【連載vol.10】定番モノは文具沼への入り口 〜テレワークで便利なアイテムを紹介したかった編〜

この連載は、文具沼にハマった事務用品バイヤーの大瀬が、あなたを深い深い文具沼へと誘(いざな)う物語。今回のテーマは、これからの時代でますます注目を集める"テレワーク"。ご多分にもれずテレワークを導入している大瀬バイヤーに、テレワークでこそ活躍するおすすめのアイテムを聞いてみるつもりだったのですが、その結末は意外な方向に進み...。

ザ・定番のノートに超人気のペンを活用する大瀬バイヤー

―大瀬さんこんにちは、ずっとテレワークだったのでこうしてお会いするのはお久しぶりですね。お元気でしたか?

大瀬:ええ、健やかに過ごしておりました。

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事務用品バイヤーの大瀬。妖怪が好き。

―それはよかったです。さて、今回のテーマは"テレワーク"ということで、大瀬さんにはテレワークが捗るおすすめアイテムを教えていただければと思います!定番文具がテーマな割に、新しいトレンドものにも結構食いつく大瀬さんなら、きっとテレワークに便利な最新文具を知っているだろうなと思いまして。

大瀬:ふむ、なるほど。

―大瀬さんはテレワークで何か不便だったことなどはありましたか?

大瀬:そう大きな不便はなかったように思います。

―それなら安心だ!では早速おすすめの文具を教えていただけますか?

大瀬:わかりました、では私がテレワークで活用していた三種の神器を紹介するとしましょう。

―三種の...神器...!ぜひお願いします!

大瀬:まずはこちらのペンたちです。

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左:ぺんてる エナージェル インフリー 200円+税
右:三菱鉛筆 ジェットストリーム エッジ 1,000円+税

―〈エナージェル〉に〈ジェットストリーム エッジ〉...!どちらもかつてメーカーの担当者様にお話をうかがいに行ったこともある、超優秀なペンじゃないですか...!

〈ジェットストリーム エッジ〉の開発秘話はこちら
【連載vol.9】定番モノは文具沼への入り口 〜三菱鉛筆さんのペンへのこだわり編〜>>
〈エナージェル インフリー〉の開発秘話はこちら
【連載vol.7】定番モノは文具沼への入り口 〜ぺんてるさんとお手製年賀状を渡しあってきた編〜>>

大瀬:ええ、どちらのペンにも絶大な信頼を寄せております。

―この2本はどのようにして使い分けているのですか?

大瀬:自分の担当商品売上の記録やお取引先さまとの商談内容をノートにまとめているのですが、基本的には〈ジェットストリーム エッジ〉を使っています。ボール径0.28ミリという細さの限界を実現しているので、ノートの細かなところまでぎっしり書けますし、それでいてペン先が強いのが個人的にありがたい。私は筆圧がかなり強いので、他の極細ペンだとよくペン先をグネリと曲げてしまうのですがこれはそういったことがなく、とても快適です。

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―すごくびっしり書かれていますね。ちなみにノートは何を使っていらっしゃるのですか?

大瀬:〈キャンパスノート〉です。これが三種の神器の2つ目。

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コクヨ キャンパスドット罫ノート B6 各120円+税

―まさに定番中の定番ですね。...って、サイズはB6なんですか?これだけびっしり書くんだったらもっと大きめサイズにすればいいのに...。

大瀬:このくらいのサイズの方が持ち運びしやすくてよいんですよ。

―ああー、なるほど。携帯性というのもテレワークでの文具選びの一つのポイントかもしれませんね。

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自身が担当する文具のジャンル(「事務用品」と「カレンダー」)ごとにノートを使い分けているらしい。絵本作家のヨシタケシンスケさんのメモをセロテープでノートに貼ってアレンジ。

左:PHP研究所 メモ帳「こちらをごらんください」380円+税
右:PHP研究所 メモ帳「伝えたいことがあります」380円+税
※一部店舗でのお取り扱いです

大瀬:左様。して、先の話に戻りますと、通常の筆記は〈ジェットストリーム エッジ〉を活用し、〈エナージェル〉は売上記録の数字の部分だけに活用するなど、重要な部分のピンポイントづかいをしています。

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―なるほど。定番のノートに超人気のペン...。大瀬さんらしいチョイスですね...!

大瀬:"らしさ"...。なるほど、人の個性は周囲の者こそよく見えることもあるということですね。

―あ、はい。(ちょっとよくわからないけど...。)

非常時の心の持ち方を説く大瀬バイヤー

大瀬:さて、3つ目のアイテムはこれらのふせんたちです。

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①ばけこもの ブロックメモ 各380円+税
②3M ポスト・イット® ノート 各310円+税
③ばけこもの 妖怪ふせん 各380円+税
※①③は一部店舗でのお取り扱いです

―ふせんだけでも色々ありますね。これらもペンやノートと同じように用途に合わせて使い分けているのですか?

大瀬:〈ポスト・イット®〉のスタンダードなふせんはノートに貼って使っています。ただのメモはイエローに、急を要することはピンクに書いて管理しています。

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―イエローよりピンクの方が多いじゃないですか。そんなに急を要することばかりに追われているんですか?

大瀬:むう...。現代は時の経過が早いゆえ...。

―その他のふせんはどう使っているんですか...?あと、どれも独特なデザインですね...。妖怪...?

大瀬:それらのふせんはほんとにちょっとしたメモ書きや、社内での業務連絡などのやりとりに使っています。どれも妖怪デザインなのは、好きだからです。妖怪が。

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ページごとにさまざまな妖怪やお化けが登場するのが大瀬バイヤーのお気に入りポイント。

―以前はメジェド様のふせんも使ってましたけど、大瀬さんはちょっと変わったものが好きなのですね。

メジェド様愛を語る大瀬バイヤーの記事はこちら
【連載vol.1】定番モノは文具沼への入り口 〜バイヤーお気に入りの文具をご紹介編〜>>

大瀬:定番ものも好きですが、そこから大きく視点が離れたものもまた好きなのです。定番もそうでないものも、どちらもそれぞれに魅力があるから文具は面白いですね。

―以上が三種の神器ですね、ありがとうございます。しかしその...、とても申し上げにくいことなのですが、これらはテレワークにおすすめなアイテムなのですかね...?もっとこう、テレワークに特化したようなものかと思っていたのですが...。

大瀬:非常時の時こそ平常心。

―...え?

大瀬:これまでずっとオフィスで働いてきた方々にとって、テレワークは非常時と言えるでしょう。そこで、非常時だからと言って普段とは違う行動を取る人に限って、あまりよい結果を生み出しません。映画などでもよくあるでしょう。ピンチの時にすぐ慌てふためいて動き回る人が真っ先に犠牲者となってしまうことが。つまり、テレワークだからといってすぐに新しい何かを取り入れるとあまり満足のいかない結果になる可能性が高いと思うのです。結局は、いつも使っている愛用品を使い続けるのがよかったりするのではないでしょうか。

―な、なるほど...!すみません、ちょっと気分が舞い上がっちゃってたかもしれません...。

大瀬:もちろん、冷静にじっくり考えた上で、テレワークに合わせて新しいものを取り入れるのはよいと思います。大切なのは、本当に必要なものは何かと考えることだと思いますよ。その方がきっと、満足のゆくお買い物ができると思いますから。

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大瀬流、身体と心のコリを退治する極意

大瀬:さて、4つ目は...。

―三種の神器って言ってたのに普通に4つ目もあるんですね。

大瀬:...こちらです。

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ハズキルーペ 10,167円+税

―あ、〈ハズキルーペ〉...!

大瀬:ずっとパソコンやノートを見ていて目が疲れた時に使います。メガネをしている上からも使えるので便利なのですよ。

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―なるほど。自宅でノートPCばかり見てると確かに目の疲れがひどくなってきますもんね。

大瀬:あとは、ちょっと気分転換をしたい時にとても役立ってくれるのがこちらです。

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はにわ型指サック はにさっく 450円+税
※8月下旬より順次入荷予定

―ハニワ...。これは何ですか?

大瀬:指サックです。

―指サック...。ええと、指サックって、指にはめてノートなどをめくりやすくするものですよね。それがどう気分転換に役立つんですか...?

大瀬:私は指サックとしてはあまり使ってなくて、主にこうやって使っています。

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―ひ...引っ張ってる...!

大瀬:なんとも言えない顔のハニワがうにょりうにょりと伸びる様(さま)を見ていると楽しくなってくるのです。

―この使い方はありなんだろうか...。

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他にも眼のトレーニングメソッドなども教えてくれたり、愛用のタンブラーを見せてくれた大瀬バイヤー。

―...おすすめアイテムは以上ですか。色々とたくさん教えていただきありがとうございます。

大瀬:礼には及びません。ではせっかくですから、最後にとっておきの心身リフレッシュ術をご披露いたしましょう。

―とっておきの...心身リフレッシュ術...!一体どんなアイテムを使うんですか...!?

大瀬:木刀です。

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―え?

大瀬:疲れがたまった時は思い切り剣を振りかぶるのが一番。肩も存分に動きますし、ストレスをその名の通り一刀両断できるのです。皆様もぜひ、身体と心に疲れがたまったら、何も考えずに木刀を振りかぶってみてください。きっと何もかも木っ端微塵にできるはずですよ。

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―な、なるほど...。絶妙に参考にしにくい方法をありがとうございます...。

大瀬:ふふっふっふっふっふ...。テレワークという、今まであまりしてこなかった働き方をしていると、どうしても見えない疲れがたまってしまうもの。ですので、ご自宅にいるからこそ、こまめに休憩を取りながらお過ごしいただければと思います。

おわりに

ハンズ歴29年の大ベテラン、大瀬が、定番の事務用品を始め、さまざまな文具の魅力に迫る連載記事。久々の回となる第十回は、テレワークにおすすめな、もとい、テレワークでもそうでない時もおすすめなアイテムをご紹介しました!そして次回は、今回の記事で出てきたはにわ指サックのことをまさかの深掘り!乞うご期待!

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