こんにちは!梅田店11Fツクル・ナオスのお悩み解決商店・店主の岡田です。
吸盤フックはとても便利ですね。外しても跡が残らないし、取り付けるのも押しつけるだけ。
でもいつの間にか外れてしまったり、ツルっとしている所にしか使えなかったりしますよね。
今回はそんなお悩み解決にピッタリの商品「ピタッ!とPeel(吸盤用)」を使って、落ちやすくなってしまった吸盤を回復させたり、「こんなところに吸盤は使えない」所に吸盤を付けてみました。
いろんな場面で実際に使用した様子をお届けいたしますのでご覧ください。
使い方は3ステップです
①「ピタッ!とPeel」を塗る
②壁に押しつける
③乾いてからはみ出した部分を取り除く
ピタッ!とPeelを開発したシャープ化学工業株式会社さんのHPの動画を見ていただくと、どのような商品かよくわかります。
https://www.youtube.com/watch?v=16WerW5aiFM
(YouTubeに移動します。再生時間約28秒)
今までに無かったコンセプトのとても素晴らしい商品ですが、注意事項もありますので使用前にパッケージをご確認くださいね。
パッケージには「ご注意」として以下の事が書かれています。
・下地によっては本製品と一緒に下地もはがれる可能性がありますのでご注意ください。
・下地によっては、変色、シミ、べたつきが発生する場合があります。
・壁紙の素材によっては壁紙がピンク色に変色する場合がありますので事前にご確認ください。
それでは使っていきます。
台所のシンクの横の壁はタイルが多いこともあって、吸盤フックが使いやすい場所です。
我が家の壁もこんな感じです。
台所でよく見かける風景ですね。
ウチの壁の吸盤フックのは左の2個がよく落ちます。一番左は吸盤のサイズに比べて重すぎ(スライサーが2個かかっている) 次のは吸盤が劣化して黄色くなっています。
新しいのと交換すればいいのですが、「外れたらまた付ければいいや、吸盤だし」 と思ってなかなか交換していません。
外してみると、黄色くなって固くなっていたりカーブが緩くなって平べったくなっています。
左にある新しい吸盤とはずいぶん違います。
それではマニュアルに従って、進めていきます。
中心から円を描くように塗っていきます。一般的な接着剤よりもかなり粘度が高いので、たくさん塗っても垂れてきません。
壁にギューっと押しつけます。空気を押し出すような感じでまわりにはみ出させましょう。
固まるまで、夏でも24時間はかかります。それまでは何も引っかけないで下さいね。
一般的な接着剤だとだんだんズレてくるので養生テープとかマスキングテープで押えとかないといけないのですが、ピタッ!とPeelは粘度が非常に高いのでこれくらいのフックならズレてこないのでとっても楽です。
さて次の検証です。
シャープ化学工業株式会社さんのHPで「ベランダの外壁に吸盤を取り付けることができる」と動画で紹介されていました。
外壁に吸盤が付くなんて聞いたことがありません。
せっかくなので試してみます。
以前ご紹介した遮熱・遮光用タープ「サンセイルタープ」の取り付け用フックの「吸盤タイプ」を外壁に使ってみることにしました。
以前に取り付けたのは、サッシの枠に取り付ける「ネジ式」です。
こちらのヒントマガジンもぜひご覧ください。
ツクル・ナオスのお悩み解決商店「サンセイルタープで夏の日差しをおしゃれにカット!」
https://cms-prod.hands.net/hintmagazine/staff/diy/11f-40.html
奥の方のサッシ上部に前回取り付けたネジ式フックがあります。ネジ式の手前の上の壁面に吸盤式を取り付けようと思います。
こんなデコボコの外壁に吸盤を付けることが出来るのでしょうか。
タープ用の吸盤は強力吸盤フックによくある、押えてからレバーでさらに吸引するタイプです。
指で押えてある黒い小さなレバーを倒す事で、より強い吸盤効果が出ます。
一般的な吸盤よりも引っ張りが強そうなので、ピタッ!とPeelは多めに塗りました。
ベランダで脚立に乗って作業するのは転落の恐れがあり非常に危険な作業ですので、作業は出来るだけ建物側で、安全には充分注意して下さいね。
2個目を取り付けようとしたら、1個目が外れました。
フックが大きめで重かったのと8月で暑いのもあったからでしょうか。
養生テープで補強しました。明日まで持つでしょうか。
また落ちていたらやり直しですが、ピタッ!とPeelは剥がせる接着剤なのでやり直してもきれいにできるはずです。
他にもいろいろ使ってみました。
ちょっと見えにくいですが、前回取り付けたエアコン室外機断熱カバーの後ろの壁に2個付けてみました。
エアコン室外機カバーについては、前回のヒントマガジンで取り付け方等を詳しくご紹介していますのでぜひご参考に。
さてここからは翌日です。
養生テープで押えたタープ用フックですが、養生テープは外れかけていたものの、フック自体はくっついていました。
よかったよかった。
タープをかけて、ちょっとひねったりしましたが大丈夫の様です。
これからの台風シーズンとまだまだ続く暑さを乗り越えて、ひと夏持つかどうかを見守っていきたいと思います。
もちろん台風の時にはタープは外します。
室外機の後ろにはジョウロと水やり用の霧吹きを引っかけてみました。
外壁に吸盤フックが付くなんて、長年DIYに関わってきて初めての経験です!
びっくりと言うより何だか不思議な感じです。
次にSTEP③の「はみ出た部分を取り除く」の検証をやってみます。
まずこの外壁の吸盤のはみ出しを取り除いてみます。
吸盤ごとめくらないように慎重にはみ出た部分だけを剥がしていきます、まわりのはみ出た部分だけきれいに取ることができました。
台所のタイルの所も吸盤からはみ出した部分を取り除いておきましょう。
でも何故かこちらははみ出た部分が取りにくくて、無理に取ろうとすると吸盤ごと外れそうです。
写真では分かりにくいですが、端っこの方が壁から吸盤が浮いています。
別の場所に付けた新品の吸盤フックははみ出した部分がきれいに取れたのですが。
古い吸盤だとどうしてきれいに取れないのか考えてみて、自由研究風にまとめてみました。
はみ出た部分が取りにくい場合は無理に取らない方がいいと思います。
塗る量が多すぎたのかもしれませんが、少なすぎるとピタッ!とPeelの効果が弱くなるので、はみ出るくらいの方がいいと思います。
そのまた翌日「きれいにはがせる」ピタッ!とPeelの特徴を検証してみました。
吸盤自体を、吸盤の端っこからめくるようにしてはがすときれいに取れました。壁の方にピタッ!とPeelが残っています。
指でこすると壁からきれいに取れました。跡は全く付いていませんが、まだ2日ですからね。
もう一度貼り付けて1年後位に再度検証してみようと思います。
楽しくなってきたのでこんなものにも吸盤フックを取り付けてみました。
リモコンとメガネケースとノートです。
さすがに紙に使うと、はみ出した部分をめくった所に跡が付きました。もちろん紙にもよるのでしょうが、紙に接着してきれいにめくれるのはすごい。
洗面台の下にもつけてみました。ここは吸盤がつきにくいですがピタッ!とPeelを使えば大丈夫のようです。
地味に便利になりました。
こんなガラスにも吸盤フックを取り付けることができました。
「わざわざ吸盤じゃなくても普通の両面テープ型の粘着フックでいいのではないか?」 と言う考えもありますが、それはそれ。本人が楽しいからいいんです。
楽しくてほとんど使っちゃいました。
湿気で硬化する接着剤のため、一度開封してしまうとフタをしていても徐々に硬化してしまいます。
少しでも硬化を遅らせるためフタをする際のちょっとしたコツをご紹介します。
他の接着剤を保管するときにも役立ちますのでぜひ御覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=Gd9gLQdpzvY&authuser=0
(YouTubeに移動します。再生時間約37秒)
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
暑い日が続きますので皆様ご自愛ください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
過去の【梅田店】ツクル・ナオスのお悩み解決商店のブログはこちらです。