただきたく!なので私のことは「シャケ」と呼んでください!

―なんで「シャケ」...。
特に深い意味はないです(笑)。

ーちなみに、ちょっとした事情ってなんですか?
いきなり突っ込んでくる(笑)!実は私、コスプレが趣味でよく休日にはその手のイベントに参加しているんですが、顔と本名がバレてしまうと何かと問題が出てきてしまうので、公開は差し控えたいのです。

―なるほど。実はハンズスタッフだと知られるとマズイのですね。
別に悪いことしてる訳じゃないですけどね!

―コスプレの趣味は具体的にはどういうことをされているのですか?
コスプレ用の小道具とか衣装をつくって、それらを身に付けてコスプレイヤー向けのイベントに参加して、みんなでワイワイ盛り上がる感じです。

―ハロウィーンで皆が仮装を楽しむようなことを日頃からされているのですね。
その通りです!楽しいですよ!

―衣装も自分でつくるんですね!もともと洋服づくりが好きだったのですか?
いえ、専門的に学んだことはなく独学ですが、元々好きでした。本格的に始めたのは、コスプレにハマってからです。私は新卒でハンズに入ったのですが、初めてのボーナスでちょっと良いミシンを買ったのは良い思い出...!

―どのくらいの頻度でつくるのですか?
1ヶ月に1着以上はつくろうと自分にノルマを課していて、これまでで合計60着くらいつくってきたと思います。増えてきたら随時実家に送っているのですが、たまに両親から「着てみた」と言って写真が送られてきたりします(笑)。

―小道具や衣装づくりの技術が普段の業務に活きてくることもありますか?
1年前からハンズオリジナル商品の企画などをする部署にやってきたのですが、それまでは渋谷店のDIY用品担当をしていたんですよ。SNSで度々話題になる漫画の作中に「芋けんぴ、髪についてたよ」というセリフがあり、そのシーンを再現しようと思って、こんなものを自作してみました。

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シャケさんが粘土でつくったフェイクの芋けんぴピン(私物)。

...え?これは一体...?
芋けんぴのヘアピンです。詳しくは先ほどのセリフで検索していただければと思いますが、これをつくってハンズ渋谷店のツイッターで投稿したところ、多くの反響がございまして。

ー唐突にこの投稿がタイムラインに流れてきたら驚きますから...。
その一方で、これは販売商品ではなかったのですが、売っているものだと誤解を招いてしまったんです。ただ、そういったお問い合わせをたくさんいただいたので、かっぱ橋にある老舗の食品サンプルメーカーさんご協力のもと、渋谷店のみでオリジナル芋けんぴを販売したんですよ。おかげさまで大好評でした!

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※現在は販売しておりません。

―商品にまでなったんですね!
他にも、昨年の1月末にはバレンタインデーも近かったということで、お菓子づくりで活躍するシリコン製の「型」の紹介をするために、その型でつくったシャケの切り身型のチョコレートを店内に展示したり、あとはDIYコーナーにあるアクリル集光板の特性を活かして魔法陣をつくってみたりもしました。

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赤い部分はイチゴ味、とのこと。
※販売商品ではございません。

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アクリル集光板の使い方としてはかなりのレアケース。
※販売商品ではございません。

―出てくる例がどれも個性的なことはひとまず置いとくとして、コスプレグッズづくりで培った技術や姿勢は業務にも活きていますね!
仕事への影響という意味でも、コスプレをする意義は大いにあるんですよ(笑)。

―そんなシャケさんにとって、コスプレ、つまり仮装をすることの魅力って何でしょうか?
ずばり、変身願望が満たされることだと思います。

―と、言いますと?
仮装によっていつもとは違う自分になれるのが楽しいんですよ。例えば、旅行やテーマパークに行くことの何が楽しいって、いわば非日常を体験できることだと思うんですけど、仮装もその一つじゃないかなって。ハロウィーンはまさに変身にはうってつけの時期なので、ぜひ皆さんも普段の自分を脱ぎ捨てて、刺激的な非日常を楽しんでいただければと思います!

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「ゾンビ」をテーマに、シャケさんのレクチャーが始まる


―ここからは、仮装グッズのつくり方にまいりたいと思います!
はい、今回はビギナーの方でも簡単につくれる2種類をご用意しました!

―ハロウィーンの仮装にもいろいろあると思うのですが、テーマのようなものはありますか?
テーマはゾンビです!!映画とかゲームとかで登場するあの姿をイメージしていただければと思います。

―なるほど...!
ということで、まず一つ目につくるのは「血が流れているように見える首輪」です。

―...どういうことですか?
まあ見ていてください!まず用意するものは塩化ビニールシート(20cm程度)にハサミ。ちなみにハンズではこういった素材の切り売りもしているので便利ですよ。

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※写真の塩化ビニールシートは渋谷店のみの販売です。

―塩化ビニールシートは普段どういった方にお買い上げいただいているのですか?
テーブルクロスに使用する方や、服飾関係の方もよく買われます。ハンズにしかないようなタイプもあると評判です。

―この色はまさか血を想像して...?
その通り!青はエイリアンの血みたいでしょ(笑)。このぐらいの色合いならそれほどリアルさもないので仕上がりもかわいくなりますよ。他の色としてはオレンジもおすすめです。で、これをハサミで切っていきます。

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―どうやって切っていけばいいのですか?
首から血が流れているのをイメージして切ってください。これといったルールやコツはないので、イマジネーションのままにどんどんいっちゃってください。

―それにしても手馴れている...!
ありがとうございます(笑)。できました!

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―おお!
次に用意するのが、ビニールシートの上にある、両面ハトメキット。書類を綴じる際や、バッグなどの補修に使うものなのですが、これは便利ですよ。そして付属の抜き打ちポンチを使い、ハンマーなどで叩いてシートの端のあたりに穴を開けていきます。開ける位置を厳密に考える必要はなく、適当でOK。あとは付属品を付けていけばこんな感じになります。

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―ふむふむ。
両端に付けたら次に用意するのがリボンですが、革紐などでも構いません。適当な長さにカットして、それぞれの穴に通したら首に巻いて完成です。

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―おお!血が流れているっぽい!
でしょう(笑)!こんな風にとても簡単で、かかる時間も5〜10分くらいとあっという間。手づくりハロウィーングッズのビギナーの方にはぴったりですよ!

自分でつくるから、ハロウィーンがもっと面白くなる

―さて、次はどんな仮装グッズをつくるのですか?
ゾンビの服をつくりたいと思います!

―ゾンビの服...。
良い具合にボロボロっとした感じの服です!用意するのは軽石とカミソリ。あとはお好きな服ですね。

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―服の選び方で何かコツはありますか?
基本的には何でもいいんですけど、ジャージ素材は切れ過ぎちゃうので麻やデニム素材のものだとより良いかもしれません。そしてつくり方なのですが、とてもシンプル。軽石でとにかくガシガシとこすったり、カミソリでズバズバと切っていくだけです。

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―ハサミではなくカミソリなんですね。
ハサミでも良いですけど、カミソリの方がよりリアルに裂かれてる感が出てくるのでおすすめです。ちなみに、軽石のアイデアは自分で思いついたんですけど、以前は服をボロボロにするために公園で何度もスライディングをしたこともあります。今思えば完全に不審者ですね(笑)。

―その行動力がすごい。
あと、今回ご用意した服はたまたま良い感じの色合いなのでやらないですが、いかにもゾンビが着てそうな古びた風合いを出すために、紅茶やコーヒー、墨汁で染めたりもします。...さて、できました!

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―いかにもゾンビが着てそう...!
切ったりこすったりするだけだから誰でも簡単に出来ますよ!ただ、くれぐれも自分の手などを切ってしまわないように気をつけてくださいね...!

ーそれにこうやって自分でつくってみるのはとても楽しそうですね!
そうなんですよ。市販のものでも良いんですけど、自分で仮装グッズをつくってみると思い入れが強まると言いますか。よりハロウィーンを楽しもうという気になるんですよね!

―ああ、なるほど!
先ほども言いましたが、仮装の良さはいわば非日常を体験できること。今年のハロウィーンはぜひ、手づくり仮装グッズにトライして、素敵な非日常を思う存分お楽しみいただけると嬉しいです!

おわりに

簡単で楽しい、ハロウィーン仮装グッズづくり。何かつくってみたいけれど、つくり方がわからない・・・というときには、ぜひお気軽にスタッフにおたずねくださいね!

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